草場宅ゲーム会/ディアシュピール 2017.09.27

草場さんの自宅でゲーム会です。久し振りに始めから終わりまで参加しました。



リカーーーリング Recurrring
(プレイ時間 45分)
Recurrring20170927.JPG5人目が到着するまで4人でなにか遊ぼうということになり、持ち歩いている「リカーーーリング」を遊びました。草場さんと自分以外は初めてです。最初は出したら取るという手続きが慣れないようですが、そのうちみんな戦略的にプレイするようになりました。3ディール戦で、毎回上がった(手札をなくした)プレイヤーが最多得点でした。

結果:山田 28、自分 23、草場 17、松永 11



タマロウ Tamalou
(プレイ時間 30分)
Tamalou20170927.JPGトランプで遊ぶ「ゴルフ」の変形で、レバノンで遊ばれているそうです。ウィキペディアのフランス語はんにはエントリーがあります(ここ)。4枚のカードを2x2に裏向きに伏せておき、合計値が5以下になったらタマロウと宣言できます。最初に見られるのは4枚のうち前の2枚だけで、よく覚えておかなければなりません。手番にはカードを山札からめくって、それを自分の4枚のうちどれか1枚と入れ替えて捨てます。ただし、めくったかーどによっては、いろいろと特殊能力があり、相手のカードを見ることができたり、相手のカードと交換できたり、自分のカードを見ることができたり、といったことができます。これが、なかなか面白い。ジョーカーと赤いキングは0点、黒いキングは15点、ジャックとクイーンは10点、エースは1点、あとは数値通りです。

結果:山田 58、草場 50、松永 48、自分 27



カシノ Casino
(プレイ時間 2ディール20分)
Casino20170927.JPGカシノ系といえば「スコポーネ」か「花札」が主流ですが、「カシノ」も独特の面白さがあります。今回遊んだのは、広く遊ばれている「ロイヤルカシノ Royal Casino」というバリエーションです。「スコポーネ」と違い、まずビルドができます。そして、同じものを何組でも取れます。ブリッジなんていう取り方もあるということをすっかり忘れていました。手札は4枚で使ったらまた4枚配るということを繰り返します。2ディール遊んだところで終了。

結果:草場 15、山田 9、自分 4、松永 3



コンテナ Container
(説明 20分 プレイ時間 85分)
Container20170927.JPGこの日のメインディッシュと言える「コンテナ」です。rkusabaさんと自分は遊んだことがありますが、なんと草場さんは初プレイ。草場さん好みのゲームだと思っていたので、これは少々意外でした。自分は10点に該当するコンテナを工場に持ってしまうというやりづらいスタートでしたが、前半は、ほぼ生産をせずに、希少価値が出て他のプレイヤーがこのコンテナの工場を建ててくれれば良いなと思っていたのですが、なかなかそううまくいきません。でも終盤を少し過ぎたあたりになって建ててくれたプレイヤーがいました。一時は高騰したものの、自分も生産を再開してすぐに暴落。やはり競りが悩ましく、5人だということもあってなかなか思ったように競り落とせません。ショートゲームでの勝利ラインだと思われる100を超えたと思ったところでゲーム終了。久し振りに1位でした。次回はロングゲームをやりたいですね。

結果:自分 109(工1倉2:65+44)、山田 99(工2、倉2:74+25)、rkusaba 76(工1倉4:38+38)、草場 75(工3、倉2:50+25)、松永 64(工2倉2:14+50)
(カッコ内は、工場と倉庫の数、そして得点の内訳:現金+コンテナ)



ラミー17 Rummy 17
(プレイ時間 85分)
Rummy17-20170927.JPG以前6人でも面白かった「ラミー17」を5人で5ディール遊びました。第1ディールで、欲張って手札を溜め込んでしまい、なんと−26でのスタート。これは最下位確定かと思ったのですが、そこから何とか這い上がり、4ディール目では17上がりを達成して、最終的には3位でした。トップは草場さん。さすが、この手のゲームが上手いです。

結果:草場 -1、山田 -8、自分 -11、rkusaba -13、松永 -27



ビッグ ポイント Big Points
(説明 10分 プレイ時間 各10分)
BigPoints20170927.JPG最後は短いゲームということで「ビッグポイント」を初プレイ。シュミットのイージープレイシリーズのひとつです。全員共通のコマが5色1つずつあり、その5色のチップがゴールまで並んでいます。手番には好きなコマを次のそのコマの色のマスまで動かして、その一つ前か後ろのチップを取ります。移動も獲得も、他のコマが乗っているチップは数えません。最初にゴールに着いた色から5、4、3、2、1、と点数が付きます。自分の取ったチップが1枚当たりこの点数になるのです。特殊チップとして取った色の数だけ得点になる白チップやゲーム中に使ってコマを逆方向に動かせる黒チップなどもあります。フリンケピンケのニム版といった感じで、みんなの思惑が絡んでなかなか面白いです。1色に集中させてその色の価値を高くするのがやはり得策かなあ。

結果
1戦目:山田 20、自分 19、草場 14、松永 13、rkusaba 12
2戦目:自分 20、松永 17、山田 16、草場 15、rkusaba 15



草場宅を後にし、ディアシュピールでシミーズさんらと合流。幾つかゲームを遊びました。



キャプテン リノ スーパーバトル Rhino Hero: Super Battle
(説明 5分 プレイ時間 20分)
RhinoHeroSuperBattle20170927.JPGキャプテンリノはカードをトランプで作る城みたいに高く積み上げていくゲームだったと思いますが、それに戦いの要素が加わりました。といっても、ダイスロールで決着をつけます。まあ本当にそれだけで、あまりルールに工夫はありません。負けたら危険な建築をするとかだったら面白かったのに。メンマさんが最終的に崩して終了。このときが一番盛り上がりますね。

結果:メンマ 敗北



パカルのロケット Pacal's Rocket
(説明 15分 プレイ時間 60分)
PacalsRocket20170927.JPG出版された当時に2015年のエッセンシュピールの会場でおのさんたちと遊んだという思い出深いゲームです。でもそれ以降プレイ機会がなく、今回が2回目。筒状のロケットを動かしてキューブを入れていき、そのキューブでパターンを作ると神殿が建てられ、その神殿の総段数でエリアマジョリティーを行う、というなかなかしっかりした作りのゲームです。他のプレイヤーとの絡みもきちんとあり、楽しめました。ダイスの運が少々ありますが、これはまた機会があれば遊びたいゲームです。

結果:タロ吉 69、メンマ 64、ukin 64、シミーズ 58、自分 52



金庫破り Die Safeknacker
(プレイ時間 30分)
Safeknacker20170927.JPG「海賊組合」の元になったゲームのようです。シュテフェン・ドーラ作。「海賊組合」は遊んだことがありますが、なんだかマルチ色が強かったということしか覚えていません。その記憶が蘇ってきました。見方によっては競りゲームなのかもしれませんが、やはりなんだか自分には合わないゲームです。

結果:シミーズ 46、自分 45、メンマ 43、ukin 36、タロ吉 34



アンコール Noch mal!/Encore!
(プレイ時間 45分)
Encore20170927.JPG最後は、最近話題らしいダイスゲームのアンコールです。手番プレイヤーが色ダイスと数字ダイスを3個ずつ計6個を振り、そこから色と数字をひとつずつ選びます。残った中から他のプレイヤーは全員色と数字を選び、それぞれ得点シートの色のモザイク模様を塗りつぶしていくのです。ダイスに示された色の領域で、示された数字と同数のマス目だけしか塗つぶせません。また1回の手番では同じ領域内で既に塗りつぶしたマスと接しているか中央の列でなければならないので、大きな数字が必ずしも良いとは限りません。効率よく塗りつぶすのは大変です。ダイスにはオールマイティーがあるのですが、使える回数に限りがあり、使わなければ得点になります。

こうして、縦1列をすべて塗りつぶす、ある色の領域をすべて塗りつぶす、などにより得点が入り、誰かが2色塗りつぶしたら終了です。なかなか面白いと思いますが、今回は勝手がよくわからずに、どんどんオールマイティーを使ってしまったのが自滅への道でした。また、遊びたい。

結果:シミーズ 26、メンマ 23、タロ吉 22、ukin 18、自分 17

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