パンデミックサバイバル2016予選 2016.07.02

7月3・4日はホビージャパンフェスティバルです。例年はブルームーンレジェンドのジャッジをするだけなのですが、今年は3日の「パンデミックサバイバル」の予選に出場しました。




パンデミック Pandemic
PandemicSurvival20160702-1.JPGパンデミックサバイバルは、2人1組になって他のどのチームよりも早く4つの治療薬を発見する(あるいは最後まで生き残る)という協力ゲームで競い合う珍しいトーナメントです。ウィルスが現れる都市カードは共通で、進行役が読み上げます。自分たちの場にはカードはありません。手札になるカードのデッキは共通ではありませんが、全テーブル同じ順番にカードが現れるようにあらかじめ組まれたデッキを使います。つまりエピデミックカードも全テーブル全く同じタイミングで現れるというわけです。2人の役割も決まっており、1人が衛生兵、もう1人が標本管理者です。

自分は秋山さんとペアを組み、このトーナメントに挑みました。自分が衛生兵、秋山さんが標本管理者です。各テーブルには発見した治療薬の数とアウトブレークした回数を示す得点板があります。これで、他のテーブルがどんな感じなのかがわかるのです。もちろんジャッジも多数いて、きちんとルールに則ってプレイされているかが監視されています。

PandemicSurvival20160702-2.JPG最初はバラバラのカードでしたが、秋山さんの的確な指示のお陰もあり、ほとんど無駄な動きもなく効率的に進めていくことができました。自分が受け持った衛生兵は、一気にウィルスを取り除くことができるので、アウトブレークしないならば、できるだけ自分が除去しに行きます。ただこだわりすぎるとアウトブレークをしてしまうのが難しいところです。秋山さんが受け持った標本管理者は、捨て札から今自分がいる位置の都市のカードを回収できるので、この捨て札をうまく使って秋山さんにカードを渡します。結局秋山さんが最初から枚数が多かった青、そして赤を揃え、最後はほぼ同時に青と黄色を自分と秋山さんで揃えました。終わってみたら、なんと最速だったらしく、予選通過です。隣のテーブルも同時だったのですが、アウトブレーク数が自分たちは3回と少ないことからタイブレーク勝ちだったのです。極力アウトブレークをさせないという作戦が功を奏しました。

PandemicPrize20160702.JPG一応3回ほど月の会の後に練習をしていたのですが、まさか勝てるとは思いませんでした。本戦は10月だそうで、楽しみです。翌日、賞品の「パンデミックカードゲーム接触感染」を頂きました。(写真はホビージャパンの許可を得て掲載しています)

結果:予選1回戦 勝利



インジーニアス(頭脳絶好調) Einfach Genial (ホビージャパン新版)
EnifachGenial20160702.JPG昼食後、2回ほどリメイクされた「インジーニアス」を遊びました。他国版にならってタイルは紙製で、タイル立てはなく、ボードのスリットにタイルを差し込むようになっています。なんともチープなのですが、その分値段はぐっと下がりました。スリットの位置の関係上、4人が正方形状に座らないと遊びづらいのですが、スコアボードは昔のスライド式に戻っており使いやすいです。もう、一つ前のバージョンからしばらく経つので、「インジーニアス」を知らないプレイヤーも増えています。リメイクとしては良い出来なのではないでしょうか?




ポーション エクスプロージョン Potion Explosion
PosionExplosion20160702.JPG最後に河上さんとタムラさんと3人で、マーブルを使った「ポーションエクスプロージョン」を遊びました。マーブルがランダムに5列に並んでいます。手番には任意のマーブルを1つ取ります。スライドして落ちてぶつかったマーブルが同色ならば、それらもまとめて獲得できます。このときつながっている同色のマーブルも全て取れるのです。これは連鎖するので、うまくやれば一気に大量のマーブルを得られるのです。例えばAABCCCCBBAと並んでいたら、4つのCのマーブルうち真ん中のどちらかを取れば、すべてのマーブルが取れます。なんかパズル系のビデオゲームみたいですね。

こうして得たマーブルでフラスコを埋めていきます。すべて埋めると得点となり、さらに特殊効果を1回発動できます。結構な頻度でフラスコを獲得できるので、特殊効果は惜しみなく使うのが良いでしょう。



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