ゲームカフェぶんぶん 2020.06.18

ほぼ3ヶ月振りのぶんぶんです。みんなに会うのも久し振りです。



木食い虫 Der Dreizehnte Holzwurm
(説明 15分 プレイ時間 45分)
Holzwurm20200618.JPGクラマー&キースリングが1995年にクイーンから出版したカードゲームです。クイーンでは珍しい2デッキが入る小箱です。いまの空気いっぱいの箱で有名なクイーンにもこんな時代があったのですね。

カードは5スート+ワイルドスートがあり、数値は1-11まで(ワイルドは2-11)で奇数はマイナス、偶数はプラスです。この65枚にマイナス13というカード1枚があり計66枚です。このマイナス13とランダムに選ばれた5枚をあらかじめテーブルの隅によけて大きい順に並べておきます。それ以外の60枚を均等に配りきってゲーム開始。プレイヤーは手番に1枚を出すことで、テーブル上にスート別の5列をつくっていきます。プレイするカードと同スートの列の枚数が、プレイするカードの数値の絶対値未満なら出して終わりですが、数値の絶対値以上ならプレイしたカードも含めて全て引き取って手札に加えなければなりません。例えばマイナス5のカードなら5枚目としてなら出せますが6枚目としてだと引き取らされるということです。そのときにあらかじめ並べておいたカードのうちプラスが高いものから1枚引き取らなければなりません。これらの並べたカードがなくなったら、つまり6回引き取りが起こったらゲームは終了です。または誰かの手札がすべてなくなっても直ちに終了します。そのとき手札にあるカードの数値合計が得失点になります。カードをすべてなくしたときはボーナスで30点です。

数値の小さいカードは出せなくなってくるので処理したいのですが、あがるつもりでなければプラスは残してマイナスをすべて出していくでしょう。また序盤は追加で取らなければならないカードがプラス点のことが多いので、積極的に取るのもありです。中盤は使いづらい絶対値が低数値のカードを引き取らなければならず、終盤は引き取ったらそのまま出せずに沈んでしまいます。なかなか悩ましいゲームです。

3回戦を行い、最初はマイナス13点と沈んでいた一味さんが、プラス47、プラス39とあがらずにプラスカードを温存して逆転勝利。

結果:一味 73、キノ 65、シミーズ 57、自分 56、名人 32



ラマ L.A.M.A. (メビウスゲームズ版)ド ラマ No Drama
(プレイ時間 各15-35分)
Lama20200618.JPGメビウスゲームズの日本語版の「ラマ」です。「『マイナスポイントをなくしなさい!』ラマが命じました。」という特徴がある書き出しの説明書です。最初に作られていた和訳は「ラマが命じます」だったらしいです。英訳ルールでは正誤が混在していた「次のラウンドのスタートプレイヤーのルール」も正しいものが使われていてホッとしています。

まず1戦遊び、勝利した一味さんが、次に遊ぶゲーム「兎ちゃんをどうぞ」を選んで遊び、そのあと再び「ラマ」に戻りました。このときの2戦目が短かったこともあり、続けて「ドラマ」を入れて3戦目を遊びました。「ドラマカード」を入れるとさすがにゲームは長くなりますね。35分もかかりました。まあ、たまに入れて遊ぶと面白いですが、なくても良い気もします。

結果:
1戦目:一味 9、シミーズ 15、キノ 27、ウサギ 31、自分 43、名人 48
2戦目:シミーズ 11、キノ 16、自分 28、一味 34、名人 44
3戦目(ドラマカード):名人 20、シミーズ 26、自分 27、キノ 30、一味 54



兎ちゃんをどうぞ Let's Drink
(プレイ時間 15分)
LetsDrink20200618.JPGぶんぶんに常備してあるゲームから、ウサギのパッケージが印象的な隠れた迷作「兎ちゃんをどうぞ」を遊びました。カードの早取りゲームなのですが、結構難しくて燃えます。トッピングが曲者で、見分けるのが難しいです。そして、ゲームのパッケージのウサギがちゃんとゲームのコンポーネントとして活用されているのも良いです。

結果:一味 12、自分 11、ウサギ 11、以下不明



アルケミスト Alchemist
(プレイ時間 30分)
Alchemist20200618.JPGリソース変換ゲームの変換部分を作っていくという独創的な「アルケミスト」です。今回は早々に安くて高得点の変換が生れてしまい、そのためのリソースを得る変換装置や、その変換装置によって生じるリソースを再利用する変換装置まで揃ってしまいました。極秘裏に与えられたリソースの色が消費されればボーナスになりますが、自分はそのことに神経を集中させて、うまく消費1位になりましたが、総合得点は3位でした。このアイディアをもっと活用したゲームがあって良いと思いますが、なかなか類を見ないゲームですね。

結果:キノ 116、一味 100、自分 97、名人 94

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