ボードゲームサークル まんまる 2017.07.23

ザロンバと魔法の森 Zaromba und der verhexte Wald
(説明 20分 プレイ時間 20分)
Zaromba20170723.JPG2002年にクレメントーニから出版されたクニツィアの子ども向けゲームです。これまで英訳や和訳がなくて、そろそろドイツ語の原文を翻訳機にかけるかと思っていたらギークで英訳を発見して、今回のプレイにこぎつけました。プレイヤーはダイス2個を振って、3つの動物コマをゴールに導くのが目的です。中央の円環はザロンバというコマが動き、プレイヤーのコマはザロンバに捕まるとスタートに戻されます。

ダイスは1、2、3、4、5、小ザロンバの6面と1、2、3、4、小ザロンバ、大ザロンバの6面になっています。小ザロンバが出るたびに、ザロンバはもう1つのダイスの数値だけ動きます。さらに大ザロンバだったり両方がザロンバだと、その組み合わせによってザロンバは切り株から切り株へと大きく動くのです。ゴールの近くには安全地帯があるので、そこで嵐が過ぎるのを待つのも良いかもしれません。ゴールでは到着したドアの色の鍵を見つけなければなりません。徐々に、どのカードがどの色の鍵かがわかってきます。ここには少しだけ記憶の要素があります。クニツィアの子ども用ゲームには結構面白いものもあるのですが、これは今ひとつでした。でもルールが違うという可能性もありますが。

結果:タカシノリョウ 3、ひぐたか 2、自分 2、たま 1



世界のスカイライン Skyline of the World
(説明 10分 プレイ時間 105分)
SkylineOfTheWorld20170723.JPGボードゲームメモのナカタさんお勧めの「世界のスカイライン」です。非常に現金が少なく、また勝利点を得る機会が少ないゲームです。各自、ビルディングの階層となるブロックをたくさん持っています。それぞれのブロックは1階用から5階のペントハウス用まで置ける階層が決まっており、置くための費用も1、2、3、4、5階が1、2、4、6、10と決まっています。目的は5階のペントハウスをたくさん建設することです(といっても各自3つずつしか持っていません。1つ1点です)。他にはゲーム開始時に配られたカードの通りにビルディングを並べてあれば2点、都市の重要な場所3カ所のペントハウスは追加で1点というのが得点の全てです。

手番には、建てられる限り最低1つのビルディングの階層を建てなければなりません。1層目なら銀行に、それ以外は直下のプレイヤーに支払います。自分の階層を連続させることは基本的にはできません。そして好きなだけストックからビルディングの階層を買います。この買う値段は建てる値段と同じ、つまり建てるためには表示された価格の2倍が必要になるのです。恐ろしい! なお、手番の初めに自分の連続するビルディング1グループ収入が得られます。1グループだけなので、分断されてしまうと収入がぐっと減ります。他にはニュートラルな白の階層や、自分だけしか上に置けない階層など特殊なものが幾つかあり、これらがルールを少々ややこしくしています。

非常にマルチ色の強いゲームで、潰し合いの叩き合いです。なんとかみんなに睨まれないように、静かに行動してチャンスをうかがいます。一つ先の手番を考えてビルディングの階層を買わなければならないのが難しいですが、面白い部分でもあります。なにぶん「バス」みたいな低得点しか入らないこともあり、すったもんだのあげく、なんとか勝利をものにしました。システムは結構好きですが、マルチすぎます。でもたまにはこういうのも楽しいですね。

結果:自分 5、たま 4、ひぐたか 4、タカシノリョウ 3



サギ師 Hochstapler
(プレイ時間 20分)
Hochstapler20170723.JPG最後はあまり時間がないので簡単に終わる「サギ師」です。本来は10失点勝負が面白いと思いますが、今回は1回のみ。左隣りのプレイヤーにことごとくダウトされて最下位でした。どうも、このバージョンでは最後の1枚を残さなくても良いみたいです。さらにプレイヤーが捨てたカードが公開情報なのか気になります。少し調べてみます。

結果:枇杷 0、だだ 0、ひがしさいたま 1、こじこじ 2、自分 4

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