ディアシュピール 2024.01.31

KidsGames20240131.JPGこの日は子供ゲーム5種と大人ゲーム2種を遊びました。うち「こひつじティミーわたしのひつじすべて」「さかなあつめ」「3Dメモリースマーフ」「カラフルミミズカードゲーム」は初プレイです。クニツィアの子供ゲームを4種も遊んでしまいました。




こひつじのティミー ひつじすべてを Timmy das Schäfchen: Alle meine Schäfchen
(プレイ時間 各5分)
TimmyDasSchafchen20240131.JPGラベンスバーガーから2011年に出版された子供ゲームです。「ひつじのショーン」シリーズだと思っていたら、どうもそのスピンオフの「こひつじのティミー」をモチーフにしたものらしいです。

各プレイヤー5色5枚の動物カードを裏向きに自分の前に並べます。手番にはカラーダイスを振り、出た色の動物をひっくり返します。表なら裏、裏なら表にするわけです。自分が持っていない色を出した時には任意の色をひっくり返せます。こうして5枚全てを表にしたプレイヤーの勝利です。

1戦目は通常ルールで、そして2戦目は手番プレイヤー以外も全員ダイスの指示に従うというバリアントで遊びました。収束しないのではという危惧もありましたが、意外とちゃんと収束します。もちろんバリアントの方がずっと早く収束します。ランダムウォークの問題を思い出してしまいました。

結果
1戦目(通常ルール):はっくつ 勝利、やぎの 敗北、自分 敗北
2戦目(バリアント):やぎの 勝利、自分 勝利、はっくつ 敗北



さかなあつめ Fische Fangen
(プレイ時間 5分)
FischeFangen20240131.JPGピアトニクから2006年に出版された子供ゲームです。3種4色12枚の魚カードを表向きに場に並べます。カラーダイスと魚ダイスを振り、その組み合わせのカードを取ります。場になければ他人から奪います。カラーダイスは4色の他、白のワイルドと矢印があります。矢印が出ると、魚ダイスで示された魚を全て場に返却しなければなりません。

本当に運だけのゲームです。3人だと6匹取れば勝利ですが、なかなか6匹になりません。でもはっくつさんが最後は勝ち切りました。

結果:はっくつ 6、やぎの 3、自分 3



マイ ビューティフル ポニー My Beautiful Pony
(プレイ時間 各3分)
MyBeautifulPony20240131.jpegピアトニクから2011年に出版された子供ゲームで、プレイゲームから2010年に出版された「ワイルドホース」のリメイクです。場には上下2色(同色も含む)に塗られた馬カード21枚と、蹄鉄カードが1−5の5枚表向きに散らばっています。2つのカラーダイスを振り、示された2色からなる馬のカードを探して素早く取るのです。面白いのはもし誰かが既に持っているカードならば、蹄鉄カードの一番低いものを代わりに取らなければならないということです。こうして蹄鉄5枚が取られたら終了です。

1戦目はまだ追いつけたものの、2戦目は惨敗でした。上下異なる色なので、チグリスユーフラテスのモニュメントを思い起こさせます。(写真:やぎのさん提供)

結果
1戦目:はっくつ 7、やぎの 4、自分 3
2戦目:やぎの 8、はっくつ 6、自分 1



3D メモリー スマーフ 3D Memo Smurf
(プレイ時間 各5分)
3DMemoSmurf20240131.JPGアッパーデッキから2008年に出版された子供ゲームで、のちに少々ルールを変えて「ビーアラート/ぶんぶんかくれんぼ」として再販されています。違いはスマーフの数が5個になっていること、そしてタイブレークは被せるカップの裏側に書かれた数字が大きい方、ということです。

翻訳するまで「ぶんぶんかくれんぼ」と本質的に同じゲームだと気づかなかったのですが、面白さも同じです。ただ6個から5個に減っているのでこちらの方が少し易しいかもしれません。そうはいうものの、やはりこのゲームも勝てず2戦とも最下位でした。

結果
1戦目:はっくつ 2(4)、やぎの 2(3)、自分 1
2戦目:はっくつ 2(4)、やぎの 2(3)、自分 0
(括弧内はタイブレークとなるカップに書かれた数字)



カラフルミミズ カードゲーム Da ist der Wurm drin: Das Kartenspiel
(説明 5分 プレイ時間 5分)
DaIstDerWurmDrinDasKartenspiel20240131.JPGツォッホから2020年に出版されたゲームで、エッセンのツォッホブースで無料配布していたゲームです。場には6枚のカードが裏向きに並べられています。手番では3枚の手札から場にカードを1枚裏向きで置き、別のカード1枚をめくってそれを自分のミミズの頭に繋がるように並べます。カードによって胴体の長さが異なり、なるべく長い胴体が来るようにします。といっても、ほとんど運なのでどうしょうもない部分も大きいのですが。こうして9手番行い、もっとも胴体が長くなったプレイヤーの勝利です。

説明書に不備があり、どう考えても使用するカード枚数がおかしいです。手札を使い切って9手番で、その時も場には6枚あるはずなので、使用するカード枚数は9N+6のはずです。つまり、2、3、4、5人だと24、33、42、51枚です。50枚しかないので5人プレイは不可能となってしまいます。しかしルールには2、3、4、5人だと25、35、45、50枚を使うとなっています。どこでどう間違えたのかさっぱりわかりませんが、そのうちBGGで協議されるのでしょうか?
 
結果:はっくつ 1位、やぎの 2位、自分 3位



ハバランディ Havalandi
(説明 20分 プレイ時間 50分)
Havalandi20240131.JPGかーんさんが来て、子供の時間は終わりです。はっくつさんリクエストの「ハバランディ」を遊びました。今回はA面です。はっくつさんはひたすら砂丘エリアに大きな気球のグループを作り、やぎのさんやかーんさんは気球飛ばしに精を出します。自分はその中間でどちらにもほどほどに力を入れる戦略。なかなか熱い戦いでした。

2枚のボーナスカードは、1枚が打ち上げた気球が1番多い人8点、2番目が4点というボーナス、もう1枚が他のプレイヤーの気球に隣接していない気球1つにつき1点、というもので、後者は非常に難しく狙えるものではないという感じです。しかし前者のボーナスカードのために打ち上げ先方が有利かと思われましたが、最終的にはグループをひたすら作っていった発掘さんの勝利。大きなグループが作りづらいB面の方がバランスが良いのかもしれません。

また、本来は各プレイヤー17枚ずつ気球ディスクを使うのですが、今回は間違えて20枚ずつとなり最後にゲームが少し冗長になってしまいました。こういうのは間違えやすいですね。それにしても、今までで一番面白い展開だった「ハバランディ」でした。また遊びたい。

結果:はっくつ 100、自分 93、やぎの 60、かーん 58



ホエール ライダーズ Whale Riders
(説明 10分 プレイ時間 25分)
WhaleRiders20240131.JPGこの日の最後は、はっくつさんリクエスト第2弾の「ホエールライダーズ」です。シンプルながらも嵐のシステムが素晴らしいゲームです。最初の手札の契約カードがちょっと難し目だったので、自分は出遅れてしまいました。やはり契約書を捨てる勇気が大切なゲームなのかもしれません。濃密にしっかり遊んだと思ったら、まだたったの25分。なんと素晴らしいゲームなのでしょうか! みんなにも好評で良かった!

結果:かーん 23(15)、やぎの 23(4)、自分 19、はっくつ 16
(括弧内はタイブレークの最終所持金)



今日はこれで終了です。それにしても、はっくつさん強い! そして自分は全敗でした。

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