大阪 賽苑ゲーム会 2012.03.05

せっかく大阪まで来たので、ユニークなゲームを創作している「賽苑」のnakiさんとmooさんと3人で賽苑秘密基地でゲームをしました。美味しいカプチーノを御馳走になり、ゲームのアイディアについて語り合うのはとても楽しいものです。こちらの都合で夕方まででしたが、様々なゲームを遊ぶことができました。



マインリーフ Mijnlieff
Mijnlieff20120305.JPG変形4目並べで、タイトルは "Mine Leaf" と発音するそうです。タイルを3目または4目を縦横斜めに並べると得点となります。タイルには4種類あり、異なる配置禁止場所がシンボルで描かれています。「縦横」「斜め」「八方隣接」「八方非隣接」の4種を2つずつ持ち、例えば「縦横」というタイルを置くと次のプレイヤーはこのタイルの縦横の列には置けません。毎手番、置いたタイルが次の手番のプレイヤーのタイルを置く場所を制限するというわけです。制限により置けなくなると相手は連続して手番を行います。

nakiさんと2回遊びましたが、2戦目は置く場所が無くなって完封負けでした。2x2のボードが4枚あるので、ボードの形を変えることもできます。手軽なN目並べ系としてはなかなか面白いと思います。


バグズと仲間たち Bugs & Co
Bugs%26Co20120305.JPGリアルタイムで伏せられたタイルをめくり、同じ種類を集めていくゲームです。タイルにはモンスターが描かれていますが、色は関係なく形だけが問題となります。同時に始まったら利き手でタイルを1枚表にめくり、欲しければもう1つの手に取り、欲しくなければまた裏返しにしておきます。これを繰り返し、同種のモンスター3枚を集めていくのです。裏返しにしたタイルは自分があとでわかりやすいように集めておいても良いのですが、裏返っているタイルをめちゃくちゃに混ぜ返すのも可能です。ワイルドなルールですね。

もうこれで良いと思ったら中央にあるボーナス点タイルを取って抜けます。1人を除いて全員が抜けたら終了。3枚組は得点となりますが、2枚以下だと失点となってしまいます。かくモンスターは3枚ずつしかなく、意地悪なことに最初から7枚をランダムに取り除くので、揃わないものも出てきます。

スピーディーでこの手のリアルタイムゲームとしては及第点だと思います。モンスターの絵柄を覚えるのが難しく、nakiさんとmooさんは暗号のようにモンスターの愛称をつぶやいていました。さすが。面白かったので3回プレイ。




花火 Hanabi (花火と生け花 Hanabi & Ikebana より)
Hanabi20120305.JPG2人のリクエストで、持参ゲームの中から協力ゲームの新境地「花火」を遊びました。3人プレイだったので手札は5枚。見えているカードも多いので少々楽かもしれません。なかなか意志が思い通りに伝わらず、プレイするべきカードを捨てたり、その逆をしてしまったりして、最初は16点でした。反省会を行い、万全の準備で望んだ2回目はなんと10点。これではと3度目で20点越え達成です。

結果:
1戦目:16
2戦目:10
3戦目:22くらい



キングダム Kingdoms (ファンタジーフライト新版)
(プレイ時間 40分)
Kingdom20120305.JPG最後は自分が持参した中から「キングダム」の新版です。旧版との違いは「魔法使い」という特殊タイルが1枚加わったことで、このタイルに辺で接した城の価値は1上がります。今回はこの追加特殊タイルの出番はあまりなかったので、ほぼ旧版と同じプレイ感覚でした。いずれにせよ、わかりやすいジレンマのゲームで、少々古めかしいシステムですがそれが心地よいです。よく損得計算が面倒だと言われますが、その場その場での差分を考えれば良く、どんなタイルをめくってもよい置き場所を作っておくのが基本だと思います。

結果:自分 219、 moo 171、naki 154



ここで時間となりおひらきになりました。賽苑の皆さん、いつもどうもありがとうございます。3日間の大阪滞在は疲労がたまっていたものの充実したと思います。また関西方面を訪ねることがあれば、よろしくお願いします。

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