コロコロ堂 クニツィア会 2019.02.20

まさのぶさん主催の、第1回コロコロ堂クニツィア会に参加しました。コロコロ堂は東京・湯島(御徒町の西側)にあるゲームカフェで、最近完成した2階の貸切スペースを使いました。



リトルアマデウス はじめてのオーケストラ Little Amadeus: Mein erstes Orchester
(説明 10分 プレイ時間 10分)
LittleAmadeusMeinErstesOrchester20190220.JPG当日の往路の列車でドイツ語をテキストファイルにし、到着してネットに繋げて英訳してルールを解読したというゲームです。以前TGIWなどでもレポートがあり、遊んでみたいと思いつつ、ずっと眠っていたゲームのひとつです。

ボードには8枚の楽器カードをランダムに並べます。指揮者はルーレットを回し、止まったところのカードを獲得するかを決めます。獲得しないと時計回りに他のプレイヤーが獲得するチャンスがあります。ただし、各ラウンドでは1枚しか獲得できないので、もっと欲しいカードを待つという手段もあります。全員が欲しくないとカードは破棄されます。獲得されても破棄されても、ボードには空きスペースができます。再び指揮者がルーレットを回して続けますが、空きマスに止まるか、全員がカードを1枚ずつ獲得したらラウンド終了です。

シンプルなゲームですが、上級ルールだとカードのセットコレクションの要素もあります。4人だと少々多く後の手番のプレイヤーは何もできないことが多いので、3人くらいが適当だと思われます。

結果:ヨン 33、ムラ 28、てふてふ 19、自分 11



サムライ Samurai (ホビージャパン版)
(説明 15分 プレイ時間 40分)
Samurai20190220.JPGリクエストでサムライを遊びました。まさのぶさん所有の未使用HJ版で、最近ではこのエディションもかなりレアになってきているようです。今回は、江戸には関わらず東北や九州に重点を置いていましたが、獲得できるところをいくつか逃してしまいました。

サムライは勝者の決め方が変わっています。3種類で単独最多を獲得してなければ脱落、単独最多のもの以外の数が多い方が勝ち。同じならば全体の数が多い方が勝ち。今回は、最終的にはヨンさんと自分が5対5だったのですが、全体の数は10対9で負けました。

結果:ヨン(緑) 5(2-3-5*)、自分(赤) 5(3-4*-2)、てふてふ(青) 4(5*-0-4)、ムラ(黄) 脱落(2-3-2)
(カッコ内は(仏像-兜-田)の数、*は単独最多)



エルドラド Wettlauf nach El Dorado + 英雄と悪魔 Helden & Dämonen
(説明 20分 プレイ時間 55分)
ElDorado20190220-1.JPG「エルドラド」の拡張入りで、初めて遊ぶ中級の「巡礼の道 Pilgerweg/Path of Pilgrims」というマップです。これで中級は全て遊んだことになります。このマップは大きな六角形6枚と中サイズ1枚を使った結構長距離なコースなのですが、英雄に会うためにはかなり遠回りをしなければならないのが良いですね。いまのところ中級では一番面白く感じられました。

ElDorado20190220-2.JPGヒーローは、すべてが3の能力で使い易い「アメリアロックハート」を起用。そのあとは圧縮を重ねた上に、カトグラファー2枚、ネイティブ2枚、キャプテン2枚という組み合わせで水辺の多い後半を乗り切りました。最終的にはデッキはたったの13枚。カトグラファーのために2手番でデッキを1巡してしまうので、計画は立てやすかったです。悪魔のマスにはほとんど入らずに済みました。もし次回このマップを遊ぶならば、英雄に合わないという選択もしてみたいです。

結果:自分 勝利、(他 ヨン、てふてふ)



長江 Yangtze
(説明 15分 プレイ時間 70分)
Yangtze20190220.JPG久し振りに遊ぶ「長江」です。とにかく苦しいゲームで、そういう意味では出しづらいゲームなのですが、今回はこのゲームを遊びたいというもの好きなプレイヤーが4人も集まりました。このゲームを持参したのは揚子江さん。さすがにこのゲームが好きということで、セットコレクションを4枚5枚と作られて大きく引き離されました。競りで少しミスをして不要なものを高値で買ってしまい、最終的には3位でした。それにしても、こんなに辛いゲームだったっけ、と思うくらい辛かったです。

結果:揚子江 160、だいち 137、自分 130、かくて 97



13 13
(プレイ時間 30分)
13-20190220.JPG最近よく遊ぶ「ポイズン」の手札5枚バージョン。これまではずっと配りきりの方が長期的な計画も立てられて戦略性が高いと思い込んでいましたが、この手札5枚は途中で方針を何度か変えなければならず、柔軟性が求められて、また意外性もあり、同じゲームなのにこんなにも変わるものかと驚かされます。通常の「ポイズン」よりも、むしろこちらの方が良いという意見もありました。自分は3ディール目で失点を0に抑えて10失点とトップ。そのまま逃げ切り1位でした。

結果:自分 21(9+1+0+11)、だいち 24(9+4+7+4)、揚子江 27(4+9+2+12)、かくて 37(10+14+10+3)



ブンブンかくれんぼ Honigbienchen
(プレイ時間 5分)
Honigbienchen20190220.JPGここで、少し余った時間で記憶ゲームの「ブンブンかくれんぼ」です。たった6匹の蜂の位置と色がなかなか覚えられないものですね。記憶力を磨くには良いゲームだと思います。

結果:だいち 勝利



空手トマト Karate Tomate
KarateTomate20190220.JPGこれまで、空手トマトを3、4、5、6、7、9、10人で遊び、今回偶然にも初の8人プレイになりました。これで3−10人全てを試したことになります。6−8人くらいが一番面白いような気がしますが、少なくても多くても面白く、そこまでプレイ感覚は変わりません。4人の時は半分が脱落しなければならないので、一番ペースが遅い気もしますが、これも気のせいかもしれません。今回は、うまくしゃがんでカードを確保し、トロフィー13個を獲得して勝利しました。

結果:自分 13(3)、かくて 11(5)、ミロ 10(3)、ひいらぎ 8(3)、だいち 7(3)、NAO 6(3)、ちょこ 8(2脱落)、てふてふ 7(2脱落)



ブルー ラグーン Blue Lagoon
(説明 20分 プレイ時間 55分)
BlueLagoon20190220.JPGほとんどアブストラクトゲーム(ランダム要素は最初と後半開始時のリソースコマの配置)です。エリアマジョリティーあり、コネクション要素あり、セットコネクションありという90年代後半のゲームみたいです。「砂漠を越えて」と「原子の生活」を足して2で割ったというのが、このゲームを表す一番的確な表現かもしれません。

前半ではセットコレクションで25点も獲得できて79点とトップになりました。しかし、後半はセットコレクションが終わる前にゲームが終わってしまい、マジョリティーもあまりうまく行かずに61点でした。総合1位は後半でダントツの強さを見せ8島制覇し4島連結させたてふてふさんでした。ミロさんはアブストラクト系が苦手のようで、かなり苦心していたみたいです。

結果:てふてふ 161(73+88)、触角かるた 146(75+71)、自分 140(79+61)、ミロ 102(57+45)



ゴー ゴー エスキモー Go Go Eskimo
(説明 10分 プレイ時間 40分)
GoGoEskimo20190220.JPGコンポーネントが非常に可愛らしく、またゲームも思いの外シビアで楽しいゲームです。この日もなんども遊ばれていました。自分は5人プレイを1回遊びました。今回はカードの運があまり良くなく(というよりは、他のプレイヤーが3が2枚というあまりないラッキーな組み合わせを多く持っていた)、なかなか魚が取れませんでした。ベストはやはり4人、次点が5人だと思います。エスキモーが人気ですが、日本でタクティックから輸入してくれるところはないものでしょうか。需要はありそうですが。

結果:ひいらぎ 30、ミロ 28、触角かるた 23、自分 17、ちょこ 13



ラミー 17 Rummy 17
(プレイ時間 3ディール65分)
Rummy17-20190220.JPG最後は6人で「ラミー17です」。ノックをするプレイヤーはプレイ人数マイナス2なので、6人だと4人にノックする権利があってなかなか白熱します。おそらく5−6人がベストでしょう。ラミーをベースとしながらも得点カードとノックのルールによって、伝統的なラミー(トランプで遊ぶ系統のもの)とは一線を画しています。さらに、今回面白かったのは上がったプレイヤーでないプレイヤーが必ず最多得点(最少失点)だったことです。時間の都合で3ディール戦としました。最初の2ディールは調子が良かったものの、最終ディールで大量失点をしてしまいました。

結果:ヤマドリ 15、まさのぶ -1、のぶを -2、自分 -4、NAO -15、ひいらぎ -17、



KorokorodouKnizia20190220.JPG第1回のコロコロ堂クニツィア会はこれで終了です。主催のまさのぶさんは、続けていくようなので、次回が楽しみです。次回は3月20日水曜日だそうです。

SHARE