フレイ宅ゲーム会 2015.02.27

ゲームマーケット大阪と絡めて、名古屋、京都、神戸でゲームショップやゲーム会に参加しました。日程は以下の通りです。

2月27日:名古屋:バネスト訪問、名古屋・御器所ゲーム会
2月28日:大阪:新大阪前日ゲーム会、デザートスプーン訪問
3月1日:大阪ゲームマーケット2015
3月2日:京都ミープルカフェ訪問
3月3日:神戸トリックプレイ訪問、名古屋・御器所ゲーム会



Banesto20150227.JPG名古屋の栄駅で秋山さんと待ち合わせて、そのまま黒川のゲームストア・バネストへ向かいました。噂に聞いていた通り住宅街の中にあります。店長の中野さんは大阪ゲームマーケットへの準備もあって忙しそうです。許可を得て写真を撮らせて頂きました。店内は非常に多種多様なゲームで溢れており、棚を見るだけでも楽しいです。かなり古いゲームもあるので掘り出し物を求めているなら寄ってみてはどうでしょうか。掲載の許可を得て、店長の中野さんの写真を撮らせて頂きました。

温泉玉GOさんと合流し、3人で夕食をとったあと、秋山さんの友人のフレイさんが主催する名古屋・御器所でのプライベートなゲーム会に参加しました。




トール Thor
(プレイ時間 1ディール10分)
Thor20150227.JPG「フリンケピンケ」ファミリーでは特殊カードがあるという異彩を放つ「トール」です。秋山さんはこのゲームと「コルセア」(両方ともハイデルベルガー版の細長い箱)をいつもミスボドに持ってきています(スーツケースの隙間にぴったり入るそうです)。またギリシャ神話をテーマとしており、フレイさんは特別な思い入れがあるようです。チップにあたるカードを取る代わりに特殊カードの山から引くことができ、また数字カードをプレイする代わりに特殊カードをプレイできます。特殊カードは各色に割り当てられますが、同色に2枚目がプレイされると捨てられます。

基本的にはフリンケピンケの感覚なのですが、特殊カード入りも悪くないですね。これからはこの特殊カード入りをもう少し遊んでみようと思います。

結果:自分 34、秋山 32、温泉玉GO 24、フレイ 21、最上 17



スルース Sleuth
(プレイ時間 60分)
Sleuth20150227.JPGスルースはサクソンの推理ゲームで一度は遊んでみたかったゲームのひとつです。3種類、4色の宝石が1−3個描かれた全部で36枚あるカードを全員に数枚ずつ配り、誰にも配られなかったカードを推理するのが目的です。質問は別のカードによって制約を受けるのは「ブラックビエナ」に通じますが、そのカードにカテゴリー(種類、色、個数)が1つか2つかによって答える内容が変わるのです。1つのときは該当する枚数を得ますが、2つのときは内容も見ることができます。なので2つのときは他のプレイヤーと情報量が変わるわけです。よって以下にうまく2種類のカードを使い分けるかが鍵となります。あとはスタンダードな消去法での推理です。

質問の自由度や他のプレイヤーとの情報量の差という面では「カテリーナの陰謀」の方が完成度が高いと思います。ただ、このゲームはカテゴリーが3種あるなど独特な面もあるので、悪くはないですね。誘われたら遊びたいと思うゲームです。

結果:自分 勝利



スタンプス Stamps
(プレイ時間 40分)
Stamps20150227.JPGモダンアートには現在日本語版が2つあります。この「スタンプス」はテーマを切手コレクションにしてカードとお金と価格チップをすべて同じ大きさにしてしまったという意欲作です。こちらを遊ぶのはちょっと久し振りです。なおルールは書かれているメイフェアルール(ダブル1枚をフォローされたら折半)ではなく、オリジナルのハンスイムグリュックルールで行いました。

今回はまったく展開が読めず、まだランドが終わらないだろうと思う所で左隣りの秋山さんが終わらせるというラウンドが続きます。秋山さんが場をコントロールして2位に40の差でトップでした。これはかなり悔しいですね。

結果:秋山 409、最上 366、フレイ 363、自分 310、温泉 209



ワバンティ Wabanti
Wabanti20150227.JPGゲーム会のあと秋山さんの家で「ワバンティ」を遊びました。ダイスを5個振り、その目にあわせてボード上のコマを動かします。目的は自分の側の辺にコマを1つでもたどり着かせることです。

コマを動かすときはダイスの目とちょうど同じ長さの列をその列の方向に1マス動かすことしかできません。「ちょうど同じ長さ」というのがミソで長い列の一部だけ動かすことはできないのです。さらに、そのときすべてのコマがつねにひとかたまりになっていなければならず、この制約がなかなか難しく綱引きのようになります。

ルールを最初に聞いたときは「このゲーム、ひょっとして終わらないのでは?」と危惧していましたが、ボードがそれほど大きくないために程よい長さで終わります。結構パズルっぽいところがあるのでやはり2人がベストではないでしょうか。なかなかの面白さです。

写真は自分が勝つ直前です。2−3−6で勝てますが分かるでしょうか?

結果:自分 2、秋山 0



翌日はいよいよ秋山さんと大阪に向かいます。

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