ゲームカフェぶんぶん 2018.06.05

この日は「ロストシティ・トゥ・ゴー」を初プレイ。「ザ・マインド」の3人プレイで初勝利(レベル10クリア)、そして「ギア11」の3人用ゲーム3種を遊ぶなど、色々と楽しみました。



ロストシティ トゥ ゴー Lost Cities: Das Abenteuer To Go
(プレイ時間 20分)
LostCitiesDasAbenteuerToGo20180605.JPG「ロストシティー トゥ ゴー」はロストシティシリーズのタイルゲームで、ケルトシリーズの「ケルトタイル」にあたります。ロストシティシリーズとケルトシリーズの大きな違いは、自分の列に置くときに昇順だけなのか、昇順と降順のどちらでも良いのか、という点ですが、それだけではないルールの違いもあります。今回の「ロストシティトゥゴー」は「ケルトタイル」に似ているところはあってもかなり異なるところも多く、悩ましいゲームになっています。めくるか既にめくられているタイルを取るか、そしてめくったならばそれを取るか残すか、という部分は「ケルトタイル」っぽいです。昇順だけだということを考慮して、各プレイヤーは2枚までタイルをキープできます。別の言い方をすれば、公開手札が2枚までもてるのです。今年は、ロストシティに競りが融合したゲームも出るらしいので、そちらも楽しみです。

結果:自分 44、一味 8



ザ マインド The Mind
(プレイ時間 各15−35分)
TheMind20180605.JPGシミーズさんのリクエストで持参したゲームです。3人なのでレベル10までです。この3人で遊ぶのは初めてですが、どうも自分だけプレイスタイルが違うらしく、シミーズさんは相当戸惑っていました。まずはレベル4までクリア。2戦目になると、だいぶお互いがわかってきて、シンクロナイズしてきました。どんどんとレベルアップしていき、なんとレベル10まで到達。そしてクリアしました。これは嬉しい! 初勝利です。

結果
1戦目:レベル4クリア
2戦目:レベル10クリア(勝利!)



プリズム ピクト Prism Picto
(説明 10分 プレイ時間 45分)
PrismPicto20180605-1.JPG「頭脳絶好調/インジーニアス」を思わせるボードとタイルを使った3人専用のゲームです。タイル正6角形を2つ繋ぎ合わせた形で、それぞれに3色のいずれかと3つのシンボルのいずれかが描かれています。全部で18種18枚のタイルを各プレイヤーが個人デッキとして持ち、2手番先まではボードに公開されています。手番には必ず公開してある次のタイルを置かなければなりません。置いた結果、ある色やシンボルが、新たに3個か5個並べば、それぞれ1、2点になります。そして7個並べばサドンデス勝利です。

PrismPicto20180605-2.JPG同じ方向で新たにできた3連や5連は両方数えるのですが、3連が2つ同じ方向だと数えなかったり、でも異なる方向だと数えたりと、ルールがよくわからない点が多いです。作者にも問い合わせたのですが、それでもなんだかよくわかりません。このあたりはもっとスッキリさせる必要があると思います。また得点が1点か2点なので複数の方向に作っても最大で4点くらいにしかならず、なんともちまちました展開になります。5連は3点の方が良いのでは、という意見がありましたが、もう少しメリハリをつけたほうが良いでしょう。

同人ゲームなので調整不足は仕方がないのかもしれませんが、もうちょっと調整方法があったのでは、そして独自性を出す方法があったのではないかと思います。

結果:自分 46、一味 45、シミーズ 35



クリス クロス Criss Cross/Kriss Kross (グレイルゲームズ版)
(プレイ時間 10分)
CrissCross20180605.JPG最近よく遊ぶグレイルゲームズ版のクリスクロスです。紙ペンゲームの1つですが、結構悩ましくて気に入っています。でも最近はめっきり勝てません。たぶん欲張りすぎているんだと思います。堅実に進めたと思われるシミーズさんの勝利。

結果:シミーズ 37、一味 31、自分 12



カリバ Kariba (ヘルベチク版)
(プレイ時間 各5−10分)
Kariba20180605.JPGヘルベチク版のカリバです。「ダミー(ヤミー)」に似ているという意見がありました。なるほど、言われてみればこれはクニツィア版の「ダミー」なのかもしれません。とはいっても、取るカードは出したカードではないので、かなりプレイ感覚は違うと思います。カードカウンティングは大変そうですが、取ったカードを表にして、残りがわかるようにやっても良いかもしれませんね。あと、ちゃんと3ディール戦をやりたい。

結果
1戦目:シミーズ 22、自分 22、一味 5
2戦目:一味 20、シミーズ 16、自分 8



推理雀 Tile Deduction (ギア11 Gear 11 より)
(プレイ時間 10分)
TileDeduction20180605.JPG「ギア11」の8番目のゲームで、タイトル通り推理ゲームです。実は初プレイではなく、ゲームマーケット2日目にエリック、リンカーンと3人で遊びました。各プレイヤーに3枚ずつ手札を配り、残った1枚を伏せます。この伏せたタイルの数字と色を当てるのが目的です。手番には他の2人のどちらかに向かって手札から1枚のタイルを差し出します。差し出されたプレイヤーはそれと同じ色か同じ数字のタイルを渡さなければなりません。ないときにはないと言ってそのまま渡されたタイルを戻します。この交換を繰り返していき、伏せたタイルがわかったら宣言して、こっそり見ます。当たれば勝利ですが、外れていたらゲームから脱落します。2人が宣言をして外したら、3人目は即座に宣言をしなければなりません。こうして誰も当たらなければ勝者なしとなります。

2枚を除いてすべてのタイルを見たので、勝負に出たのですが、フィフティ-フィフティーの賭けに負けました。問題点は交換に同じタイルを出し続けることが割と容易だというところです。数字か色かを指定するなどすれば、もうちょっとタイルの周りがよくなってテンポが良かったのかもしれません。なお、裏向きの1枚は「ウラドラ」と呼ぶそうです。

結果:全員敗北



回るピンズドラム Circle-drum (ギア11 Gear 11 より)
(プレイ時間 10分)
「ギア11」の9番目のゲームで、3人用のブースタードラフトを使ったゲームです。3枚ずつ配り、余った1枚をCircle-drum20180605.JPG伏せておきます。3枚のうち1枚を手元に残して残りを隣に回す、ということを時計回りと反時計回りで計2回繰り返します。その後、手札を公開し、伏せてある1枚と同じ色なら数字が得点、異なる色なら数字が失点となりますが、同じ数字(つまり違う色)は失点にはならず、全体を2倍します。これを3ラウンド繰り返し合計点を競います。

続けて2回ブースタードラフトを行うので、来たタイルをできるだけ覚えておくくらいしか方法がありません。どちらがプラスでどちらがマイナスなのか、結局は勘に頼るしかないです。自分が元々ブースタードラフトシステムが好きではないのですが、ブースタードラフトと推理の組み合わせは、最初から持っているタイルを最後まで持ち続けることができるので、もう少し工夫が必要なのではと思いました。なおタイトルは「輪るピングドラム Penguindrum」という映画のもじりみたいです。そして裏向きの1枚は「ドラ表示牌」と呼ぶようです。

結果:自分 25、シミーズ 10、一味 0



唯が得損 Leave Out (ギア11 Gear 11 より)
(説明 5分 プレイ時間 5分)
LeaveOut20180605.JPG「ギア11」の10番目のゲームです。2ラウンド制ですが、各ラウンドの前半は失点、そして後半は得点というダイスゲームなどにたまにある形式のゲームです。ラウンドの最初に1枚を残して3枚ずつ配ります。毎回1枚を同時に出して、1人だけ違う色だと失点/得点し、出したタイルを左隣に渡します。同色だと続けてもう1枚、というように出していきます。失点/得点は出した数自分なので、当然前半は小さな数字、後半は大きな数字ばかり出すようになります。もう少し、前半で大きな数字(あるいは後半で小さな数字)を出すことにも意味があれば良かったかも。

結果:シミーズ 13、自分 13、一味 7

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