暗闇のフロア

   今回もタイトルの頭が”F”で始まるフリードマン・フリーゼの”Finstere Flure”(暗闇のフロア)ですが、ボードゲームのおもちゃ箱で紹介されているようにPC版のゲームがリリースされました。メーカーである2Fシュピーレ社のウェブサイトからAktionenをクリックして、下の方にあるリンクからダウンロードしてください。マック版とウィンドウズ版の両方が有り、圧縮されているファイルを解凍すればそのまま遊べます。

   このPC版は実際のゲームとはちょっとだけ違い、同じ要素(メカニクスも含む)をつかってソリテアで遊べるパズルにしてあります。とりあえず、1-18面まで遊べて、毎週発表されるパスワードを入れると新しい面が1面づつ増えるそうです。基本ルールはまず左端に用意されたマーカーや障害物を選んで、マップに配置していきます。面によって用意された、マーカーや障害物の数が違っていて、ちょうど各アイコンの横にその面で使う数が明記されています。パズルをクリアする方法は用意されたマーカー(黄色モンスター)や障害物を使って、盤上の緑のマーカーを闊歩するモンスターから守らなければなりません。モンスターはまず周りを見て、マーカー(黄色、緑色に関係無く)を見つけるとまっすぐ向かったきます。この場合、普通の壁ぐらいならそれごと押して進んできます。直進しているモンスターと視界がクリアな状態で交差する地点にいると、モンスターは一番近いマーカーに向かって方向転換してきます。黄色いマーカーを撒餌にしてモンスターを緑マーカーから遠ざけ、障害物などの後ろに隠れるようにして生き延びてください。18面あるマップの中にはクリアをするとあるキーワード(パスワード)が出ますので、それを2Fシュピーレのウェブサイトに投稿すれば毎週抽選で暗闇のフロアが当たるそうです。第一回の締め切りは11月3日の12時(ドイツ時間)です。

   このPC版はパズル的になっているので、ちょうど”ハイパーロボット”と”ロボラリー”を混ぜた感じになっています。実際のゲームのルールを読んでみた感じでは運の要素も少なく、ロジカルだけど楽しそうなゲームのようです。僕は”ロボラリー”は苦手なので、このぐらいだとちょうど面白そうだなと思いました。

   おー、さすが先生だ。 =) ちょっとした ちゃんとした(まちがえました、すみません) ルール説明がTable Games in the Worldに掲載されました。

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