ミスボド 2019.02.02

ゴー ゴー エスキモー Go Go Eskimo
(説明 5分 プレイ時間 各40−45分)
GoGoEskimo-Box.JPG「ゴーゴーエスキモー」はフィンランドのタクティックから2018年に出版された、3人から6人まで遊べるファミリーゲームです。6つのエスキモーのコマをつかって魚や貝を獲得していって得点となるコインを得るのが目的です。箱の蓋を通して6色のうち4色のエスキモーのコマが見えるようになっています。

GoGoEskimo-Eskimos.JPG6色のエスキモーのコマと北極熊のコマは木製でエスキモーは全員表情が異なり、フードにもファーのふわふわが付いていて凝っています。ボードにはエスキモーの色に対応した6本の経路が描かれており、スタート地点はボードの周囲のテント、ゴールはボードの中央の市場です。それぞれの経路の脇には、はめ込み式の立体的な氷山があります。6色のエスキモーは共用で、プレイヤー人数に関わらず、すべてを使います。カードはエスキモーの色に対応した6スート各9枚の計54枚で、カードの数値は1、2、3がそれぞれ4、3、2枚あり、数値1のカードの半分(つまり4枚中2枚)には北極熊のシンボルが付いています。目的となる魚トークンは計24枚あり、3色の魚が6枚ずつ(1、2、2、3、3、4)とどの色の代わりにもなる貝が6枚(1、1、1、2、2、2)という構成です。魚の色に対応した3枚の決算トークンは各プレイヤーに配られます。

GoGoEskimo-Cards.JPGゲームは3ラウンド制です。24枚の魚トークンを裏向きにしてよくシャッフルし、氷穴のマス(濃い青色のマス)にランダムに配置してから、表向きにします。つまり、各エスキモーの経路に4枚ずつ置かれることになります。そして、各プレイヤーに6枚ずつカードを配り、北極熊とコイン2枚を市場に置いたらラウンド開始です。

手番ではカードをプレイして、対応する色のエスキモーをその歩数だけ進めます。同色同数字ならば一度に複数枚を出すことができます。進んだ途中や進んだ先のマスにある魚トークンをすべて獲得し、表向きにして自分の前に置いておきます。その後、使った枚数だけカードを補充します。山札が尽きても捨て札のリシャッフルはせずに、手札だけで続けます。

GoGoEskimo-Board.JPG北極熊のシンボルが付いているカードを出したら、エスキモーを動かす前に北極熊をどこかの氷山の上に動かします。同じ氷山にとどまることはできません。6つの氷山は6本のエスキモーの経路に対応しており、白熊が睨んでいる間は、そのエスキモーを動かすようなカードも出すことができません。間違えて出したら、最も魚の数が多いトークンを捨てて手番をやり直すことになっています。(なお、北極熊のシンボルが付いたカードは出せると思います。もし手札がすべて出せないカードの時はどうするかについては書かれていませんが、ほぼ起こらないシチュエーションなので問題ない気がします)

GoGoEskimo-Tokens.JPGいずれかのエスキモーがゴールについたらラウンド終了です。ゴールさせたプレイヤーはそこに置かれているコイン2枚を獲得します。その後、全員どの色の魚を決算するかを決めて、魚の数だけコインを得ます。貝はどの魚としても扱います。対応する色の決算トークンを捨てます。つまり毎ラウンド、異なる色の魚を決算しなければならないのです。

GoGoEskimo20190202-1.JPGこのゲームの面白いところは、カードの合計数値とエスキモーの経路がどちらも16だということです。つまり、エスキモーをゴールさせてラウンドを終わらせるにはその色のすべてのカードが出なければならないのです。よって、後半は誰がどのカードを持っているのかなどが、少しだけわかるようになってきます。また毎回異なる色の魚を決算しなければならないので、3人や6人よりも4人や5人の方が、不均等になって面白いと思います。

クニツィアのゲームとしてはファミリーゲーム寄りですが、各経路の石の配置が異なるのは「ケルト」みたいだし、カードの出し方は「エスカレーション」、全員ですべてのエスキモーを動かしていくのは「はちみつくまさん」と、クニツィアらしさが随所にちりばめられています。

GoGoEskimo20190202-2.JPGこの日は4人と5人で1回ずつ、(2戦目は「黄河と長江」のあとで)計2回も遊んでしまいました。5人よりは4人の方がコントロールが効くと思います。最初遊んだときのぼやけた印象とは異なり、わかってくるとなかなかよくできているゲームだと感じるようになりました。コンポーネントも素晴らしいし、タクティックのクニツィアのゲームでは一番好きかもしれません。ただ、なにしろ北欧なので発行部数が少なく、そのうち消えてしまいそうです。その前にリメイクされると良いなあと思います。

結果
1戦目:河原 32、自分 29、豆田ウヴェ豆介 23、キャプテンワーカーマン 19
2戦目:ナカタ 25、カヤ 24、風来の道化師 23、ひぐたか 18、自分 16



漫画会 Manga Kai
(プレイ時間 5分)
MangaKai20190202.JPG「漫画会」は「ピット」や「ウィードル」のような、リアルタイムのカード交換ゲームです。面白いのはカードの両面が同じであること。これによって誰が何を持っているかがわかります。もちろんルールとして隠すことも認められていますが、リアルタイムでスムースに交渉を進めていくにはお互いのカードが見えていた方が、都合が良いでしょう。こうして、それぞれのカードを一定枚数獲得すると、テーブルに並んでいるボーナスカードを得られます。そして、もうこれ以上得点を伸ばせないと思ったら「終了」と言います。「終了」と言っているプレイヤーが半数以上になったらあと45秒(砂時計1回分)で終了です。

そんなに悪くないと思ったのですが、みんなからはあまり好評ではありませんでした。もしかしたらルールが少し違うのかもしれません。

結果:河原 20、笹親父 18、風来の道化師 18、カヤ 16、一味 14、豆田ウヴェ豆介 14、キャプテンワーカーマン 14、自分 13



空手トマト Karate Tomate
(プレイ時間 20分)
KarateTomate.JPG初めて「空手トマト」を最大可能な10人で遊びました。予想通り10人でもまったく面白さがそがれることはなく、もしかしたら一番面白いプレイ人数かもしれません。ちょっと6ニムトの10人プレイみたいですね。これで3、4、5、6、7、9、10人で遊んだことになります。あとは8人プレイをすればコンプリートです。

結果:道化師 13(3)、自分 11(2)、キャプテンワーカーマン 9(2)、豆田ウヴェ豆介 8(2)、河原 7(5)、一味 6(4)、笹親父 5(2)、カヤ 13(1脱落)、ぺ 8(1脱落)、A 2(1脱落)



バンパイア Vampire (グループSNE版)
(プレイ時間 30分)
Vampire20190202.JPG前回3人で遊んで、ちょっと消化不良だった「バンパイア」です。今回は5人で遊びました。各スートシンボルが21個あるので、5人だとシンボル4個でも問題ないかもしれません。ひょっとしたら3個だってうまくいくかもしれないのです。今回は、みんなディフェンシブにカードを貯めてからのメルドを行っていたのですが、慣れてくるともう少し攻撃的になるのではと思います。カード構成(シンボル1が11枚と2が5枚で計21シンボルある)と各プレイヤーの平均獲得シンボル数を最初に説明する方が良いかもしれません。このあたりは「イッツマイン」の平均獲得カード枚数に通じるものがあります。

結果:自分 27、風来の道化師 22、一味 21、河原 19、カヤ 18



黄河と長江 Yellow & Yangtze
(説明 20分 プレイ時間 60分)
Yellow&Yangtze20190202.JPG先日遊んだ「黄河と長江」を再び遊びました。さすがに続けて遊ぶとルールの理解が深まります。みんなには「チグリスユーフラテス」よりも好評だったみたいです。前回の反省を踏まえて、黒のモニュメントを早めに制覇し、様々なタイルの特性をフルに活用して進めました。チグリスユーフラテスと違って、外部戦争は国対国なので、なるべく指導者をひとつの国で固めた方がよいのですが、うまく不在の指導者を利用すれば平和的に自分の国同士を合併できます。このあたりはなかなか面白いですね。今回はカヤさんと第3タイブレークで決着がつき、僅差の1点差で勝ちました。

結果:自分 9−10−10−11、カヤ 9−10−10−10、一味 5−7−8−8、風来の道化師 2−6−9−10



クオ ヴァディス Quo Vadis? (メイフェア版 オプショナルルール)
(プレイ時間 40分)
QuoVadis20190202.JPG前回遊んだ「クオヴァディス」を特殊カウンターを使用したルールで遊びました。手番はこれまで、自分のコマを新たに置く、自分のコマを進める、カエサルを動かす、の3択だったのですが、特殊タイルを取る、という4つめの選択肢ができました。特殊タイルは5種7枚あり、裏向きのままランダムに1枚取って表にして自分の前に置きます。使ったら、また裏向きにして戻して混ぜるのです。特殊タイルは以下のものがあります。

官僚制度(紫):カエサルトークンのようにボードに置かれる。これが置かれている間は、完全にブロックされる。カエサルが同じところに動かされることで、解除される。
SPQR(赤):投票時にプレイし、投票を無条件で成立させる。
カエサルの援助(赤2枚):投票時にプレイし、1票分になる。ただし1点のローレルはもらえない。
カエサルの冷遇(赤2枚):投票時にプレイし、マイナス1票分になる。
カエサルのジレンマ(赤):カエサルの援助、またはカエサルの冷遇のどちらかとして使える。

積極的に取るという感じではなく、自分に取るべき良い手がないときにタイルを取るということが多いと思います。難しいのがカエサルの冷遇で、現在の票数から1つ差し引けるのですが、ギークのフォーラムによれば、使った後はやはり同じディールを試してはいけないそうです。まあそれはそうですよね。特殊タイルによってあらたな手筋が増えたと言えないこともないですが、ピュアな「クオヴァディス」を楽しむには不要かもしれません。でももう一度くらい試してみたいです。

結果:カヤ 22、ひぐたか 20、河原 18、ナカタ 17、自分 15

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