ゲームカフェぶんぶん 2017.10.16

エッセンへ出発の前日、ブルームーンを中心に幾つかゲームを遊びました。



ブルームーン Blue Moon
(プレイ時間 80分)
BlueMoon20171016-1.JPG単一種族総当たり戦の第69戦はミミックス対ピラーです。時間の関係で逆の対戦(ピラー対ミミックス)はできませんでしたが、非常に白熱した戦いになりました。ミミックスのピラーに対するキーカードは Mimix28「催眠の振動音 - あなたはブースターカードをプレイできない」とMimix29「恐怖の聖歌 - もし私が撤退したら、あなたはドラゴンを1匹少なく引き寄せる」の2枚です。これらは Mimix31「冥府の霊 召喚 - 今、私は捨札からカードを1枚選んで公開し、手札に加えることができる」で意図的に回収して2回使う価値があります。

BlueMoon20171016-2.JPG1ディール目は山札からカードを得る Mimix18「生贄の呪術師」とMimix19「運命の呪術師」が最後まで残ってしまい、ドラゴン1匹を取られたまま敗北。これらはすべて攻撃力が2-2なので、後手番だと出させてもらえずに残ってしまうのです。使えるときに惜しまずに使うべきでしょう。また、場合によってはイモムシの条件を満たすために捨ててしまっても良いと思います。これで0対2。

BlueMoon20171016-3.JPG2ディール目では Mimix18「生贄の呪術師 - 私の手番終了フェイズに、私は山札からカードを3枚までめくって公開し、その中から1枚を捨てて、残りを手札に加える事ができる」を使って3枚めくると、Mimix04「浄土の乙女」という1-6のキャラクター、Mimix25「降り注ぐ矢」という2-1のブースター、そしてMimix29「恐怖の聖歌」(前述)の3枚で、かなり迷いましたが、「降り注ぐ矢」を捨てたのは正解でした。ピラー相手では残りの2枚のほうが明らかに有効です。今度はこちらが2点の勝利です。これで2対2。

BlueMoon20171016-4.JPG3ディール目、はキーカードであるMimix28「催眠の振動音」とMimix29「恐怖の聖歌」を組み合わせて炎で12という攻撃が決まって快勝。これらのカードが再利用できると嬉しいですね。ただ、最後にはこちらがカード不足になり、最終的には2点勝ちで、4対2。


BlueMoon20171016-5.JPG4ディール目は、序盤からペアが揃っており、うまく攻撃が決まって、終盤にサドンデス勝利。これで8対2で規定点の5点を獲得して勝利です。この組み合わせは、実は先日の月の会で偶然にも遊んでおり、そのときはすべてピラーが勝利したので、おそらく負けるのではと思っていたのですが、ミミックスで勝利できて嬉しい限りです。

次回はこの逆のピラー対ミミックスです。

結果
第69戦:自分(ミミックス) 8(0+2+2+4x)、キノ(ピラー) 2(2+0+0+0)



クイック Quick
(説明 5分 プレイ時間 各5分)
Quick20171016.JPG「クイック」は1992年のアバクスの白箱シリーズのひとつで、元は1967年の「ウオッチ Watch」というゲームらしいです。相手を詰めたら勝ちという明快なゲームで、ひとりがボードでのトークンの配置を決めて、もうひとりが最初に手番を行います。ボードは5x5から角が1つかけてそれが別のところにくっついたという奇妙な形の25マスのボードです。これらを25個のトークンで埋めます。トークンは8色ほどあり、それぞれ1-4枚あります。その後、後手のプレイヤーがまずボードの好きなトークンの上に自分のコマを置き、先手は後手に八方に隣接するトークンや同色のトークン以外のどこかに自分のコマを置いてスタートです。

手番には縦横に次にトークンがある場所に動かし、元にいたところのトークンを除去するだけです。このとき、相手の場所に動かしたり、相手と同じ色のトークンの上に動かせば勝利です。なんともシンプルですが、なかなか面白いです。このボードの形がどうしてこうなったのか不思議ですね。また、今回は全て後手勝ち(最初に自分のコマを置いた方の勝ち)でしたが、先手も慣れればよいトークンの配置などがあるのかもしれません。

結果
1戦目:自分 勝利、キノ* 敗北
2戦目:キノ 勝利、自分* 敗北
3戦目:自分 勝利、キノ* 敗北
4戦目:キノ 勝利、自分* 敗北



バトルライン Battle Line (ロランドリベンジ版)
(プレイ時間 10分)
BattleLine20171016.JPGちょっと話題になっている限定版のバトルラインです。バリアントでフラッグに当たるカードにも特殊能力があり、それらをゲーム前に交互にドラフトして配置することができるようです。普段からキノさんも自分も「ショッテントッテン」しか遊んでいないので、今回は「初版ショッテントッテン」ルールで遊びました。つまり使用カードは1-9のみの54枚で戦術カードなし。そして宣言は手番の終わりです。

相変わらず悩ましいゲームです。2人とも3連勝ちを狙っていて、数手の差で自分が先に勝利。かなりどきどきしました。絵柄は雰囲気もあって良いのですが、スートが2色の旗になっているという凝り方でかえってわかりづらいのは少々残念です。今度はこの版独自のルールを加えて遊びたいものです。

結果:自分* 勝利、キノ 敗北



クアルト Quarto!
(プレイ時間 各5-10分)
Quarto20171016.JPG90年代に所有していて当時はよく遊んだゲームです。ボックスアートも当時よりは洗練されていますが、ゲームは慣れるまでは見落としのゲーム、慣れてくるとちょっと複雑なニムという様相です。おそらく縦横斜めの10列だけでは引き分けになる可能性が高く、慣れてきた3戦目では9箇所の2x2の正方形も含めて遊びました。これだと最後にきっちりと詰められると思います。

結果
1戦目:キノ* 勝利、自分 敗北
2戦目:引き分け
3戦目:自分 勝利、キノ* 敗北



次回はエッセン旅行記の予定です(現在進行中)。

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