ハマグリ 2018.02.25

横浜・鶴ケ峰でのゲーム会「ハマグリ」に参加しました。



宝石の煌めき Splendor + 都市 Die Städte von Splendor
(プレイ時間 45分)
Splendor20180225.JPG初めて遊ぶ「宝石の煌めき」の拡張セット入りです。これには4種類の拡張セットが含まれており、そのうち「都市」という拡張セットを使いました。貴族タイルを使わず、代わりに都市タイルを使います。都市タイルには必要な宝石カードの組み合わせとそのタイルを得るために必要な得点が書かれています。誰かが都市タイルを獲得したら、そのラウンドでゲーム終了です。そのとき都市タイルを持っていないと脱落で、持っているプレイヤーの中で最も得点の多いプレイヤーの勝利です。これはつまり、都市タイルを誰かが獲得したのと同じラウンドで獲得しなければ脱落決定ということで、とにかく最低限の都市タイルを満たすカードの組み合わせと最低限の得点を取ってゲームを終わらせるのが有利に思えます。今回は、その辺りを把握していたNazo9xさんが唯一年カードを手に入れて勝利。自分とOptionさんは脱落です。この脱落ルールのせいで、プレイ幅が狭くなってしまったのではと心配です。

結果:Nazo9x 11、自分 (13)、Option (10)



フェイスカード Facecards
(プレイ時間 45分)
Facecards20180225.JPGミヨさん持ち込みの変わったパーティーゲームで、あとで調べたらコロヴィーニが作者でした。様々な人の顔写真、動物の顔写真、そして顔に見える無機物の写真がカードになっており、各自手札から似ていると思う2枚を選びます。1枚は裏向きに場に出し、それら場に出されたカードはダミーの1枚を加えてよくシャッフルし、表向きに場に並べます。そして、もう1枚を一斉に公開し、一人ずつどのカード同士がペアなのかを当てるのです。初め聞いた時は荒唐無稽なゲームだと思いますが、3ラウンド目くらいから徐々に面白さがわかってきました。正解を選んでも選ばれても得点になり、さらに異なるカテゴリー(人、動物、無機物)のペアだと得点は倍です。なので他のプレイヤーの手元のカードを見てどれを似ていると判断したのかを、そのプレイヤーの性格も踏まえて考えなければならないのです。本来は7人までらしいのですが、8人でも問題なく遊べました。人数増えるほど難易度は上がりますが、面白いと思います。ちょっと欲しい。

結果:名人 10(勝利)



チグリス ユーフラテス Euphrat & Tigris (ホビージャパン版)
(説明 30分 プレイ時間 65分)
Euphrat&Tigris20180225.JPG「チグリスユーフラテス」を遊んでみたいというプレイヤーが集まったので、久し振りに遊びました。説明をしていると、これまでルールを間違えて遊んでいたというプレイヤーがおり、聞いてみるとその内容にびっくり。紛争(反乱と戦争)をなんとタイルの握り(同時競り)で解決していたというのです。攻撃、防御の順の1巡競りとは大違いです。さらに国同士を指導者で繋げていたりとびっくりすることだらけです。でもルールが直感的ではない部分も多いので(でも過不足ないルールなのですが)仕方ないかもしてません。

初期手札が黒のタイルばかりだったので、とりあえず黒を確保しに行きます。川の合流点に青黒のモニュメントを立てよう(そうすれば黒の戦力が減らないので)と目論んでいましたが、青のタイルは全く来ません。手札は赤と黒のタイルばかりで、さらに簡単に財宝を取られないようにと緑の指導者を動かしたりと、誰かが極端に有利にならないようにバランスをとることばかりしており、おそらく前半はずっと最下位でした。

他人の黒タイルをつかって青黒のモニュメントを建て、とりあえず不足していた青が入り始めます。緑はモニュメントが建つ気配もないし(建築された3つのモニュメントはどれも緑がない)、どこかの緑を横取りして戦争でも仕掛けるか、と思っていたら、偶然にもそのチャンスが転がり込んできました。首尾よく分断され孤立した緑タイルを拠点として指導者を置きます。手札にも緑が多くなってきたので、あとは誰かが緑で攻めてくれるのを待つだけです。数手番のあいだ、誰も攻めてくれないので、そろそろ自分から攻めに行こうと思っていた矢先に攻められて緑を大量得点。これで一安心です。さらにモニュメントだけが残っている廃墟にうまく滑り込むことができました。結果はギリギリ勝利。勝ったのが信じられないです。(写真は終局図)

結果:自分 5−6−7−11、Option 5−5−7−9、じろう 5−5−7−8、せりや 4−5−6−7



ラー Ra (ウインドライダーゲームズ版)
(説明 15分 プレイ時間 60分)
Ra20180225.JPGここ1−2年の間に出版されたウインドライダーゲームズのラーです。ユーロクラシックというロゴも入っており、この版を遊んでみたかったのですが、ようやくチャンスが巡ってきました。少し大きめのタイルは、初見では絵柄が分かりづらいように思えたのですが、慣れてくるとさほど問題はなく、結構渋い絵柄に愛着も湧いてきます。太陽タイルが厚紙になってしまったのは残念ですが、ラートークンは造形も細かくて良い感じです。プレアビリティーの面では今ひとつです。ボード上に得点方式やタイルの内訳がなく、代わりに各プレイヤーにサマリーがついてくるのは良いのですが、タイルの内訳はサマリーにも書かれておらず、結局、説明書を見ないとわからないというのは残念です。付属のタイル袋は格好が良いのですが、自分は袋は使わない派なので、テーブル上に全部タイルを出してしまいました(袋を使うと手番が長いのでそうしてます。詳しくはここ)。

せりやさんと自分以外は初プレイの5人プレイです。終始、出遅れた展開で1ラウンド目で無理してでもファラオを競り落とせばよかったと後悔しました。当たり前なのですが、5人だと1人当たりのタイル枚数は少なくなるので、3人や4人とはラーを宣言するべきタイミングが異なります。最後までタイルが2枚くらいしかなく、ようやく少しだけモニュメントが集まったと思ったらゲームオーバーで最下位でした。得点は六道さんとOptionさんが同点1位でしたが、太陽タイルの16を持っていた六道さんがタイブレークで勝利。

結果:六道 36(勝利)、Option 36、せりや 22、じろう 19、自分 18

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