草場宅ゲーム会 / なかよし村とゲームの木 2013.04.13

秋山さんと一緒に、草場さんの家、そして「なかよし村とゲームの木」にお邪魔しました。草場さんの家では珍しい古いゲームとクニツィアを2つ、なかよし村もボードゲームの日だったので、クニツィアの「キングアーサー」とイタリアのカードゲーム「スコポーネ」を遊びました。



ワン ツー スリー ゲーム 1-2-3 Game
1-2-3game20130413.JPG「ワンツースリーゲーム」はディスクを転がして3目並べをするというアクションゲームです。リアルタイムではなく手番順に自分の色のディスク1枚を転がします。9つの穴にはディスクが数枚はいるようになっており、相手のディスクを上書きできる他に、ディスクが溜まるとその上をうまく転がって遠くの穴に入るようになります。そのあたりが、思いのほか戦略的です。

草場さんの家には様々な古いゲームが眠っており、このゲームもその1つです。数分で終わることもあり、4回遊びました。ボードの形状から本来は4人専用だと思います。

結果:草場 2、秋山 1、自分 1



コレゴ Corego
Corego20130413.JPGギガミックの「クイキソ Quixo」を思わせる5目並べです。目的は自分の色で縦横斜めに5つ並べることです。ボードには25枚のタイルが伏せた状態で置かれており(おそらく後手番の黒が1つ多いと思われます)、先手の赤がワイルドタイル(赤と黒が両方描かれているもの)を持ってスタート。手番には25マスの好きなところにタイルを入れて縦か横にスライドさせます。押し出されたタイルが裏向きならそれを表にし、相手に渡して相手の番になります。一度表になったタイルは押し出されても表のままです。ワイルドタイルは押し出せません。面白いのはスライドは縦横各1方向しかできないような構造になっていることです。ボードには三角の矢印が書かれており、それと逆の方向は物理的に押し出せないような仕掛けがしてあるのです。この互い違いの矢印が非常に良くできており、このゲームの醍醐味だと思います。

秋山さんと2回遊びました。これはなかなか傑作だと思います。

結果:2勝



京都 Kyoto
Kyoto20130413.JPGメビウスが出版予定のクニツィアのゲームで「京都」は仮題です。メビウスの20周年パーティーの時にイベントとして参加者の間でプレイされました。自分はこれで遊ぶのは4回目くらいですが、遊べば遊ぶほどこのゲームの面白さが見えてきます。相手の妨害と自分の利益のあいだでのバランスが悩ましいです。秋山さんが自分の色で大きなエリアを作ってしまい、挽回不可能になってしまいました。

結果:秋山 90、自分 78、草場 76



エスカレーション Escalation!
秋山さんが遊んだことがないというのでエスカレーションを3ディール遊びました。やはり3人が一番面白いと思います。遊び込んだ経験を活かして最初の2ディールまでは9点に抑えるものの、3ディール目では21失点。しかしながらなんとか逃げ切ることができました。

結果:自分 30、秋山 54、草場 77



ここで「なかよし村とゲームの木」の会場である高田馬場ブリッジセンターに移動です。久し振りの参加で、今年1月からの新会場は初めてです。以前とほぼ変わらない位置で、駅からも近く便利な場所です。



キングアーサー King Arthur: Das Kartenspiel
(プレイ時間 各30ー35分)
KingArthur20130413.JPG一般的にはあまり評価が高くないゲームなのですが、カードの予約や再攻撃、二重攻撃ができる上級ルールを使うとぐっと面白くなるゲームです。「ロンドン掠奪事件」と似たカードドラフトのゲームですが、また違った味わいがあります。「ロンドン掠奪事件」が好きな木さんと夜の花畑さんがいたので出してみました。どこまで溜め込むか、そしてどこで再攻撃や二重攻撃をするかが悩ましくも楽しいゲームです。基本ルールしか遊んだことがない方も多いようですが、ぜひ上級ルールで遊んで欲しいです。

結果
1戦目:自分 43、夜の花畑 40、堀田 38、木 24
2戦目:自分 48、夜の花畑 40、堀田 32、木 32



スコポーネ Scopone
(プレイ時間 40分)
木さんといえば「スコポーネ」です。好きなゲームですが、プライム点が覚えられないこともあり、なかなかプレイ機会がありません。相手に連続スイープをされてしまうなどのミスを犯してしまいましたが、後半には感覚を取り戻して少し追いつきました。本来は11点先取なのですが、時間の関係で途中終了です。

結果(途中終了):木&堀田 8、夜の花畑&自分 6

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