横浜戸塚 ボードゲーム会 2016.09.22

秋分の日は、はたさんと誘い合って戸塚ボードゲーム会に参加しました。普段は平日なので夜だけですが、この日は終日です。クニツィア7種を堪能しました。



ラー Ra (ニューゲームズオーダー版)
(説明 15分 プレイ時間 各50分)
はたさんのリクエストで、まずは「ラー」です。経験者はコルトさんと自分の2人だけ。なんと1ラウンド目ではラータイルが半分くらい埋まったところで、コルトさん以外は全員3回競り落としてしまいました。ちょっと抜けるのは早いと思いましたが、いつもあっという間にラータイルで埋まるので、つい早抜けしてしまったのです。コルトさんは太陽チップが最高の13も含めて2枚あるので、あと2回も「ひとり旅(おみくじタイムともいう)」ができます。通常ならば、1回目は8枚取れても2回目の途中でラータールでいっぱいになりそうになったり、あるいは災害タイルが出たりするものですが、なんと1回目も2回目も大量のモニュメントを獲得し、計16枚を獲得。モニュメント8種を既に達成してしまいました。この展開はさすがに見たことがありません。最後にはモニュメント8種を2枚ずつに近い状態まで集めていました。このあとファラオや洪水で必死に追いつこうと頑張ったものの4点差で2位でした。モニュメント強し!

Ra20160922-2.JPG2戦目は自分が序盤からモニュメントを集めていき、3ラウンド目で8種達成。さらに4枚と3枚組も達成してこれだけで30点。文明やファラオはないものの勝ち切りました。ラーは何人でも面白いですが、4人が一番バランスとしては良いかもしれませんね。

結果
1戦目:コルト 44、自分 40、はた 31、もりぴ 21
2戦目:自分 43、もりぴ 34、コルト 30、はた 26



タージ マハル Tadsch Mahal (リオグランデ新版)
(説明 20分 プレイ時間 95分)
TadschMahal20160922-1.JPGはたさんリクエスト第2弾は「タージマハル」です。これも非常に痺れる競りゲームです。「アタック(ケ)/アイバンホー/ジェムディーラー」あるいは「万里の長城/長蛇の列」とプレイ感覚は似ていますが、カードの補充が限られているのでたいてい何度かは戦わずに降りることになります。この辺りの判断が悩ましいのです。もっと遊ばれても良いゲームだと思いますが、ひと昔前のゲームというのはなかなか遊ばれませんね。

TadschMahal20160922-2.JPG自分は1−2ラウンドで紫を獲得し、3ラウンド目からは紫の特殊カード「追加の象」で八角形タイルを獲得していきます。最初はスパイスを目指していましたが、途中から宝石が多くなってきました。宮殿のコネクションでは北部の辺境を横につなぎ、さらに南部の内陸部をつないで、最後の12ラウンドでそれらをすべて繋げたことが大きかったです。

よく考えたら「ラー」と「タージマハル」は元はクニツィアのアレア大箱2作ですね。さすが、傑作。

結果:自分 53、もりぴ 45、コルト 32、はた 30



メディチ カードゲーム Medici: The Card Game
(説明 5分 プレイ時間 35分)
MediciTCG20160922.JPGいわゆる「競り抜きメディチ」です。1−3枚をめくるところ、ラウンドで計5枚しか獲得できないこと、ラウンドでの合計値と累積の交易品数を競って順位によって得点するところなどは元のゲームと同じですが、競りがなく場の列から獲得することは大きな違いです。確か「未開の西部のカードゲーム(灼熱のエース)」に似たようなゲームが収録されていたと思うのですが、ちょっと覚えていません。

このゲームの欠点は得点が5点単位なので同点になりやすいところです。1点単位でも良かったのではないかと思いますが、どうでしょうか。確かに計算は楽なのですが、1位引き分けと2位が同じ得点だし2位引き分けは無得点です。失ったものの方が大きな気がします。

結果:はた 140、自分 140、コルト 120、もりぴ 95



ヘックメック ジュニア Heckmeck Junior (第2版)
(プレイ時間 15分)
HeckmeckJunior20160922.JPGあの「ヘックメックジュニア」が小箱になって再販されました。タイルは紙製になり、非常にミニマルなコンポーネントです。バーストがなく、数値が1と2だけなのが特長です。昔遊んだときはヘックメックの中ではかなり好きなバリアントだったのですが、今回は序盤でルールを間違えてしまい、進行が少々おかしなことになりました。今度ちゃんとしたルールで最初から遊びたいです。

結果:はた 8、コルト 5、自分 3



億万長者と破産 Milionerzy i bankruci
(プレイ時間 各20−30分)
MillionerzyIBankruci20160922.JPG3人で続けてポーランド版「ハイソサエティ」である「億万長者と破産」を遊びました。はたさんは大の「ハイソサエティ」好きで、シネマアミーゴでも頻繁に遊ばれるゲームの一つです。

1戦目は泥棒よけに1を手に入れつつも、結局すべての悪いカードを避けて勝ちましたが、2戦目は最後に25だけ手元に残ってしまい足切りを食らってしまいました。コルトさんは「ハイソサエティ」初勝利だそうです。

結果
1戦目:自分 23(32)、コルト 4(67)、はた 36(25x)
2戦目:コルト 19(30)、はた 16(46)、自分 22(25x)



レス パブリカ 2230AD Res Publica 2230AD
(説明 15分 プレイ時間 50分)
ResPublica2230AD20160922.JPG閃光さん持ち込みの「レスパブリカ」の新版で、カードの種類が少し増えています。せっかくなので、この版で追加された「ニューコロニー」を種族x3+技術x3で獲得しましたが、結局1回も活かせませんでした。おそらく「ニューコロニー」の能力をもっと使って技術5種を取って勝ち逃げるのが良いのだと思います。次回こそ、この戦法を試してみたいものです。

はたさんが5種を揃えたものの、最後に同種5枚組は公開して得点できるので、閃光さんは隠し持っていた5枚の技術で逆転勝ちを決めました。こういう勝ち方もあるのですね。

結果:閃光 51、はた 50、自分 42



頭脳絶好調 カードゲーム Einfach Genial: Das Kartenspiel
(プレイ時間 20分)
EinfachGenialDasKartenspiel20160922.JPG最後は持参した手軽な「頭脳絶好調カードゲーム」です。あまり評価されていませんが、悪くないカードゲームだと思います。3人だと場が3枚なので、4人の方が良いかもしれません。終盤にうまく10点の「絶好調」を連続で決めて勝ちきるかが鍵ですね。

結果:はた 7、閃光 6、自分 5

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