高尾ボードゲーム会 2018.03.18

久し振りに参加するイズナさん主催の高尾ゲーム会です。まずは武井さんと「ヘックス」の7x7を遊び、それ以降も様々なゲームで遊びました。



トランスヨーロッパ TransEuropa + ダイアの乱れ Vexation
(説明 10分 プレイ時間 75分)
TransEuropa20180318.JPG6人だったので「トランスヨーロッパ」を遊ぶことになりました。鉄道ゲームの中では手軽で好きなゲームの一つです。ほとんどの場合、馴染みがある地名の「トランスアメリカ」であそんでいたのですが、たっくんが言うには、後発の「トランスヨーロッパ」の方が、ずっと良いそうです。また、拡張の「ダイアの乱れ」は意味がない気がして使わないことが多いのですが、6人だと複数人で要衝をブロックできるために、なかなか良い拡張だと思いました。
どのタイミングで他人のネットワークとつなぐのかというのがほぼすべてみたいなゲームです。3ディールで得点が0以下のプレイヤーがでて終了。1ディール目と3ディール目は自分が勝ったのですが、2ディール目で大量失点をしてしまい、結果として2ディール目に勝って他のマイナスを抑えた、たっくんの勝利です。

結果:たっくん 9、自分 6、イズナ 3、みっちー 0、武井 0、usalapbit 0



フロッテ フロッセ Flotte Flosse
(プレイ時間 各5分)
FlotteFlosse-box.JPGクニツィアがハバから2002年に出版した子供用の早取りゲームです。コンポーネントは波形の魚カード18枚、長方形の識別カード22枚、捕獲用の網4本、それに木製の船乗りシーマスのコマ1個です。魚カードは表と裏に同じ魚が描かれていますが、どちらか1面は魚の歯が見えており危険な魚を表しています。識別カードは裏はすべて同じ。表側は魚カードに対応した18種の魚が描かれたカード1枚ずつに加えて、船乗りシーマスが描かれたカードが4枚あります。捕獲用の網は鉄製で取っ手が長く、ハエ叩きみたいな形をしています。

FlotteFlosse-materials.JPG場に魚カード18枚をランダムに並べ、船乗りシーマスも適当な場所に置きます。このとき、歯の見えた魚が3匹以下になるようにします。識別カードはよくシャッフルして山札にします。毎回、前回魚カードを取ったプレイヤーが山札から識別カードを1枚めくって、それと同じ魚カードを誰よりも早く網で確保するのです。うまく確保できたら識別カードを獲得します。船乗りシーマスのときも同様です。ただし、歯の見えた魚を間違えて取ってしまったら、ペナルティーとしてこれまで確保した識別カードを1枚捨てなければなりません。歯の見えていない魚を取った場合はペナルティーはありません。こうして最も獲得した識別カードが多いプレイヤーの勝利です。

早取りのゲームとしては、めくる識別カードと場の魚カードが別になっているので、場のカードが減らずに、最後まで緊張感があります。ゲーム中に4回ある船乗りシーマスを巡る争いも良いアクセントになっています。獲得に使う鉄製の網が良くできていて、手で叩いて取るのと違って手が痛くならないし、お互いを爪で傷付け合うこともありません。他のゲームにもこの網を利用したいくらいです。

FlotteFlosse20180318.JPG以前遊んだことがありますが、レポートは今回が初めてです。たっくんの長男みっちーにものすごく受けが良く、まず2回遊んだあと、「フィッシュイートフィッシュ」の前にも2回遊んで、結果的には計4回も遊んでしまsいました。本来は歯の見えている魚は3枚なのですが、適当に散らばせたので、ほぼ半数は歯の見えた魚になっていたと思います。

結果
1戦目:みっちー 6、たっくん 6、自分 4
2戦目:みっちー 4、たっくん 2、自分 2
3戦目:不明
4戦目:自分 5、みっちー 4、たっくん 0、usalapbit 0



水晶をとりもどせ! Mago Magino
(説明 15分 プレイ時間 20分)
MagoMagino20180318.JPG久し振りに遊びましたが、リスクテイクの面白さやジレンマもあって、大人でも十分遊べます。ただみっちーは「フロッテフロッセ」の方が気に入ったらしく、「フロッテフロッセ」は再び遊ばれたものの、「水晶をとりもどせ!」は1回のみでした。イズナさんも子供はこのゲームは嫌がるそうです。これまで、子供ゲームの傑作だと思っていたのですが、もしかしたら単にクニツィアが普通の大人向けのゲームを作っただけのことだったのかもしれません。

結果:自分 3、たっくん 2、みっちー 1



イスタンブール ダイスゲーム Istanbul: Das Würfelspiel
(説明 15分 プレイ時間 30分)
IstanbulDasWurfelspiel20180318.JPGボードゲームの「イスタンブール」のダイスゲーム版なのですが、ほとんど共通点がありません。割とよくあるタイプの色々と込み入ったダイスゲームです。5個のダイスを振ったあと、それらのダイスを使って2アクション行えます。ダイスの目の代わりになるチットを取ったり、特殊カードやタイルやお金を獲得したり、得点となる赤い宝石を獲得したり、といった具合です。振り直しができる白い宝石もあるのですが、振ったダイスのうち1個しか振り直せないのであまり意味がないように思えます。特殊タイルのバランスは疑問で、今回はusalapbitさんが毎手番にお金を3もらえるというカードを早々と手に入れて、お金で買える勝利点を買いまくって圧倒的に勝ちました。プレイヤー間でのバランス取りが求められる感じがし、このあたりはドーンっぽいです。

結果:usalapbit 6、イズナ 4、自分 3



フィッシュ イート フィッシュ Fish Eat Fish
(プレイ時間 35分)
FishEatFish20180318.JPG短時間でうまく相手を出し抜いて最後まで生き残ることを目指す「フィッシュイートフィッシュ」です。元になった古代ローマの新しいゲーム収録の「カエサル」とはカード構成が異なり、また戦いの前に移動ができます。これによって、一方からは攻撃ができるがもう一方からはできないという配置も良く起こり、ちょっと戦略的になります。昔は「フィッシュイートフィッシュ」のルールを勘違いしていて、「カエサル」の方が面白いと思っていたのですが、得点方式ということもあり、こちらの方が良いのではないでしょうか。

結果:たっくん 10、自分 5、武井 0、イズナ 0



ハイパーロボット Rasende Roboter
RasendeRoboter20180318.JPG時間の隙間に少しだけ遊びました。この日の問題は写真の通りです。11手が最短(何通りかある)だと思うのですが、10手がある可能性も捨て切れません。どうでしょうか。




マネージャー Maganer
(プレイ時間 35分)
Manager20180318.JPG伝説の値付け連鎖予想ゲーム「マネージャー」です。武井さんは「つまり50000稼げば良いってことでしょ?」とまったく工場を買わずに株に投資します。一時は自社株を20株以上持っていました。自分は後半は主に他社の株を多く買って、株があがるように、自社は工場でコストを下げて、値付けを低めにしました。低すぎると連鎖が止まるので、この辺りが難しいところです。良くも悪くも自由奔放なゲームで、もう少し幾つか縛りがあっても良いかもしれません。例えば、ダンピングはいくらまでとか、株の売買はいくつまでとか。ダンピングは500まで、そして株の売買は合計で5株まで、というのはどうでしょうか?

何度かダンピングがあってゲームが停滞したものの、武井さんが最後に株を全て売って工場を建てて勝利し、合計16ラウンドで終了しました。荒削りすぎますが、たまに遊びたくなるゲームです。

結果:武井 515、自分 476、usalapbit 400、イズナ 388



スパイフォール Spyfall
最後は2次会も含めて3回スパイフォールを遊びました。武井さんが必ずスパイになってしまうという展開でした。4人だと予想通りなかなか難しいです。6人以上は欲しいですね。また写真を撮るのを忘れました。

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