土嚢の会 2026.06.27

Lunch20260627.JPG第102回土嚢の会のレポートです。中野くるまりの5階カフェでの土嚢の回は2回目です。今回は欠席が相次ぎ参加者は6名のみとかなり小さな会でした。「チキン・ビンダルー・カレー・オムライス」というインドのカレー「ビンダルー」をもとにしたオムライスをいただきました。

今回の初プレイゲームは「ジャングル」、「ベクトリバース」、「玉碁」、「テトリゴ」です。土嚢は「流氷に乗って」、「ペントアップ」、「イオの庭」を遊びました。



流氷に乗って Go with the Floe
(プレイ時間 各10−15分)
GoWithTheFloe20260627.JPGみんなが来る前に上野さんと2種の土嚢を遊びました。久し振りの「流氷に乗って」です。ちょっと変な手を打ちすぎたのか上野さんが上手いのかアザラシでもシロクマでも敗北。でも気に入ってもらえてよかった!

結果(*は先手のアザラシ)
1戦目:上野 勝利、自分* 敗北
2戦目:上野* 勝利、自分 敗北



ペントアップ Pent-Up
(プレイ時間 15分)
Pent-Up20260627.JPG続けて「ペントアップ」です。こちらは自分がしっかり勝ちました。やはり「配置できる最上段に配置しなければならない」というルールが秀逸です。

結果:自分*(白) 勝利、上野(黒) 敗北



ジャングル Jungle
(プレイ時間 各10−15分)
Jungle20260627.JPG台湾ボードゲームデザインTBD から出版されているアブストラクトゲームの一つです。目的は相手の陣地の最深部に到達すること。猿とオオハシと蛇がそれぞれ1歩ルーク、1歩ビショップ、ナイトの動きに対応していますが、これらの動きを実際に行うのは縦横に変で接しているコマなのです。

つまりコマ自体が猿でも猿の動きをしたければ隣に猿がいなければなりません。孤立したコマは動けないのです。さらにコマは2段まで重ねられます。

個人的にはコマ自体は縦横や斜めやナイトの移動があるのに、ミミックするのは縦横に接するものだけというのがなんかわかりづらかったです。猿のコマなら縦横隣接のコマの動きを真似するのはわかりますが、オオハシなら斜め隣接するコマの動き、そして蛇ならナイトの位置にあるコマの動きを真似するようにしたらスッキリするのではと思いました。それだと相手のコマにすぐに乗れるのでバランスが悪くなるのかもしれませんが実験しても良いかもしれませんね。

結果
1戦目:中村 勝利、自分* 敗北
2戦目:中村* 勝利、自分 敗北



ベクトリバース Vect-Reverse
(プレイ時間 各5-30分)
Vect-Reverse20260627-1.JPG前回の土嚢の会で、しのだけさんと自分との2人が持ち込みながらも組み立てが必要で遊べなかったゲーム。ようやく暇な時間を見つけてコマを組み立て、やすりをかけて、遊べるようにしました。

オセロの変形で、挟んでひっくり返した石のうちの一つを縦横斜めに隣接する空きマスに必ず移動します。そこで相手の石を挟むと連鎖的にまた移動するというわけです。また、勝利条件は外周を除く36マスが埋まった時に5ヶ所の拠点のうちより多くを持っている方というのが基本ですが、4つの拠点を取るとサドンデス勝利となります。拠点の数が同じならば36マスで多い方、それも同じなら外周を合わせて多い方というタイブレークになっています。

どれだけオセロと異なるかというのが興味の一つだと思うのですが、角が強く角をとったら取り返せないというのは変わりません。なので迂闊に拠点を取りに行くと角を取られてしまうわけです。そうかと言って角を取りにいくと相手に手詰まりにさせられてどちらも打つ手がなくなって終了ということが起こります。するとコマ数で少ないので負けてしまいます。この辺のバランスが難しいところです。

Vect-Reverse20260627-2.JPGまず1戦をしのだけさんと遊び、「玉碁」のあとに道化師さんと2戦、そしてこの日の最後に中村さんと2戦遊びました。慣れてくるとかなり連鎖するゲームで「ヘックスキャップ」っぽいかもしれません。ただ、基本的にはオセロなのであまり自分のコマが多くても良いことはなく、同連鎖を止めるかも打ち方の一つになります。36マスが埋まって終わったことはなく、途中でどちらも手詰まりになるか、拠点で4点取るかのサドンデス終了で終わりました。

結果
1戦目:しのだけ 勝利、自分 敗北
2戦目:道化師 勝利、自分 敗北
3戦目:自分 勝利、道化師 敗北
4戦目:中村 勝利、自分 敗北
5戦目:自分 勝利、中村 敗北



玉碁 Tamago
(プレイ時間 45分)
Tamago20260627.JPG二重の正十二面体上の40頂点で囲碁を行うという奇抜なゲームで「たまご」と読むそうです。草場さんの持ち込み。各頂点はすべて同値で特異点はなく、4つの辺が伸びています。

道化師さんと遊びましたがとにかく外側と内側のつながりがわかりづらいのが欠点です。各頂点はダイヤル式で「空白」「黒」「白」と回すようになっているのですが、内側の正十二面体の頂点は内側から、外側は外側からしか頂点の状況がわからないのです。一目で分かるギミックは難しいと思いますが、毎手番、どういうことをやろうとしていたんだっけ? とぐるぐる回しながら遊ぶので時間がかかりました。道化師さんがいち早く二眼を作り自分は一眼しか作れずに完敗。

結果:道化師 勝利、自分 敗北



続けて道化師さんとベクトリバースを2回遊びます(結果は前述)



テトリゴ Tetrigo
(プレイ時間 各5分)
Tetrigo20260627.JPGうるまさんがデザインしたテトリスのコマで囲碁をやろうという意欲的なゲーム。簡単に眼をつくれないように、空白を分断する時には、空けるスペースは敷き詰め可能でなければなりません。つまり4の倍数のマス数になっており、さらにちゃんと存在するコマで敷き詰められることが条件です。これをチェックするのが結構大変です。

また、1回相手のコマを取るともう勝利という感じです。ボードを広くすれば良いのかもしれませんが、それはちょっとつらいかもしれません。

相手のコマを囲うときに、他のコマが入らないくらいの隙間ならば囲ったことにするのが良いのではないでしょうか。そして3マス以下の空白は眼には数えないとすれば整合性が取れます。

結果
1戦目:道化師 勝利、自分 敗北
2戦目:自分 勝利、道化師 敗北
3戦目:道化師 勝利、自分 敗北



ペニーワイズ Pennywise
(プレイ時間 25分)
Pennywise20260627.JPG同じ内訳のコインを持ち、1枚ずつ支払って最後まで残ったプレイヤーが勝つというゲームです。久し振りに遊びました。いつも思うのですが、どういうコインの内訳がゲームとして面白いのか興味があります。

3戦目は完全公開情報でやってみました。スタートプレイヤーはしのだけさんでしたが、その2つまえのうるまさんから時計回りに順位がつきました。これは偶然なのでしょうか?

結果
1戦目:しのだけ 1位、うるま 2位、道化師 3位、自分 4位、中村 5位
2戦目:中村 1位、自分 2位、しのだけ 3位、うるま 4位、道化師 5位
3戦目:うるま 1位、中村 2位、しのだけ 3位、道化師 4位、自分 5位



イオの庭 Gardens of Io
(プレイ時間 35分)
GardensOfIo20260627.JPG5人でできる土嚢は何かないかということで「イオの庭」です。このガーデンシリーズはプレイ人数が4人までだと思っていたのですが、うるまさんの指摘でプレイ機会を得ました。

得点トラックがプレイヤーボードを兼ねており、手番にプレイヤーは自分の得点マーカーの位置から縦横斜めに持っているディスク配置します。同じ色のディスクが集まると点数がそれだけ増えるという仕組みです。5人でも問題なく遊べました。今回はプレイ中に一度だけ使える特殊能力も入れました。

最初にランダムに11個のディスクを取るというのが曲者で、この11個の配分によって随分有利不利が生まれる気がします。いっそのこと等分に分けるかドラフト式にするのが良い気がします。

結果:道化師 79、自分 75、中村 73、うるま 62、しのだけ 59



最後に中村さんと「ベクトリバース」を2戦してこの日は終了です。久し振りに参加して「玉碁」を持ってきてくれた草場さんとは一緒に遊べませんでしたが、またの機会に。

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