秋葉原水曜日の会 2012.05.23

ノー ラック ポーカー No Luck Poker
(プレイ時間 55分)
NoLuckPoker20120523.JPGカワサキファクトリーの新作で、アブストラクトゲーム(完全情報ゲーム)としては第4弾となる期待の一作です。両プレイヤーはポーカーの役を作って競うのですが、手札となる5枚のカードは自分が場に置くチップで表されます。手番では、場にチップを置く(カードを得ることに対応)、掛け金を上げる(レイズ)、降りる(フォールド)、勝負する(ショーダウン)の4択です。チップを置く時には自分が既に置いたチップの隣りに順に2つ(つまり2つ目は1つ目の隣りでも良い)か相手チップの隣りに1つです。フォールドとショーダウンは2段階になっており、2回選んで初めてラウンド終了となります。また各プレイヤーはこれらのアクションをそれぞれ追加で1回追加で行える特殊チップを4枚持っていますが、異なるアクションを行うことはできません。つまり手番に3つチップを置けたり、一気にフォールドやショーダウンに持ち込めたりはできますが、チップを置いて、ショーダウンを1段階進めるなどということはできないのです。またこれらのチップは以後のゲームの掛け金を増やすことにつながっているのも面白い演出です。こうしてどちらかが300点を先取すれば勝ちとなります。

今回で3度目のプレイとなります。アイディアは面白いのですが、色々と試しても、どうもプレイの幅が少し狭く感じます。基本的にはラウンドごとにスタートの場所が変わるとはいえ先手が非常に有利です。勝たなければ得点は伸びないので、先手は最初にチップを置く以外の選択肢はほぼありません。最初からレイズなどしていると負けてしまいます。またボードの縦軸のストレートフラッシュ系と横軸のフォーカード、フルハウス系の攻防は面白いのですが、中盤以降は9-10のあたりがあまり使われないのは残念です。テキサスホールデムやセブンスタッドのように、共通のカードを使う、7枚持ちにする、捨てたカードはもう使えない、カードを破棄できる、などがあった方が良かったように思えます。ラウンド毎にそれぞれのスタートカードしか違いが無いので、展開が狭く思えてしまうのです。ラウンドの最初の1-2手くらいが非常に重要ですが、最善手も少々自明すぎる感じです。フォーカード系からストレートフラッシュ系に移るのが思いのほか容易なので、配置制限を逆にする(自分の隣りなら1枚だけ、相手の隣りなら2枚)のも良いかもしれません。

前回2回と同様に、今回もほぼ常にラウンドの先手プレイヤーがそのラウンドに勝つ展開になりました。よってどこから4枚の追加行動チップを使って300に持っていくかというのが焦点になりました。今のところ展開が決まっている感じがありますが、もう少し遊んでみようと思います。

結果:シミーズ 430、自分 250



インディゴ Indigo
(説明 5分 プレイ時間 各20-30分)
Indigo20120523.JPG待望のクニツィアの新作です。ナカタさんの持ち込みで3回遊ばせて頂きました。得点となる宝石と自分の辺をうまく通路で連結させるタイル置きのゲームです。ボードは大きな六角形で、3-4人の場合は各辺を2人が担当します。つまり延べ12辺あるので、3人なら4辺ずつ、4人なら3辺ずつとなるわけです。宝石は3種類あり、1点の黄色はボードの頂点付近に、2点の緑と3点の青はボード中央にあります。手番には手札のタイルを好きな場所に置くだけです。手札は1枚で置いたら補充するので、カルカソンヌなどと本質的には同じドローアンドプレイ式です。

1戦目は4人でかなりファミリーゲームよりなのかなあと思っていましたが、2戦目以降はシビアな戦いになり面白かったです。とくに相手の辺同士を結んだり、自分の辺からの通路を最大限の広げたりの攻防が熱く、またタイルの種類が5種類(正六角形の辺をペアにするすべてのパターンが5通り)しかないので、可能性に賭けることもできます。2戦目ではバリアントの手札2枚を試しましたが、いまのところは1枚でも良いような気がしたので3戦目は通常通りの1枚に戻しました。

こういった連結のゲームとしては「メトロ」を始め色々とありますが、「インディゴ」ではタイルが5種類と絞られており、戦略が立てやすくなっているのは好感が持てます。

結果
1戦目:シミーズ 7(6)、ナカタ 7(5)、自分 7(5)、大新 7(4)
2戦目:自分 11、大新 8、タナカマ 7、シミーズ 6
3戦目:ナカタ 10、自分 8、大新 6



面接開始5分前! 5 Minutes Before the Interview
5Minutes20120523.JPG各自4種類の「面接であってはならないこと」のうち1つを担当します。鼻毛が出ている、口臭が強い、ズボンの尻に穴があいている、寝癖がある、の4種類です。ただこれはもちろん自分では分かりません。与えられた「面接であってはならないこと」カードは自分のおでこに当てて自分からは見えないようにします(他のプレイヤーからは丸見えです)。手番では忠告カードを山札からめくり、誰かに忠告します。カードが真だったら本当のことを偽だったら嘘を言わなければなりません。忠告カードは裏返したまま、忠告内容を表すチップを置いてそのプレイヤーの前に置きます。「○○さん、今日ちょっと口が臭いますよ」といった具合です。置かれたプレイヤーが手番プレイヤーとなり、同様に繰り返しますが、各プレイヤーは2回しか忠告を受けられません。つまり4人が2手番ずつ計8手番あるわけです。

その後、各自は自分の「面接であってはならないこと」を推理し、なるべくはやく該当するチップを取ります。最初に誰かが取ってから10秒以内に全員取らなければなりません。これで当たっていると得点となるわけです。

「あってはならないこと」は4種類2枚ずつ計8枚。忠告カードは真が3枚、偽が4枚、どちらでも言えるものが1枚で、推理は割と単純です。わかる時はすぐわかるし、わからない時は2択などになります。このあたりにもう少し工夫が欲しかったと思います。

プラティニさん持ち込みで2回ほど遊びました。本来は10点先取のようです。



ウナニモ Unanimo
Unanimo20120523.JPG「フラッシュ」という有名なパーティーゲームがあります。誰かが単語を決め、それによって連想されるものを各自が紙に書いきます。他の人も書いていれば得点になるというものです。「ウナニモ」は「フラッシュ」で違いはトッピックカードがあることとボーナス得点があることです。3ラウンド戦で、各自8つ連想される言葉を書き、同じ言葉を書いた人数だけ得点します(ただし自分1人だと0点です)。ラウンドで一定以上の得点を取るとボーナス点がもらえます。

この用具の必要性が問われるゲームだと思いますが、ボーナス点のルールは蛇足な気がします。

結果:タナカマ 43、たっくり 40、Shun 35、大新 34、プラティニ 26、はいばら 26、自分 20



テーベの東(旧版) Jenseits von Theben
(プレイ時間 60分)
JenseitsVonTheben20120523.JPG久し振りに4人で遊ぶ「テーベの東」の旧版です。ゲームのボリュームの割に時間がかかりがちな印象があったのですが、この日はあまり長考するプレイヤーもおらずさくさくと進みました。いつも発掘に行くタイミングが遅くて勝てたことが無いのですが、今回は適度に見切ったおかげで発掘もそれなりに順調に進みました。旧版ならではの展示会ルールをフルに活用して展示会の得点を4つも獲得したおかげで初勝利です。

結果:自分 62、大新 52、ばば 41、けんすけ 32



ポイズン Poison (アミーゴ携帯ポーチ版)
Poison20120523.JPG最後に時間が余ったのでポイズンです。4人で4ラウンドを遊びましたが、今回は始終負け通しのダメダメな展開でした。ところで、とあるところでポイズンを遊んだところ、4人より5人の方が面白かったという意見を聞きました。4人がベストだと思っていましたが、5人のままならさも悪くないのかもしれません。個人的には、4人、5人、3人、6人という順番でしょうか。

結果:ばば 12、大新 21、けんすけ 28、自分 33

SHARE