ディアシュピール 2024.04.15

この日のメインのゲームは1993年の「ラストパラダイス」。あとは、初プレイの子供ゲーム2種と「クマさんグミ」シリーズの「ナイトライフ」と古典的名作の「ラー」です。



ヤカリ 秘密のメッセージ Yakari: Geheime Botschaft
(プレイ時間 15分)
YakariGeheimeBotschaft20240415.JPG2012年、ラベンスバーガー出版。「ヤカリ」というのはドイツでの子供向けアニメーションらしいです。ダイスの代わりにコマを回すのですが、説明書にはコマの作り方だけでなく、コマの回し方まで書いてあります。問題はコマを回すとなかなか止まらないことです。しかし、みんな慣れてきてコマに向かって羽をぶつけて速度を緩めたり、早くコマが止まるような回し方をしたりと技術が磨かれていきます。

目的は8つの空きマスのうち7つに自分の羽根(秘密のメッセージと思われる)を届けることです。手番にはコマを回して出目に従います。出目が1−4の数字のときは共用のヤカリを時計回り、反時計回りのどちらかに進めます。オオカミを越えて進めないので1方向に動きが限られることも多いです。移動先にまだ自分の羽根がなければ置けます。移動先がティーピー(テント)だとオオカミを動かせます。出目が鷹なら、好きなマスにヤカリを動かすことができ、出目がオオカミならオオカミを動かします。

マスが埋まるに従って、あらたに羽根を置くのが難しくなりゲームが少々冗長になるのが欠点です。

結果:かーん 0(勝利)、自分 1、はっくつ 2、やぎの 2
(点数は残りの羽の数)



ラスト パラダイス Das Letzte Paradies
(説明 10分 プレイ時間 45分)
LetzteParadies20240415.JPG1993年、フランクコスモス出版。握り競りですが競り勝ったプレイヤーは2番目に多く握ったプレイヤーの金額だけ支払えば良いのです。1993年のゲームなのにネットオークション式のゲームなのです。そして守られた自然が少ければ少ないほど自然を守るボーナスが大きいです。1993年のゲームなのにSDGが考えられています。クニツィアは既に21世紀を見ていたのかもしれません。さらに、構造上元本割れすることが多く、元本割れすると失格です。

はっくつさんがアイランドボーナス(5エリアのボーナス)を狙う中、かーんさんとの競りでかなりの出費をしていました。自分は何とかアイランドボーナスを達成。結局、得られたヴィラとホテルは、かーんさんが1つ、やぎのさんが2つ、はっくつさんが3つ、そして自分が4つでしたが、勝利したのは1つしかヴィラを得ずにオークションを釣り上げていたかーんさんでした。自分はギリギリ元本を上回り2位。

結果(元本60):かーん(赤) 78、自分(黄) 62、やぎの(青) 55(脱落)、はっくつ(黒) 34(脱落)



マウス 早く置いて! Die Sendung mit der Maus: Schnell gelegt
(プレイ時間 各3分)
SchnellGelegt20240415.JPG2001年、シュミット出版。マウス Maus というのはドイツで人気のキャラクターらしいです。正方形のタイルは6枚でネズミになるものと6枚でゾウになるものがあります。目的はできるだけ早く、この12枚のパズルを完成させることです。場には4人分48枚のタイルが裏返しに置いてあります。これをリアルタイムで1枚ずつめくり、自分のところに持ってくるか、すでに持っているタイルならば裏返して元に戻します。スピード勝負なのです。

1戦目で惨敗したので、2戦目もリクエストしたのですが、やはり惨敗。

結果
1戦目:やぎの 1位、かーん 2位、はっくつ 3位、自分 4位
2戦目:かーん 1位、やぎの 2位、はっくつ 3位、自分 4位



クマさんグミ ナイトライフ Gelini Nightlife
(説明 15分 プレイ時間 25分)
GeliniNightlife20240415.JPG2009年、シュミット出版。自分のボード(ステージ)をクマさんグミで埋めていくゲームです。記録を見たら今回で遊ぶのは8回目なので、ルールの詳細は省略しますが、何しろ久し振りでかなりルールを忘れていました。

「ツタンカーメン」のように進んだ先のタイルを取るのですが、手番プレイヤーは常に最後尾のプレイヤーで、手番プレイヤーが振ったダイス目を拒否すると後ろから順にダイス目を使う権利が移る、というのが面白いです。今回は序盤あまり考えずにプレイしてしまい、うまく仲間やVIPやスターを集められずに惨敗でした。

結果:はっくつ 28(勝利)、かーん 23、やぎの 20、自分 12



ラー Ra (アレア版)
(説明 10分 プレイ時間 50分)
Ra20240415.JPG1999年、アレア出版。何とやぎのさんがまだ遊んだことがないというのでお店に常備してある「ラー」を遊ぶことになりました。初版なのになぜかタイルが袋に入っています。おそらくあとから袋を追加したのでしょう。

今回はナイルに恵まれず、ひたすらファラオとモニュメントで稼ぎました。アレア版の絵は最近のゴージャスな絵に慣れると賛否あると思いますが、個人的にはシンプルでわかりやすくて好きです。

結果:自分 47、かーん 35、やぎの 34、はっくつ 12



終わってみれば、クニツィア率100%でした。誰も気が付かなかったみたいですが、実は2日前のクニツィア会の延長戦だったのです。

SHARE