今回のゲームマーケットは、いつも通訳をしているエリック・マーティンが来日しなかったこともあり、久し振りに自由にいろいろなブースを見て回ることができました。ビッグサイトの東７・８という一番奥なので、外へのアクセスが大変でした。それにしても２つもホールを使っており、ますます大規模になってきていますね。そろそろ２日開催をして欲しいものです。
「アブストラクト博物館」として、ネスターゲームスの製品を中心に、ゲームのデモプレイや販売の手伝いを少しだけしました。あとは、シミーズさんにもらったリストを頼りに、知人友人らと様々なブースを見て過ごしました。普段はあまり同人ゲームを買わないのですが、今回は思いのほか多くのゲームを購入してしまいました。
スターフォール Starfall
ディアシュピールのプレイスペースブースで遊んだゲームです。タイルを集めていくセットコレクションですが、それぞれのタイルには複数の要素が描かれていることがあります。プレイヤーは恒星、惑星、衛星、彗星、星雲といった夜空を司る要素を集めていくのです。ボードは価格を表しており、手番には新たにタイルをめくって一番高い価格の場所に置くか、既に置かれているタイルの価格を下げるか、既に置かれているタイルを買うか、の３択です。タイルはボードに３枚までという制限があり、さらに価格を下げるのは次の空いているスペースまでです。つまり７、８、９という価格の３枚のタイルがあるとき、価格が９のタイルを下げると価格は６になるのです。最初の所持金と総タイル枚数から自然と相場が生まれます。ただこれが固定されているので、いつも同じような展開にならないかと心配です。サドンデスの要素を入れたり、収入の要素を入れたら面白いかもしれません。また場に３枚はちょっと少なすぎる気がします。もう少し多くても（５枚くらいでも）良いのでは？
結果：ウサギ ６５、ミズキ ６０、自分 ５９、キノ ５１
リカーーーリング Recurrring
自分がテストプレイに関わってきたリカーリングがついに製品化されてこの日発売となりました。タイトルは長音符が３つでRも３つになったようです。ゲームの内容についてはのちのレポートで改めてきちんと書こうと思いますが、同じカードがぐるぐるとプレイヤー間を巡るというとても変わったメカニクスのゲームです。このゲームマーケットでは個人的にダントツの一押しです。この日は１度だけ能勢さん、たっくん、ミロさんと４人で遊びました。
ゲームマーケット終了後は、Raelさん主催の２次会に参加。そのあとの３次会では、買ったばかりのゲームをいくつか遊びました。
キャントストップ Can't Stop
購入したばかりのニューゲームズオーダー版です。遊ぶのは久し振り。ボードがおしゃれな布製になっています。コンパクトに持ち運べそうですね。今回は、一味さん、まーさん、halさんとの４人プレイ。通常は２人で遊ぶことが多いのですが、４人でもだらだらと遊ぶには良いと思います。６−７−８の中央を狙って７と８を確保。そのあと２を制覇して勝利しました。
結果：自分 勝利
バザリ Basari
シュタウペの代表作「バサリ」が戻ってきました。グラフィックは初版のものを踏襲していますが、のちに出版された「宝石商」や「バサリカードゲーム」と同様に５人まで遊べるようになりました。５人の時はアクションが１つ増えるようです。今回は４人だったので、久し振りなのですがほぼルールは覚えていました。何年たっても忘れずに覚えていられるルールというのは良いゲームの証拠ですね。
結果：不明
聖杯サクセション Throne and the Grail
大気圏内ゲームズの新作カードゲームです。場に１枚ずつ出していって任意のタイミングで最新の５枚が取れるという単純なシステムですが、セットコレクションや色ごとの最多などがあり、一筋縄ではいきません。さらに３枚入っている聖杯をすべて集めるとサドンデス勝利になります。
１戦目は聖杯をすべて取られて敗北。２戦目は最後まで粘ったものの、ほぼすべての分野で圧倒的に負けてしまいました。
結果
１戦目：hal 勝利、自分 敗北
２戦目：hal 勝利、自分 敗北
購入ゲーム一覧
バザリ
キャントストップ
インフェルノ（テンデイズゲームズ小箱版）
リカーーーリング
エンデ
貴族と高利貸
小さな創世記
ヒラリアスストラグル
（書籍）ゲームジャンボリオ、つよくなるツイクスト
思ったよりも多くのゲームや書籍を購入してしまいました。これから少しずつ遊ぶのが楽しみ。
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