秋葉原水曜日の会 2012.12.26

今年最後の水曜の会です。4テーブルほどが埋まっており、とりあえず空いていたりゅ~い~そ~さんを誘ってネスターのアブストラクトを2種遊び、そのあとはいつものようにクニツィア3連発でした。



ミュルス ガリカス Murus Gallicus
(プレイ時間 各5ー20分)
MurusGallicus20121226.JPG相手の側に到達すれば勝ちというゲームですが、移動のルールなど他のゲームにはあまりないユニークなプレイ感覚で好きなゲームの1つです。7列のうち相手から3列目が肝で、自分の2段重ねのコマを置けると相手にはかなりの脅威となります。逆もまた然りで、そういうように攻め込まれないよう効率よくブロックします。この辺りの攻防のバランスが良くできていて、好感が持てます。

結果
1戦目:自分
2戦目:自分



ヤバラス Yavalath
(プレイ時間 各5分)
Yavalath20121226.JPGヘックスボードで遊ぶ、三目を作ったら負けになる四目並べです。ちょっと練習してから2回ほど遊びました。

結果
1戦目:自分
2戦目:自分



カルカソンヌ ディ ブルグ Caarcassonne: Die Burg
(プレイ時間 30分)
DieBurg20121226.JPG2人用としては異色のカルカソンヌです。「カルカソンヌが好きなプレイヤーはディブルグが嫌いで、ディブルグが好きなプレイヤーはカルカソンヌが嫌いだよね」と誰かが言っていましたが、そこまで極端ではないにせよ、当たっている部分があると思います。この2つは同じシステムを元にしていながら、実際はかなり毛色の異なるゲームで、自分はより自由度が高く能動的なディブルグの方が好みです。

ナカタさんは初プレイ。自分は行き止まりになっているタイルが必要な1マスの空白を作り、そこが埋まれば巨大な城壁(2倍の特殊タイルがあるので)と道路と屋根の3種が一度に完成する予定でした。行き止まりは全部で6枚あり、デッキの中に残り3枚があったので少なくとも1枚は引くだろうと考えたのです。しかしながら、ナカタさんは二連続手番の特殊タイルを2枚も獲得したということもあり、これら3枚をすべて自力で引いてしまいました。獲得した屋根のボーナスもたったの6点で、まったく話にならず、ナカタさんの圧勝です。

結果:ナカタ 100、自分 76



自由都市 Municipium
(プレイ時間 70分)
Municipium20121226.JPG最近結構持ち込んでいるクニツィアらしくないけどクニツィアっぽい「自由都市」です。珍しく特殊能力が各建物にあったり(全7種)各プレイヤーにワンタイムの特殊カードがあったり(全3種)しますが、使われ方は限定的で、根本的にはドイツゲームの王道であるエリアマジョリティーをクニツィアらしくタイミング良く使うというちょっと90年代っぽい感じもするゲームです。

今回は、草場さん、ナカタさん、はいばらさんとの4人プレイ。「草場さんが『ギャングスター』や『反乱』を好きなように、自分はこのゲームが好きなんですよ。」と言うと、草場さんは妙に納得していました。まあなんともプレイ感を説明しずらいゲームです。

今回は他のプレイヤーと思考がかぶってしまい、3位でなんの恩恵も得られなかったということが多かったです。またタイブレークにすこしこだわりすぎたのも敗因だとおもいます。色々な展開があり、まだまだ楽しめそうです。

結果:はいばら 5、草場 4(5)、ナカタ 4(3)、自分 4(2)
(括弧内はタイブレークのミープル数)



エスカレーション Escalation
(プレイ時間 3ディール10分)
Escalation20121226.JPG最後に3人でエスカレーションを遊びました。おそらく3人がもっとも戦略的に遊べるので一番面白いと思います。1ディール目は最初から2枚しかない13が両方きたり、次々とペアが揃ったりと恐ろしいツキの良さで無失点。その後も低失点を重ね、トップでした。

結果:自分 14、ナカタ 64、草場 85



これで2012年の水曜日の会もおしまいです。また来年もよろしくお願いします。

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