ボードゲームレルムDDT 2017.06.01

プレオープン中の横浜・菊名のボードゲームレルムDDTを訪ねました。大阪のDDTの系列です。中東っぽい雰囲気で、テーブル数も多く、遊びやすそうです。窓際の座卓で例によって「ブルームーン」など遊びました。



マサイ Massai
(説明 10分 プレイ時間 各5−10分)
Massai20170601.JPGアバクス白箱シリーズのひとつで1993年出版の古いゲームです。6x8の縦長のボードで、自分のコマでこちら側と向こう側の対辺をつなげるのが目的です。連結や隣接は直交でも斜交でもよく、また自分と相手の目的とする辺は同じです。まずは自分の陣地(自分の側4列)に4つのコマをプロットと同時公開で配置します。ここからは自分のコマの隣りにコマを置くか、相手に攻撃を仕掛けるかの2択です。攻撃を仕掛ける時がちょっと独特のルールです。まず、ボード上すべての相手のコマに隣接している自分のコマ数が攻撃力になり、その攻撃力の半分(端数切り上げ)まで相手は防御できます。攻撃側は攻撃対象を1つ、防御側は防御するコマを防御可能な個数まで同時にプロットして公開。攻撃側が指定したコマが防御されていなければ、攻撃成功です。相手のコマを取り除き自分のコマに置き換えます。防御側が防御に成功すると、その防御したコマに隣接した攻撃側のコマをすべて取り除きます。かなりリスキーな攻撃ですが、うまくこれをやらないと勝ちきれないでしょう。またコマはすべて自分の陣地にあるコマから隣接しなければならないというルールもあり、これがよく効いています。

完全公開情報ではありませんが、最初にルールを聞いた時の印象よりもずっと面白いゲームだと思います。また遊びたい。

結果
1戦目:キノ 勝利、自分* 敗北
2戦目:キノ* 勝利、自分 敗北
3戦目:キノ 勝利、自分* 敗北



ブルームーン Blue Moon
(プレイ時間 40分)
単一種族総当たり戦第62戦です。今回は、前回の逆のホークス(自分)対ピラー(キノ)です。前回はピラーで勝つことができましたが、さて今回はどうなるでしょうか。

BlueMoon20170601-1.JPG1ディール目では、Hoax15「天文学者ケサーコパス」と Hoax27「援軍召集」の連続技で手札を一気に13枚に増やし、終盤になるまで Pillar27&30「蝶偵察/蝶配備 - 今、あなたは手札を公開する」で手札を公開させられることもなくデッキのほぼ半分を手札とした状態で有利に進めていきます。また、Hoax26「頭脳流出 - あなたの手番に、あなたはカードを1枚までしかプレイできない」で撤退に追い込むことに成功したりと、こちらのキーカードがうまく働いた展開になりました。最後には Pillar17「大地を蝕むイモムシ」とPillar18「水に慣れたイモムシ」のイモムシ2枚で、大地3+大地2+炎2を捨てるか撤退するという攻撃を受け、通常ならば相手にドラゴン2匹を引き寄せられても一旦撤退する所なのですが、ここで自分はイモムシの条件を満たすために5枚も捨て、同時に、Hoax11「語り手ベセニターナ - もし私が撤退したら、あなたはドラゴンを引き寄せることはできない」をだして相手にドラゴンを奪わせないという作戦です。これが功を奏してドラゴンを1匹持ったまま勝利。

BlueMoon20170601-2.JPG2ディール目は、序盤は苦しく、ピラーの薬を無視するために Hoax28「敵軍魅了 - この手番に、あなたの特殊能力は無視される」を使いたい誘惑にかられましたが、我慢して一進一退を繰り返します。やはりこの「敵軍魅了」の使いどころがホークスの課題の一つです。うまく立ち回ってドラゴン2匹で3点勝利。これで5対0となり勝利です。最近負け越していた自分としては、久し振りに前後戦どちらも勝てて嬉しいです。

結果:自分(ホークス) 5(2+3)、キノ 0(0+0)



茸vs筍 Mushrooms vs. Bambooshoots
(プレイ時間 20分)
MushroomsVSBambooShoots20170601.JPG「オレゴン」のような座標システムを利用した完全公開情報の陣取りです。どうも少しだけ先手の方が強い気がします。こちらは置けないコマができてしまい、それが大きな敗因です。前回も感じましたが、小さなコマ(1x1や1x2)をなくして大きなコマだけにしたほうが面白いと思います。

結果:キノ* 4、自分 3



バトル フォー ヒル218 The Battle for Hill 218
(プレイ時間 各10分)
BattleForHill218-20170601.JPGキノさん持参の見たことがないカードゲームです。「我が町シカゴ」を出しているのと同じ出版社ということです。やはりカードゲームで、戦車の戦いを表しています。ウォーゲームのように、補給線という概念があり、ルールはちょっと複雑です。自分の理解度が低く、何度も置き方を間違えてしまいました。カード自体は特殊能力などもなく、種類もそれほど多くないので、少しやり込めば面白さが見えてくるのかもしれません。

結果
1戦目:キノ 勝利、自分* 敗北
2戦目:キノ* 勝利、自分 敗北

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