土嚢の会 2022.08.06

Dessert20220806.JPG第65回の土嚢の会は参加者10名。初参加のさぼさんとは残念ながら一緒に遊べませんでしたが、様々なゲームを遊べました。「ヴォロー」「アクロン」など30分くらいの中量級を中心に遊び、特に初プレイ同然の「オクティ」や、Kanare Abstractからの本格的アブストラクト「イアーゴ」が印象深かったです。写真はカタングラスに入った特製の桃のデザート。




トゥーシェ Touché
(プレイ時間 各10-15分)
Touche20220806.JPG久し振りに持ち込んだマグネットのゲーム「トゥーシェ」です。透明なケースにマグネットのディスクが入っており、両面が別の色になっています。ランダム配置されたマグネットの状態を探っていくことにより、自分の色で4連を並べるのが目的ですが、かなり戦略的でギミックだけではない面白さがあります。同じくマグネットを使ったチェス系のゲーム「デジタロン」に比べても、こちらの方がわかりやすくてマグネットの状態を覚えやすいです。完全情報ではないけれど、たまに土嚢の会で遊びたくなりますね。まずスコットさんと2戦し、のちに「ティク」の前にしのだけさんと3戦しました。

結果
1戦目:自分 勝利、スコット 敗北
2戦目:自分 勝利、スコット 敗北
3戦目:自分 勝利、しのだけ 敗北
4戦目:しのだけ 勝利、自分 敗北
5戦目:しのだけ 勝利、自分 敗北



オクティ Octi
(プレイ時間 各30-45分)
Octi20220806.JPG2000年くらいにプレゼントとしてもらった「オクティ」です。あまり面白くないと思っていたのでこれまで眠っていたのですが、今回初めて面白さがわかってきました。「アダプトイド」のように、自分のコマにペグをつけていくのですが、これが進める方向を示します。相手のオクティスクエアを3つ全て制覇すれば勝利なのですが、うっかりしているとあっという間に相手に占領されてしまいます。今日一番の傑作かもしれません。30分くらいかかる中量系のゲームです。

結果
1戦目:自分* 勝利、道化師 敗北
2戦目:スコット* 勝利、自分 敗北
3戦目:自分 勝利、たっくん* 敗北



イアーゴ Iago
(プレイ時間 各35分)
Iago20220806.JPG「イアーゴ」は前回遊んだ「メリディアン」と同じ日本のデザイナー加藤香流氏によるゲームです。オセロのように相手のコマを反転させますが、それは中立色になります。ルール上、ボードの外周は相手をはさむ時でない限りコマは置けず、また外周と内側の両方のコマ数の積が得点になるので、色々と考えさせられます。非常に面白いです。

結果
1戦目:中村* 90、自分 78
2戦目:自分 54、土井* 40



ヴォロー Volo
(プレイ時間 各10−35分)
Volo20220806.JPG最近土嚢の会で人気がある「ヴォロー」です。ディルターシュテインの傑作のひとつだと思っているのですが、平行移動のルールや群れを減らすルール、そして完全に囲ったときのルールなどが最初はとっつきにくいと思います。尾根ギアさんと2戦して1勝1敗。

結果
1戦目:尾根ギア* 勝利、自分 敗北
2戦目:自分* 勝利、尾根ギア 敗北



ヤバラス Yavalath
Yavalath20220806.JPG久し振りに3人での「ヤバラス」です。左隣りのプレイヤー(つまり次のプレイヤー)はたとえ自分が負けてしまってもブロックしなければならないという3人ルールはとてもよくできていると思うのですが、ときどきもうだれも4連をつくる見込みがなくなり置けない場所ができてしまうまでボードを埋め尽くす展開になることがあります。今回も2戦目がそういう展開になってしまいました。この展開があまり好きではないので、3人ヤバラスの場合にはボードをもう少し広くしても良いかもしれません。7x7x7くらいではどうでしょうか。

結果
1戦目:土井* 勝利、しのだけ 敗北、自分 敗北
2戦目:しのだけ 勝利、土井 敗北、自分* 敗北



アクロン Akron
(プレイ時間 70分)
Akron20220806.JPGしのだけさんと「アクロン」です。デラックス版を使用。序盤から中盤にかけて、おそらく自分の方がかなり優勢だったと思うのですが、さすがしのだけさん。終盤に形勢が逆転しなすすべもなく負けてしまいました。これはまた次回も遊びたいです。

結果:しのだけ* 勝利、自分 敗北



ツヴォゲル Zwoggel
(プレイ時間 30分)
Zwoggel20220806.JPG2018年出版のシュテフェンシュピールのゲームです。毎回タイルを2枚めくって3枚配置していきます。タイルは2種類しかなく、同色のタイルを縦横斜めに3つめくってしまうと失点となり、失点が3回で脱落です。相手を上手くトラップにはめるのが面白いゲームだと思います。

結果:しのだけ 1位、道化師 2位、自分 3位、ぴーかん 4位



ティク Tiku
(プレイ時間 30分)
Tiku20220806.JPG最後の締めは、先日クニツィア会でも遊んだ「クリンチ」のリメイクの「ティク」です。とはいってもディスクの数が2枚増えるだけなのですが、それによりプレイ時間が延びて本格的なゲームになります。まだ斜め移動バリアントは使ったことがないのですが、今度は使ってみようかな。

結果:しのだけ 5(勝利)、自分 0(敗北)



Lunch20220806.JPG次回は9月3日です。写真はこの日の昼食、マーブル特製ハンバーグランチ。

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