GWゲーム合宿2012 その1 2012.05.04

TomiuraStation.JPG千葉の南房総、富浦でのボードウォーク/なかよし村主催のゲーム合宿に2日だけ参加しました。神奈川県南部から南房総は東京湾フェリーを使うと意外と近いのです。ゲームを持っていくにはクルマの方が便利なのですが、ゴールデンウィークの渋滞に巻き込まれたくなかったので、列車とバスを使ってフェリー乗り場に行きました。クルマ無しでのフェリーは初めてでしたが、結果的にこれは正解だったようで、フェリーに乗り切れない大量のクルマを尻目にさっさと乗ることができました。

写真は富浦駅前の怪しい像で、どういう意味があるのか謎です。会場である聖山荘は富浦駅から徒歩15分ほどと近く、魚介類がおいしくて自分好みでした。



ロンドン掠奪事件 Looting London (グリフォンアジア小箱版)
(説明 5分 プレイ時間 各20-30分)
LootingLondon20120504.JPGまずは3人で遊べる手軽なカードゲームということで「ロンドン掠奪事件」です。ちょっと地味な印象のゲームなのですが、他のプレイヤーもかなり気に入ってくれたようで、なんと3回連続で遊んでしまいました。カードを使うタイミングと、どの色が未解決になるのかを推理していくのは楽しいものです。4枚の同種カードを出して2枚を破棄したりということも結構起こりました。このゲームをこんなに面白いと感じたのは初めてです。

結果(3ゲームの総計):木 70、自分 67、夜の花畑 66



シュナッペン ヤークト Schnäppchen Jagd
(説明 10分 プレイ時間 35-40分)
SchnaeppchenJagd20120504.JPG続けて、前日に遊んだばかりの不思議なトリックテイク「シュナッペンヤークト」です。同数字を集めるという変わったトリックテイクで、手札が8枚ずつなのでカウンティングなどの要素は余りありません。3人だと6ディールで最大8種類の数値を集められますが、効率を考えると5種類くらいが限界だと思います。序盤は割とトリックを取りに行っても大丈夫ですが、終盤には取りたくないものが増えるのではという気がします。1戦目はうまく集めることができて大勝でしたが、2戦目にはコツをつかんだ木さんに僅差で負けました。

結果
1戦目:自分 20、夜の花畑 10、木 6
2戦目:木 6、自分 5、夜の花畑 1



ビッグ ファイブ Big Five (アミーゴ携帯ポーチ版)
(説明 5分 プレイ時間 20分)
BigFive20120504.JPG時間調整も兼ねて「ビッグファイブ」を1回だけ遊びました。手札交換をして最後のカードを同種にしておくとあがりやすい、ということを強調しすぎたためか、木さんは手札の交換をしすぎたようで少々出遅れてしまいました。配置のルールも得点方法もカードが5色5種だというところもよくできています。

結果:自分 0、夜の花畑 5、木 17



ライアーズ ダイス Liar's Dice
(プレイ時間 45分)
LiarsDice20120504.JPGなかよし村のトーナメントの種目にもなっている、古き良きゲームです。内容としては「ブラフ」と同じです。あまりブラフをかけずに確率論できっちりと攻めてくるプレイヤーが多かったです。こういうプレイスタイルもあるのですね。

結果:木(1位)、ぶうりん(2位)、手羽先(3位)、自分(4位)、夜の花畑(5位)



ハイパー ロボット Rasende Roboter
RasendeRoboter20120505-1.JPGシングルターゲットの通常ゲームを1回とダブルターゲットバリアントを1回遊びました。手羽先さんが結構早くて、良い勝負相手になってくれました。左はシングルターゲットの問題です。さて何手でしょうか?

RasendeRoboter20120505-2.JPG2戦目はダブルターゲットです。17枚あるので最後はトリプルターゲットとなります。右はその写真です。さて何手でしょうか?

答えは「続きを読む」だとコメントを書く時に見えてしまうとのことなので、1週間後に書きます。




ロスト シティ Lost Cities (パートナーシップ)
(プレイ時間 4ディール90分)
LostCities20120504.JPGロストシティは通常ルールでは3ディールでの合計を競うということになっており、これまでのペア戦のときも1ディールか3ディールとしていましたが、今回初めて全員がスタートプレイヤーとなる4ディール戦として遊びました。この方が公正な気がするしそれほど冗長感は感じないので、これからは4ディールを基準として遊びたいと思います。

最後の4ディール目で、非常に痛いぽかミスをしてしまいました。3倍の列(握手カード2枚の列)が2つあり、それぞれ7と10のカードを持っていました。10は8枚目なのですが、あと2手番くると思って先に7を出したら、10を出せなくなってしまいました。これは大失敗です。30-21=9点に加えてボーナスの20点も失ったことになります。正しくプレイしていれば29点アップで総得点151点で勝っていたのでした。夜の花畑さんには申し訳ないです。

結果:木&tao 148、夜の花畑&自分 122



カラヤのスルタン Sultans of Karaya
(説明 10分 プレイ時間 30分)
相手プレイヤーの正体を探りつつ、自分の陣営が勝つように仕向けるゲームです。役割カードにはスルタン側と、反スルタン側がおり、スルタン側にはスルタンと護衛が、反スルタン側には暗殺者と乞食がいます。これらの役割は極秘裏に配られ、自分だけがカードを見ることができます。手番には誰か1人の役割カードをこっそり見る、自分の役割カードを誰かのカードと交換する、自分の役割を公開して、特殊能力を使う、のどれかを行います。暗殺者は誰か(特にスルタン)の暗殺を試みることができ、乞食は順になんで蜂起を試みることができます。スルタンはゲームを後1巡で終わらして勝ち逃げを試みることが出来ます。

なかなかよくできた人狼タイプのゲームです。脱落が無いし、他のプレイヤーとの交換が頻繁に起こるのも面白いです。人数が多くないと遊べないようですが、また機会があれば遊んでみたいものです。

結果:木 6、夜の花畑 5、きりきり 2、自分 2、TRAX 1、手羽先 1、rkusaba 1、石野 0



リサイクル Lixo?
(プレイ時間 20-25分)
6人でもできる短時間ゲームということで遊びました。コンテナカード(得点)やリサイクルカード(全員手札5枚補充)の巡り合わせで、展開がかなり変わるのがこのゲームの魅力でもあるのですが、今回はそれが裏目にでてしまった形です。1戦目ではリサイクルカードがまったく出ずに誰も競り落とせないことが多いまま終盤を迎えてしまいました。なんと最後の6枚目から2枚目まで連続5枚がリサイクルカードというダメダメな展開。良いゲームでもここまで山札が偏っているとただの運のゲームになってしまいます。

これではあんまりだというので、もう一度遊びました。2戦目はちゃんとゲームになっていて良かったです。変に出し渋ってしまい6-7点ほど損をしてしまいました。

結果
1戦目:夜の花畑 3、木 -8、手羽先 -14、やっちゃん -17、rkusaba -19、自分 -21
2戦目:木 13、rkusaba -4、夜の花畑 -10、やっちゃん -11、自分 -11、手羽先 -20



花火 Hanabi (花火と生け花より Hanabi & Ikebana より)
(プレイ時間 35-45分)
Hanabi20120504.JPG続けてリクエストに応えて「花火」です。ちょっと久し振りとなりますが、好評で3回連続で遊んでしまいました。手羽先さんと自分以外は初めてとのことですが、何も言わずにどういう風にプレイするかを見ていました。やはり意思の疎通が難しく15点。反省会を行い挑んだ2戦目は20点とかなり上達しました。パーフェクトの25点は無理でも23点くらいを取ろうという意気込みで臨んだ3戦目でしたが、ミスコミュニケーションにより黄色の2が2枚とも早々と捨てられてしまい、苦しい展開となりました。やっちゃんの花火をあげる効果音が良かったです。

結果(花火師たち:やっちゃん、夜の花畑、木、手羽先、自分)
1戦目:15
2戦目:20
3戦目:18



(翌日に続く)

SHARE