ゲームカフェぶんぶん 2018.08.22

マメじゃないよ Nicht die Bohne!
(プレイ時間 25分)
NichtDieBohne20180822.JPG思ったよりも人数が多くなりそうだったので持参しておいた「マメじゃないよ」です。みんなに、これはただのマルチだ(マルチプレイヤーゲーム、つまり仕事の比重が大きいゲーム)と言われたのですが、やはりそうだったのかもしれません。カジュアルに遊ぶには悪くないのですが、そういう仕掛けがあまりありませんね。そういう意味では、出すのが難しいゲームです。取ったカードを非公開にした方が良いのかもしれませんが、それだとさらに考えるきっかけがなくなってしまいそうです。

結果:フジマキ 60、シミーズ 60、名人 24、一味 20、自分 −17



神々のダービー Divinity Derby
(説明 20分 プレイ時間 105分)
DivinityDerby20180822-1.JPG「大勝負」のリメイクということらしいのですが、「大勝負」自体を遊んだ記憶がないのでおそらく初めてです。手札を隣のプレイヤーとシェアするというのが最大の特徴です。左右、それぞれ隣りのプレイヤーとのあいだにカードスタンドを置き、そこに配られた手札を挿していきます。手番には左右それぞれのスタンドから1枚ずつ合計2枚プレイするのです。このシステムは面白いですね。

DivinityDerby20180822-2.JPGゲーム自体は神々のレースで誰が勝者、敗者、脱落かを予想するゲームで、各自、裏向きにした予想カード3枚の上に、それぞれどの神かを示すチップを置いて、予想するのです。カードはほとんどが「上位1−3位」などと勝つ予想なのですが、そうでないものもあるのでそのプレイヤーが応援しているのかどうかは定かではありません。手札はそれぞれの神を何マス進めるかが上下2通り書かれており、左右から選んだ2枚では必ず1枚は上の高い数字、もう1枚は下の低い数字を選ぶのです。これによって進めたい神、進めたくない神を少しだけコントロールできます。さらにズルをすると神を余計に進めることができますが、ズルしたカードは別のところに捨てられて、レースの最後に発覚すると失格になります。

どれかの神がゴールを越えたら終了。ズルしたカードには中立カードが2枚あり、それとよくシャッフルして2枚公開します。この2枚が失格というわけで、ズルをすればするほど発覚しやすくなっているのがシンプルながら面白いですね。

2ラウンド目まではシミーズさんがかなりリードしていましたが、最終ラウンドで7点を2つ当てて逆転勝利。

結果:自分 32、シミーズ 27、フジマキ 24、名人 22、一味 15



キャベツ鑑定 Cabbage Inspectors
(プレイ時間 40分)
CabbageInspectors20180822.JPGこの日の最大の傑作です。髑髏と薔薇と競りを混ぜたというゲームです。各プレイヤーはまったく同じ構成の5枚のカードを受け取り、それをよくシャッフルして自分の前に裏向きに1列に並べます。ちょっとタイムボムのセットアップみたいですが、自分だけはどこにどのカードがあるかをいつでも見ることができます。ゲームは5ラウンド行われ、列の1番左のカードから1ラウンド目、2ラウンド目、と対応しています。最初の持ち金は200です。まず誰が鑑定師になるかを競ります。オーソドックスな何巡もする手番巡競りでハードパスです。競り落としたプレイヤーは銀行にその金額を払い、ここから髑髏と薔薇のように、他のプレイヤーの一番上のカードを開けていきます。マイナスだと悪いキャベツということで、そのプレイヤーから書かれた金額を受け取れます。プラスだと良いキャベツなのに鑑定をしたということで、書かれた金額をそのプレイヤーに支払います。これを、好きなだけ繰り返して終了です。つまり5人プレイなら最大4枚めくれるわけです。プラスよりもマイナスが多いので、収入がありそうなものですが、プラス20と書かれたカードをめくってしまうとそれ以上めくれない、というのがよく効いています。面白いのは後半はどんどん残りのカードが推理できることです。これにより、競りが熱くなります。

今回は第4ラウンドで鑑定師の資格を38で競り落としたものの、シミーズさんのキャベツ+10(10支払い)、そしてフジマキさんの+20(20支払い)でそれ以上めくれなくなってしまい、68の大損でした。みんなに騙された! でも楽しいゲームです。また遊びたい。

結果:フジマキ 204、シミーズ 188、自分 105、名人 98、一味 68

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