DCゲーマーズ 2008.06.14

久し振りに自宅でDCゲーマーズです。DCゲーマーズでは毎週木曜頃にヤフーの投票システムを使って参加者とホスト(自宅をプレイする場所に提供する人)を募るのですが、今回は人数が多かったこともあって、ワシントンDCの市内組(わが自宅)と近郊バージニアの郊外組(ジェイソンの家)の2カ所にわかれることになりました。地下鉄や自転車利用でDCの市内から殆ど出ることのない市内組と、毎日クルマに乗ってDCには滅多に来ない郊外組。おどろくほど生活スタイルが違うので、たびたび、この市内v.s.郊外の議論が起こります。今回も人数で均等に分かれたのではなく、市内と郊外で分かれたので、メンバーはショーン、リシ、それに初対面のアラムと自分の4人だけです。



ブルームーン Blue Moon
先に到着したショーンと2人でプレイ。ショーンは初めてなので基本デッキで2ディール遊びました。リーダーカードをランダムに引いて、担当種族を決定。炎がやたらと強いヴァルカと、特殊能力の面白いホークスで、1ディール目はショーン率いるホークスの勝ち。2ディール目からエンジンがかかって、僕が率いるヴァルカの勝ち。スコアは3対2。ここで残りの2人が到着したので打ち切りました。

自分(ヴァルカ)3、ショーン(ホークス) 2



パンデミック Pandemic
(プレイ時間 各50分)
Pandemic.jpgアラムが持参してくれた協力ゲームのパンデミック。指輪物語ボードゲームやキャメロットの影のように、プレイヤー全員で協力してゲームシステムと戦うという内容です。テーマは伝染病。世界に広がる4種類の伝染病を駆逐しながら特効薬を得るのが目的です。特効薬は該当する色のカードを手札に4枚集めれてさらせば良いのですが、このカードはその病気が発生する都市への移動カードと共有になっており、移動に使うか持っておくかの選択が悩ましいです。また、カードを他のプレイヤーに渡す為にはそのプレイヤーと同じ都市にいなければならない、ということもあってなかなか4枚揃いません。

手番には他の都市へと移動したり、伝染病を駆逐したりします。そして、デッキをめくり該当する都市に伝染病が起こっていくわけです。ある都市の伝染病が一定数を越えると近隣の都市に飛び火します。この飛び火が何度か起こってしまうとゲームオーバーなので早めに駆逐していかなければなりません。またデッキには伝染病の大量発生 epidemic のカードが数枚あり、これが起こったときが勝負の分かれ目で緊張感があります。

デッキの使い方が面白く、伝染病の大量発生が起こるたびに、それまでの捨て札をシャッフルしてデッキの一番上に起きます。よってふたたび伝染病が発生する都市は以前と同じになるので、それに対する対策も考えられるわけです。うまくできています。

1ゲーム目は初級レベルで終盤になってぎりぎりの勝利。これは面白い、ということになり続けて2ゲーム目。今度は中級。やはり伝染病の大量発生が一度増えるだけでもきついゲームになり、どこから駆逐していくかもかなり頭を使います。中盤で敗北となりました。

一般的に協力ゲームでは低いと言われるリプレイバリューですが、緊張感があって短時間で終わるので、何度かは続けて遊びたくなるゲームです。ただ、勝利と敗北の2通りでなく到達度を表すようなスコアがあればもっと良いのと思いました。展開もあっと驚くイベントがあるわけではないので少々地味です。でも面白いです。

結果
1ゲーム目(初級レベル=大量発生4回) 勝利
2ゲーム目(中級レベル=大量発生5回) 敗北



ドラゴン イヤー Im Jahr des Drachen/In the Year of the Dragon
(プレイ時間 1時間15分)
InTheYearOfTheDragon.jpg前日ウォルドーフでプレイしたばかりですが、「ゲームはルールが熱いうちに遊べ (つまり、ルールを忘れて冷めてしまう前に再プレイしましょう、できれば連続2回が理想)」がモットーなので願っても無いチャンスです。ルールは万全。早速プレイに入ります。昨日よりは流れが分かってきたので、人物がどんどん死ぬということは無くなったのですが、やはり難しいゲームです。最後の換算レートも、米や花火はお金2つに、そしてお金3つで1勝利点というややこしさ。つまり米や花火は3分の2勝利点なのですね。

結果:リシ 105、ショーン 95、アラム 89、自分 89



プエルトリコ Puerto Rico
(プレイ時間 1時間15分)
PuertoRico.jpg最近は拡張セットを入れて遊ぶことの多いプエルトリコ。基本セットだけで遊ぶのは久し振りです。今回は採石所を取らずに、入植者を節約。お金に困らないように売却には細心の注意を払いました。小さな市場、工場、港、と勝利への王道コース一直線(と勝手に思っている)。最終的には5種生産体制となり、ギルドホールで10点(つまりすべての生産関係の建物を建てた状態)をたたき出して勝利。といっても、出荷量のかなり多かったアラムとは4点差という好ゲームでした。

結果:自分 64、アラム 58、ショーン 50、リシ 49



このあとはリシとアラムが帰ってしまったのでショーンと普段はなかなか遊べない2人用ゲームを遊びました。遊んだゲームと回数は以下の通り。

タムスク(2回)、オリックス(3回)、レーパーバーン(4回)、指輪物語対決(1回)、ストーンヘンジ(2回)、ハンニバル対ローマ(古代ローマの新しいゲームより)(1回)、ガイスター(2回)。

これだけ遊べば満足ですね。ショーンはレーパーバーンが気に入ったようです。

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