秋葉原水曜日の会 2011.02.09

この日のメインイベントはコンテナを拡張セット込みで遊ぶことです。ユリチョフさんから前日にお誘いがかかり、コンテナ好きとしてはありがたいことです。拡張を入れると少々長めのゲームなので、水曜日の会など短時間ゲーム中心の場所ではあらかじめプレイヤーを募っておくのは得策だと思います。コンテナが始まるまでに短時間ゲームで時間調整をしました。



四匹を探せ Findevier
ちょっと久し振りに持ち込んだゲーム。タナカマさんが「コロモも良いけど、これも良いじゃないですか!」とちょっと興奮気味です。1度目は通常ルールで、2度目はカシノバージョンという途中で辞められるけど間違えると点数が減るというバリアントで遊びました。カシノバージョンの方が面白いかと思います。

結果
1ゲーム目:タナカマ 11、ユリチョフ 4、自分 4
2ゲーム目:不明



精霊さん Spirits!
(プレイ時間 20分)
7ミラーを自分と関係ないところで起こさせるゲームです。説明のときに、そのあたりまで説明した方が面白さが伝わると思います。3ディール勝負なのですが、2ディール目以降で失点が0だとそれまでの失点3を返上できます。あとで気がついたのですが、このために、バーストしてもおばけを取らず、カードの山を作ってそれまでの失点と区別しておくのですね。経験者のまるむしさんがパーフェクト勝利。なにげに経験がある程度ものをいうのかもしれません。

結果:まるむし 0(勝利)、BG 2、自分 2、道化師 4、Hiro 6



コンテナ Container第二の輸送 the Second Shipment
(プレイ時間 2時間)
Container20110209.jpgこの日のメインともいえるコンテナの拡張入りです。どの拡張を入れようかということになり、黄金のコンテナだけとしました。手番開始時に無アクションで、2つの任意のコンテナ(同色でも異なっても構わない)を黄金のコンテナにできます。2つのコンテナはプールに戻されるので、どうしてもゲームが少々長引きます。また各自、工場のエリアと倉庫のエリアに各1つずつまでしか黄金のコンテナを置けません。黄金のコンテナは1つ当たりの価値が持っている個数の2倍という少々ややこしいシステムです。つまり、黄金のコンテナを1、2、3、4、5、6・・・個持つと、1つ当たりの値段は、2、4、6、8、10、12・・・とあがっていき、合計は2、8、18、32、50、72・・・となるのです。つまりN個持っているとすればNの自乗の2倍です。よって、1、2、3、4、5、6・・・個目の黄金コンテナの価値は、2、6、10、14、18、22・・・となります。

シミーズさん以外はプレイ経験があるので比較的スムースに始まりました。タナカマさん、月斎さん、ユリチョフさんは3倉庫体制なので、それに対抗すべく3工場体制で生産で稼ごうと思いました。これはある程度はうまくいっていたと思いますが、月斎さんが良い値段で競り落とし、大勝利。全く競り落とさずに現金勝負のタナカマさんや、黄金のコンテナを集めたユリチョフさん、それに最初に競りでちょっと高値を付け過ぎた自分は、いまひとつふるいませんでした。黄金のコンテナは5種類のボーナスとは無関係だしさして重要な役割を果たしていませんでした。

結果:月斎 151(33+118)、ユリチョフ 118(44+74)、タナカマ 117(111+6)、自分 103(7+96)、シミーズ 95(41+54)(括弧内は、現金+コンテナ)



チルノのさんすうゲーム Chiruno no Sansu Game
(説明 5分 プレイ時間 10分)
Chiruno20110209.jpgノイのようなゲーム。12まではオーケーで13だとバースト。13以上になってしまうカードを出してからペナルティカードを受け取ります。ペナルティカードが3枚になるとゲームオーバーです。ペナルティカードには救済ルールとしての特殊能力などがあるのですが、今回はそれは使いませんでした。カードはプラスとマイナスがあるものの他、合計を9にするもの、パス(0)、リバース、ショット、ダブルプレイ(2枚プレイする)などがあります。まあノイの101よりは12までなので冗長感が余りないのは良いですね

結果:道化師 0、ささおやじ 0、自分 0、れのん 1、BG 3(負け)



モダンアート Modern Art (Lautapelit 版)
(プレイ時間 70分)
ModernArtLautapelitBox.jpgモダンアートの北欧版は2008年に Lautapelit というフィンランドの会社から出版されました。カードの絵柄はすべて本物の北欧の画家で、競りの種類を示すアイコンが非常にわかりやすいです。難点は12枚スートの黄色と14枚スートの茶色の見分けが少々つきにくいことですが、実際にプレイするとそれほど支障はありませんでした。お金は紙製で好きなタイプなのですが、メイフェア新版同様に10のコインがありません(1、5、20、50、100)。スクリーンには北欧の各都市が書かれています。ひとつだけ聞いたことのない町、マリエハムン Mariehamn がありましたが、これはフィンランドのオーランド諸島の自治州の州都だそうです。メイフェア新版にあるビルバオといい、けっこう政治的なメッセージが込められているのかもしれません。

ModernArt20110209-2.jpgタナカマさんに頼んでテンデイズゲームズから持ってきて頂きその場で購入。北欧版だと北米で買っても日本で買ってもほとんど値段に差がないのです。買ったゲームをその場で遊ぶというのはやはり気持ちがいいものです。第1ラウンド、第2ラウンドではあまり競り落としませんでしたが、もう少し積極的にいった方が良かったかもしれません。何度か4種類の画家が出て紙くずとなった画家もでるなど、なかなかシビアな展開です。第4ラウンドでもう枚数がない青の画家の最後の1枚(?)を安く競り落とし、確実に青に3位を取らせる為に早く終わらせましたが、これはあとから考えると良くなかったかもしれません。安く買った青の画家のことは忘れて、灰色の画家2枚を出して2位にするというのが良かったかなあと思います。

終わったときには、正直誰が勝っているのか、まったくわかりませんでしたが、Blueroseさんが大差での勝利でした。そして自分は最下位、まだまだ修行が足らないです。

結果:Bluerose 450、たかりん 339、ささおやじ 339、河上 329、自分 323

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