ゲームマーケット２０１７秋 2017.12.02-03

今回から初の２日開催となったゲームマーケット。１日目には、初めてブースを出して出展し、２日目は自由に色々なブースを見て回りました。今回はエリック・マーティンが来られずに、個人的には少々寂しいゲームマーケットでしたが、「ヤバラス」を作ったプログラムの作者であるキャメロン・ブラウンがブースを手伝ってくれました。

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１２月２日　土曜日（１日目）

第１日目は「土嚢の会」H065-066 として、初めてゲームマーケットで出展しました。普段土嚢の会に来てくれている方々に協力してもらって、ネスターゲームズのゲームを２５種売りました。他人のブースを手伝ったことは何度もあるのですが、自分で仕切るのは初めてで、準備が色々と大変でした。例年出展している「アブストラクト博物館」が出展を取りやめたので、それを引き継いだのですが、それが、カタログ原稿締め切りの前日だったので、カタログはテキストだけの簡素なものとし、その代わりにウェブサイト上ですべてのゲームの宣伝をしました。

仕入れるゲームについては傑作が多いので色々と悩みました。作者別にみると、海外からはネスター・アンドレス５種（アダプトイド、ペントアップ、セブン、カウンタープレイ、羊と犬と狼）、キャメロン・ブラウン４種（アクロン、ヤバラス、リミット、トライアド）、ホセ・マニュエル２種（デュプロヘックス、デュプロライン）、ディーター・シュタイン２種（アバンデ、ヴォロ）、フィル・レドゥーク２種（ミュルスガリカス、流氷に乗って）、に加えてコンヘックスとアマゾンを販売。国内からは、アブストラクト博物館・館長の中島さんの４種（アメーバ、バラナシ、ファノ３３０Ｒモリス、フリップフロップ＆フリップフォー）のほか、土井さんのフィッシャリー、そして自分がデザインしたヤバラックス、グレーシャーも売りました。最後に古典的ゲームとして現在国内では絶版と思われるヘックスを１１x１１と１４x１４の２種用意。１４x１４には１１x１１のボードも含まれており、２つのサイズで遊べます。

ネスターゲームズはすべて同じ袋に入っており、袋の脇に印刷されているシンボルで中のゲームを判別します。慣れていれば良いのですが、中に何が入っているのかさっぱりわからないので、すべてのゲームの写真を、名前と値段とシンボルと一緒にボードに貼りました。結果としては、これは良い方法だったと思います。

最初の１−２時間はやはり忙しく、そのあとも試遊をしては買って行ってくれる方もたくさんいて、アブストラクトゲームは初めてという方やあまり馴染みがないという方も興味を持ってくれたのがすごく有意義でした。土嚢の会の主力メンバー６人に加え、途中からはキャメロン・ブラウンも来て、試遊を手伝ってくれました。忙しくて会場の案内はできなかったのですが、ひとりで色々とパズルなどを見つけてきて楽しんでくれたようです。

知名度の高い「ヤバラス」が例外的に売れていた以外は、やはり見栄えの良い「ペントアップ」「セブン」「カウンタープレイ」、「アクロン」あたりはあっという間に売り切れてしまいました。次回は（もしやるならば）このあたりを少し考慮して仕入れたいと思っています。「グレーシャー」をすごくわかって試遊してくれていた方が買ってくれて、これが一番嬉しかったです。

終了後は手伝ってくれた方みんなと食事に行って解散。

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１２月３日　日曜日　（２日目）

２日目はブースを出していないので、気楽です。午後になってから出発し、友人を案内しつつ色々なブースを回りました。リアルカタンにも少しだけ参加しました。なかなか良い試みですね。賽苑のブースでは、リカーーーリングのペア戦の試遊をやっていました。ＴＲＰＧが多くてあまり試遊をしたいゲームがなかったのですが、唯一試遊したのは「塔とカタパルト」というゲームです。

塔とカタパルト Towers and Catapults
塔を建てていくエリアマジョリティーですが、カタパルトでそれらを物理的に破壊していくこともできるという、なかなかダイナミックなゲームです。カタパルト以外の部分が割としっかりとしたゲームになっているので、色々な戦略が取れそうです。時間の都合上、５ラウンド中３ラウンドしか遊べませんでしたが、次回はフルで５ラウンド遊びたいものです。

夜は、賽苑の２人と大井町で夕食。翌日の予定もあったので、早めに帰宅しました。これにてゲームマーケットは終了です。

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