2人ゲーム会 2012.07.27

ペナルティー Penalty
(説明 5分 プレイ時間 20分)
Penalty20120727.JPG「ペナルティー」はアイスホッケーをテーマとしたシュピールボックス1993年2号の付録でエディションシュピールボックスというシリーズの2番目に当たります。

各プレイヤーは5が1枚、2が5枚1が10枚の計16枚のコインを持ちます。ボードはホッケー場が描かれており、自分と相手のゴールの間は3マスしかありません。ラウンド開始時は中央のマスにパックを置いてスタートです。2人で手持ちのコインを好きなだけ握り(まったく握らなくても良い)同時に公開します。握った数値合計の高いプレイヤーが相手のゴールに向けて1マスパックを進めます。ただし相手よりもコインの枚数が3以上多かったらペナルティーとなり、相手が進んでしまうのです。面白いのは合計値でなくコインの枚数だというところで、価値5のコインはかなり強いのです。ゴールするたびにパックは中央に戻して再開します。

これを繰り返してどちらかのコインが尽きるとラウンド終了です。もしコインを持っている方がゴールまでのマス数以上のコイン枚数を持っていれば、1回だけゴールしたことになります。3ラウンド終了して得点の高かったプレイヤーの勝利です。

シンプルな読み合いのゲームです。やはり強いのは数値の大きなコインで、5と2を握って7というのが最強だと思います。ブラフをかけて握らずに相手が3枚以上握ることを期待するのも楽しいものです。今回は「古代ローマの新しいゲーム」に付属のコインを代用しました(ただし、1のコインは20枚ないので、1と10のコインで代用)。

結果:シミーズ 3、自分 2



ジェームス リジィ James Rizzi
(説明 5分 プレイ時間 各5-15分)
JamesRizzi20120727.JPGコスモスから2005年に出版される予定だった幻のクニツィアのゲームです。ギークにエントリーがあり、予定だったボックスアートまで見ることができます。ルールも有志により掲載されているので遊んでみました。使うのは0から6のカード4枚ずつ28枚でスートはありません。また連番であれば良いので1から7などでも構いません。これを12枚ずつ手札として配り、残りの4枚は使わずに誰も見ないよう伏せたままにします。順番に手札から1枚ずつカードを場に出して先に出せなくなった方が負けです。場に出す時は、新しい山を作るか、既にある山に重ねて置くかのどちらかです。重ねておく時はそれまでの数値の次の数値しか置けません。また山は計3つまでです。例えば3つの山の数値が5、5、6だったら、6か7しか出せないわけです。どちらかが出せなくなった時点で出せなくなったプレイヤーの手札枚数が失点となります。6失点で1ゲームなのですが、あまりにも短いので最後の2回は16失点までということにしました。

単純ながらもなかなか熱い読み合いになります。相手が持っていないと思われる数値をうまく攻めていくのですが、ちょっと独特なプレイ感覚があります。賽苑が作るカードゲームと似た雰囲気で、何度も続けて遊んでしまいました。トランプなどを使って遊べます。今回は「古代ローマの新しいゲーム」の1から7で代用しました。

結果(数字は失点)
1戦目 自分 0、シミーズ 6
2戦目 シミーズ 5、自分 7
3戦目 シミーズ 5、自分 8
4戦目 シミーズ 0、自分 17
5戦目 自分 9、シミーズ 16



カルカソンヌ ディ ブルグ Carcassonne: Die Burg
最後はシミーズさんにとっては2回目となる「ディブルグ」です。シミーズさんはカルカソンヌが好きだというだけあって今回は大敗しました。

結果:シミーズ 100、自分 68

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