ゲームショップぶんぶん 2018.05.23

横浜・関内にあるゲームカフェぶんぶんの姉妹店である藤沢・湘南台のゲームショップぶんぶんで2人ゲーム会をしました。カフェではないので、食べ物の持ち込みは可能です。プレイできるテーブルは個室も含めて6−7卓ほどあり、天井が高くてオシャレです。



巻け巻け巻きずし Makemaki
(プレイ時間 10分)
Makemaki20180523.JPG去年、イタリア・ベネチアのゲームショップで手にいれたイタリア製の可愛らしいゲームです。カードに示された通りになるべく早く寿司を完成させるというスピードゲームですが、箸が付いてきて(それも割り箸)すべてこの箸を使わなければなりません。寿司を作るのに箸というのもちょっと変な話ですが、まあ両方とも日本のイメージなのでしょう。ローマ字のタイトルは Make Maki(巻き寿司をつくる)というようにも読めますし 「巻け巻き」というようにも読めます。Makiというと英語圏では巻き寿司を表すので、このタイトルで妥当なのかもしれません。

結果:自分 2、キノ 1



タオロング Tao Long: The Way of the Dragon
(説明 15分 プレイ時間 30分)
TaoLong20180523.JPGキノさん持ち込みの2人用アブストラクトです。キックスターターだそうです。陰と陽のプレイヤーに分かれて、4タイル分からなる龍を各自受け持ちます。ダメージを4つ受けるたびに尻尾が切られていき、最後に頭も無くなってしまったプレイヤーが負けです。八卦を模した8マスから成るロンデルをマンカラのようにコマを反時計回りに動かして止まったところのアクションを行います。アクションは移動が主ですが、炎や水での相手への攻撃もあります。この攻撃を受けることによって自分のマーカーが減らされていき、徐々に尻尾が切られていくというわけです。問題点は8マスの移動がかなり非直感的なので、戦略らしい戦略が立てづらいことです。龍の動きはもっと持ったりとしていると思っていたのですが、思ったよりは早く動きます。今回はワープホールが4箇所あるというボードだったのですが、これがないと展開が遅くなりそうです。序盤こそ先に攻撃を仕掛けたものの、後半では位置取りがうまくできずに最後には敗退しました。

結果:キノ(陰) 勝利、自分(陽) 敗北



クリス クロス Criss Cross/Kriss Kross (グレイルゲームズ版)
(プレイ時間 5分)
CrissCross20180523.JPG「クリスクロス」は去年のエッセンで見つけた軽いダイスゲームで、今回はグレイルゲームズから最近発売されたバージョンを使いました。こちらにはバリアントルールがあり、0点の列はマイナス5点として扱うことや、右上から左下の斜列が加わり、この斜列は2倍に数えることが示されています。このバリアントルールによってゲームがかなり締まった気がします。自分はマイナスを喰らっても斜めを重要視する作戦、キノさんはマイナスを抑えていく作戦で、僅差で自分が勝利。

結果:自分 30、キノ 29



ブルームーン Blue Moon
(プレイ時間 30分)
単一種族総当たり戦の第75戦はミミックス対ミミックスです。7組あるペアを揃えて、他のフリーキャラクターやブースターと組み合わせれば、10以上の高い攻撃値が簡単に実現できます。ミミックス同士で特にキーカードというのはなく、攻撃値2−2のカードやリーダーシップをうまく使ってペアを揃えていくことが重要です。また比較的戦闘エリアとサポートエリアを6枚にしやすいので、常にそれは頭に入れて戦うべきでしょう。

BlueMoon20180523-1.JPG1ディール目では、最初は手札がバラバラだったものの、徐々にペアがそろっていき、また Mimix02「」の攻撃値1−6に加えてフリーキャラクターやサポートで大地11攻撃が決まりました。ここで有利になったものの、後半はこちらのカードが切れてきて、カードが無くなるタイミングで引き寄せていた最後のドラゴンが中央に戻って1点負け。なかなか良い勝負でした。

BlueMoon20180523-2.JPG2ディール目は、ペアの片方を待ちきれずに見限ってプレイすると。その直後に片割れを引いたりということが続いて、うまく手札が揃いません。そうこうしているうちに、キノさんの炎の10という攻撃が返せずにサドンデス負けになってしまいました。これで0対5で敗北です。

結果
第75戦:キノ(ミミックス) 5(1+4x)、自分*(ミミックス) 0(0+0)



牌取るバトル Battle for Tiles(ギア11 Gear 11 より)
(プレイ時間 各5分)
先日遊んだ「牌取るバトル」を再び遊びました。先手は高い数値を伏せる理由がないので、1や2を伏せます。後手は獲得するために牌を出すのですが、ここは圧倒的に後手が有利です。ところが裏向きとなる得点は必ず2箇所作らざるをえないので(同じ数値の牌が同じ列に表向きに出せないのでそうなる)、ほとんどの場合は今度は後手が伏せることになります。ゲームとして成り立っているのですが、手がかりがなさすぎて、読み合いの部分があまりないです。もっとルールにいろいろ工夫が出来たのではと思います。例えば最後に表向きにした点数の牌がなんらかの影響を与えるとか、裏向きを出すアドバンテージが欲しいです。そういう意味ではもうすこし調整の方法があったのではと思います。

結果
1戦目:自分* 9、キノ 3
2戦目:キノ* 3、自分 1



正対するカド Opposite Corners (ギア11 Gear 11 より)
(プレイ時間 各3分)
OppositeCorners20180523.JPG「ギア11」の4番目のゲームです。辺で接するように牌を3x3の仮想グリッドに配置していき、角と中央に配置できると得点になります。最後に残った1枚は失点です。各プレイヤーは1−5を持ち、毎手番1枚を選んで同時公開し、数字が大きいプレイヤーから出します。タイの時はタイブレークマーカーを持っている方が先に出し、タイブレークマーカーはもうひとりのプレイヤーに移ります。このタイブレークマーカーがかなり大きな意味を持ち、最後は5を出せば必ず失点を逃れられます。なので後(タイブレークマーカーを持ってない方)は序盤にうまくバッティングさせてタイブレークマーカーを奪うというのが主眼になるのではないでしょうか。タイルの配置の選択した乏しいので次のゲーム「牌プッシュ!」のタイルのスライドと組み合わせても良かったかもしれません。

結果
1戦目:キノ* 4、自分 1
2戦目:自分* 5、キノ 0



牌プッシュ! Tile Push! (ギア11 Gear 11 より)
(プレイ時間 5分)
TilePush20180523.JPG「ギア11」の5番目のゲームです。牌を裏向きに3x3に配置して、毎回残った1枚をスライドさせて反対側から押し出し、反対側のタイルを表側にします。すでに表向きのタイルを押し出すこともできますが、2手番連続ではできません。こうして、5枚すべてのタイルが表向きになったら、それを1−5の順に一筆書きで辿れるように、2回までスライドさせて並べ替えれば勝利です。思うのですが、ほとんどの場合2回で並べ替えは可能です。なので、先に5枚自分のタイルが表になった方が勝ちという気もします。

結果:自分 勝利、キノ 敗北



アニマーレ タッティカ Animale Tattica
(プレイ時間 20分)
AnumaleTattica20180523.JPG最後に、店に常備してるゲームから「アニマーレタッティカ」を遊びました。本質的には2人ゲームなのと、短時間で終わるのでちょうど良いと思ったのです。自分が犬、キノさんが猫を担当。大富豪の亜流で、包囲出しなど変わった出し方ができるのは面白いと思います。ただ、デッキごとにそこまで特徴があるようには感じられず、これだったら単純にカードを配るのでも良いかなあと思います。また数字が2、3、4、6、8、12なのですが、包囲出しのルールを活かすためにも、もう少し他の数字(例えば5や9や10など)があっても良いのでは? と思いました。もうすこしやり込めばデッキごとの味が出てくるのかもしれません。また折を見てやってみます。

結果:自分(犬) 2、キノ(猫) 1

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