土嚢の会 2018.01.07

Donounokai20180107.JPGレポートが遅れましたが、新年土嚢の会です。今回は、初参加のニートさんを始め、珍しいゲストが多く訪れました。なんだかんだと合計13人です。また、いつも遊びに来てくれたしょうさんが、翌週に韓国に帰ってしまうので、これがしょうさんは最後の参加になります。また訪日した時には遊びに来てほしいものです。




ヘックス Hex
(プレイ時間 10分)
Hex20180107.JPG最初に到着したニートさんと一緒に「ヘックス」を遊びました。ニートさんは日本ツイクスト協会の会長なのですが、「ヘックス」は初めてだということです。コネクションゲームの元祖である「ヘックス」はぜひ遊んでほしかったゲームです。11x11です。さすがに同じコネクション系だけあって、初めてなのに的確な手を打ってくるニートさんはすごい。

結果:自分 勝利、ニート* 敗北



パクパク パーク Paku Paku Park
(プレイ時間 各5−10分)
PakuPakuPark20180107.JPG先日久し振りに遊んで面白かった「パクパクパーク」です。ミスミンさん、しょうさんとそれぞれ2回ずつ遊びました。終わるタイミングをうまくコントロールするというのが良くできています。もうちょっとゲームが長ければ、と思わないでもないですが、まあこれくらいがちょうど良いのかもしれません。

結果
1戦目:自分*、ミスミン
2戦目:ミスミン*、自分
3戦目:自分、しょう*
4戦目:自分*、しょう



光合成 Photosynthesis
(プレイ時間 65分)
Photosynthesis20180107.JPG前回、初めて遊んだ時は4人だったのですが、今回は3人プレイ。おそらく3人の方が面白いのではと思ったのですが、やはりその通りでした。3人の方が、ボードがそこまでいっぱいにならないので、光合成が起こりやすく、ゲーム中にしゃがんで光合成ポイントを稼ぐだけということが少なくなります。自分は光合成を軽視して、早めに得点に変換してしまいましたが、これが失敗だったようです。ミスミンさんは最後ほとんど綺麗に自分の樹木を使い切っていました。

結果:しょう 84、ミスミン 73、自分 68



このあと、川崎さんの新作「ゼアフォー」を遊びました。なかなか面白く、これからが楽しみなゲームでした。



ロット Lot
(プレイ時間 各5分)
Lot20180107.JPG「ロット」は3目並べの変形です。佐藤さんも自分も最短で勝とうとしていたのですが、ゲームがどうもうまく機能していないような印象を受けました。何か、もうすこし相手を妨害する手段があったと思うのですが、序盤の展開が良くなかったのかもしれません。

結果
1戦目:佐藤* 勝利、自分 敗北
2戦目:自分* 勝利、佐藤 敗北
3戦目:佐藤* 勝利、自分 敗北



アタングル Attangle
(説明 10分 プレイ時間 各20−55分)
Attangle20180107.JPG「アタングル」は「アバンデ」と同じボードで遊べる3部作の1つです。自分がコントロールしている(自分のコマが一番上になった)3段のスタックを3つ作るのが目的です。手番にはあらたにコマを空き交点に置くか、自分のスタック2つを使って相手のスタックを取るかのどちらかです。この2つのスタックを動かしてその交点の相手を取るというのがなかなかユニークで、「クロスヘアー」や、またはシュタインの最新作「ウルビーノ」の建築士を思い起こさせます。このとき、一番上のコマはリザーブに戻すので、戻す前でスタックの高さは4段以下でなければなりません。リザーブに1個戻した後は3段以下になっていなければならないのです。ここが慣れるまで少々ややこしいルールですが、面白さを生み出しているところでもあります。またボードの中央は常に空きマスであるところなど、やはり彼自身の「ヴォロー」を思わせます。

結果
1戦目:川崎* 勝利、自分 敗北
2戦目:川崎 勝利、自分* 敗北



夜空の天の川 The Milky Way
(説明 5分 プレイ時間 各10-15分)
MilkyWay20180107.JPGしょうさんが12月のゲームマーケットで販売していた新作です。この会でも何度かテストプレイをしたことがあります。同時プロットのバッティングゲームで、カードは隣接するカードと連番になっていなければなりません。うまく配置できないときには、星のトークンを使うことができます。面白いのは、他のプレイヤー同士がバッティングすることを予想するというビッドがあることで、使いどころがなかなか難しいです。

結果
1戦目:しょう −2、時田 −3、佐藤 −5、自分 −6
2戦目:時田 −1、佐藤 −2、しょう −4、自分 −4



オクトロ Oktro
(プレイ時間 5分)
Oktro20180107.JPG昔、ナグナツさんに教えてもらったゲームです。2017年のエッセンでの中古ブースで見つけたものです。相手を手詰まりにすれば良いというシンプルなルールで、止まったマスの色のコマを相手は動かさなければなりません。一見、もったりしているゲームかと思いきや、意外とあっという間に攻め続けることもできます。悪くないかも。

結果:自分 勝利、菊子* 敗北



秦 Qin
(プレイ時間 30分)
Qin20180107.JPGアブストラクトっぽいゲームということで、この日は「秦」が何度か遊ばれており、自分も1回遊びました。ルールはシンプルで、4人で遊ぶのは久しぶりですが、結構楽しめました。先手が有利なので、本来は先手プレイヤーを交代してプレイヤー数と同じ回数を遊ぶのが良いと思います。

結果:自分 0、菊子 2、一味 2、ミスミン 5



モレリ Morelli
(プレイ時間 各10−15分)
Morelli20180107.JPG挟み将棋のごとくコマを挟んでひっくり返していき、点対称な4点を制圧するゲームです。虹色のボードが特徴的です。コマは常に内側の虹の輪に移動しなければならず、思ったよりも自由度がありません。ある地域で壊滅的になってしまうと、勝利条件の点対称の4点がまったく作れなくなってしまいます。2ゲーム目は内側の5つの輪だけで遊びました。このくらいが長さとしては良いかも。

結果
1戦目:自分 勝利、菊子 敗北
2戦目:自分 勝利、菊子 敗北



モールヒル Mole Hill (ネスターゲームズ版)
(プレイ時間 各15分)
MoleHill20180107.JPGモグラ対農夫の戦いをモチーフにしたアシンメトリックなゲームです。ミニゲームっぽい雰囲気ですが、モグラは意外と逃げるのがたやすいので、農夫の方が最初は難しく感じるかもしれません。

結果
1戦目:大塚 10、自分 3
2戦目:大塚 9、自分 9



マラウイ Malawi
(プレイ時間 各5−25分)
Malawi20180107.JPGマラウイは棒の付いた土台のコマに数珠を刺して、その数珠の数がコマの移動力を決めるというゲームです。数珠は、何度でも再分配できるので、それによってうまくコマが行きたい場所に行けるようにします。相手のコマを取ることはできないというのが変わっていて、取れない代わりに相手の数珠を取り除くのです。動かないでチェスをやっているみたいな変な感じです。

結果
1戦目:時田 勝利、自分* 敗北
2戦目:時田* 勝利、自分 敗北



ディストヘックス Disthex
(プレイ時間 各10−15分)
Disthex20180107.JPG「ディストヘックス」はDistance Hexの意味で、直前の相手プレイヤーの隣に置いてはいけないというヘックスでえあんぬさんがデザインしたゲームです。おそらく7x7くらいが適当だろうというので、ネスターゲームズの「デュプロヘックス」や「インフェクション」を使って遊べます。隣りに置けないというたったひとつのルールだけで普通のヘックスとはかなり異なります。いわゆる「ブリッジ」が通用しません。慣れるまで、展開が読みづらいのですが、慣れてくれば色々と定石ができそうでもあります。なお「ゲーム&パズルデザイン Game & Puzzle Design」という雑誌の次の号に「ディストヘックス」の紹介が載る予定です。

結果
1戦目:えあんぬ 勝利、自分* 敗北
2戦目:自分 勝利、えあんぬ* 敗北



終了後は下のハンバーグ屋さんで夕食です。しょうさんにプレゼントとして韓国のゲームをいただきました。どうもありがとう。

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