甲斐路のあな 2016.03.26

登戸ゲーム会に来ていた武井さんに誘われて、皆んなで石和温泉の「甲斐路のあな」に2日連続で参加しました。横浜駅でたっくんと待ち合わせて、1日に1本しかないという特急「はまかいじ」に乗ります。これが結構旧式で、窓が開くのには驚きました。



バックギャモン Backgammon
(プレイ時間 80分)
Backgammon20160326.JPG最近、たっくんはバックギャモンにはまっているというので、列車の中で遊ぶためにとエポック社ブックゲームシリーズのコンパクト版を持ってきました。マグネットではないので遊ぶのに気を使いますが、まあ遊べます。「何点マッチにしますか?」と聞かれたのであまり考えずに「7点ではどうでしょう?」と提案しました。ダブリングキューブは入ってないのですが、ダブリングのルールを用いました。途中までそれなりに健闘したものの、最後には経験豊富なたっくんに惨敗です。終わった頃にはもう山梨市辺りでした。

結果:たっくん 7、自分 3



ケルトカード Keltis: Das Kartenspiel
(プレイ時間 20分)
KeltisDKS20160326.JPG会場に着くと、既にフォルテさん&ミニフォルテ君、イズナさんは他のみんなとゲームをしていました。まずは主催の武井さんと「ケルトカード」を遊びました。自分は3スート目を集めるタイミングを失って2スートだけになってしまいました。そのうち1つで9枚を超えたものの、願いの石も1つしか取れずに3位どまり。久し振りに遊びましたが、良いゲームですね。

結果:ちょろ 16、ますだ 15、自分 12、武井 10



リトル イタリー Little Italy
(説明 15分 プレイ時間 30分)
LittleItaly20160326.JPGフォルテさんのリクエストで持ち込んだゲームです。5人なので両隣とコマは共用です。うまく次のプレイヤーにパスを送れると良いのですが、なかなかそううまくはいかず、どうしても他のプレイヤーを邪魔するべくマイナス点ばかり決算されます。今回もマイナス7まで決算されて終了。得点チップお金を持っていたのはフォルテさんと自分の2人だけでした。途中で何回か連鎖(連続決算)が起こったので面白かったです。

結果:フォルテ 3、自分 1、イズナ 0、ますだ 0、こうの 0



タイムボム TimeBomb
(プレイ時間 各20−30分)
TimeBomb20160326.JPG昼食後、6人になったところで、「タイムボム」を2回遊びました。正体隠匿のなかでは非常にシンプルなルールで煩わしさがなくて面白いです。初めてのプレイヤーが多かったのですが、この手のゲームに慣れているのか、みんな嘘をつくのがうまかったです。

結果
1戦目:スワット(フォルテ、ますだ、こうの、自分) 勝利、テロリスト(拓人、イズナ) 敗北
2戦目:テロリスト(フォルテ、こうの) 勝利、スワット(拓人、まずだ、イズナ、自分) 敗北



ヘックメック Heckmeck am Bratwurmeck + 追加の虫 Extrawurm
(プレイ時間 35分)
Heckmeck20160326.JPGここで「13諸島の秘宝」というゲームを遊ぼうと思ったのですが、コンポーネントに不備があり急遽「ヘックメック拡張入り」に変更です。序盤から5のダイス6個と虫1個での35が決まったりと派手な展開になりましたが、自分は焦らずに確実に得点を重ねるようにします。黄金ダイスは今回はあまりうまくいかずに1ばかり出ていたようです。この拡張はなかなか好評で、ゲームに深みがあるので4人でダウンタイムが多少あっても飽きずに遊べます。

結果:自分 10、フォルテ 7、いわぶち 4、ちょろ 3



アメン ラー Amun-Re
(プレイ時間 125分)
Amun-Re20160326-1.JPGこの日のメインゲームです。第1ラウンドでDakhla(不毛の土地だがお金12とカードがもらえる)を安く競り落としたので、Dakhlaにピラミッドを集中させてトップを取りに行きました。幸いにも決算で不毛な土地からでも8のお金がもらえるカードが2回も来たりして、なんとか後半に備えることができました。反対側の岸ではフォルテさんがピラミッドのトップを取り、それに神殿4点2つを加えてなんと前半で19点を叩き出します。前半で19点というのはなかなか出ない高得点です。

Amun-Re20160326-2.JPG後半はEdfuを育ててピラミッドのトップを取りましたが、前半で自分が育てて手放したDakhlaが強力なライバルになりました。最終的には持ち金があまりなくなってしまい、手に入れた神殿の価値も2点にしかあげられずに3位どまりでした。勝者は前半の優位性を保ったまま逃げ切ったフォルテさんです。非常に好評で、自分もちょっと久し振りだったので楽しく遊べました。また近いうちにやりたい。

結果:フォルテ(赤) 40、ちょろ(白) 37、自分(黒) 36、usalapbit(緑) 27、いわぶち(青) 21



アヤ 河巡る旅 Aya
(説明 プレイ時間)
Aya20160326-1.JPG自分が頼んでusalapbitさんに持ってきてもらったゲームです。ドミノ倒しをゲームにしたという変わったゲームで、日本でも手に入るようです。時間制限で交互に伏せてあるドミノをめくっておいていきます。ドミノには絵柄が数種類あり、それがボードにマッチしなければなりません。このボードを新たに置かなければならない特殊効果があるドミノもあります。勝手に分岐はできず、ボード上の指示通りに分岐させるか、分岐の指示が描かれたドミノでしか分岐できません。また特殊効果で動物タイルを置かなければならないものがあり、これはドミノの列の上に置きます。

Aya20160326-2.JPG前後半それぞれ10分ですが、非常に神経を使います。ドミノとは言っても木片なので、そこまで安定しません。4、5回は倒れてしまいましたが、なんとか時間内にすべてを置き切りました。ここから点数計算です。まずドミノを倒します。全て倒すのにかかった回数で得点が変わります(もちろん1回がベスト)。そしてボードや動物タイルとドミノの絵柄がマッチしているかで得点が加算されます。満点は50点とのことですがまず達成は不可能に近いです。今回は15点でした。次回は何点取れるでしょうか。

結果:15(usalapbit&自分)



ラスト レター Last Letter
(説明 プレイ時間)
LastLetter20160326.JPG様々なイラストが描かれたカードを使ってしりとりの要領でリアルタイムにカードをプレイしていきます。イラストに関係があればどんな言葉でもオーケーというゆるさなのですが、結構すぐには言葉が出てこないものですね。また、その言葉とイラストはさすがに関係がないのでは、というものもあり、まあみんなでワイワイ騒ぎながら遊べばいいのではないでしょうか。




タントニー Tantony
Tantony20160326.JPG協力ゲームのトリックテイクである「カムレッド」を紹介したかったのですが、ビッド用のカードがないので断念し、代わりに「タントニー」を遊びました。使用したのは去年アンドラで購入したトランプで、各カードにアンドラの写真が使われているものでしたが、フランスに住んでいたusalapbitさんは、写真が気に入ったようです。アンドラはフランス人でもあまり行かない場所みたいですね。

「タントニー」はルールはシンプルですが、かなり独特のプレイ感覚で、皆んなしきりに難しいを連発していました。自分たちはハイカードをうまく集めて30点のトリックを獲得し、そのまま2ディール目も勝利。今回はこれで終わりにしましたが、今度はフルで4ディール戦を遊びたいものです。

結果(2ディール):フォルテ&自分 140、たっくん&usalapbit 52



オーバーアンダー Over/ Under
OverUnder20160326.JPG最後に余った時間でクニツィアのクイズゲーム「オーバーアンダー」です。カードには表に問題、裏には答えが書かれています。答えはすべて人数、年代、長さ、など数値で答えるものです。まず手番プレイヤーがクイズを読みます。答えを見てはいけません。そして手番プレイヤー以外は相談して答えを出します。最後に手番プレイヤーはみんなが出した答えの数値が「アンダー(小さすぎる)」か「オーバー(大きすぎる)」か「スポットオン(ちょうど)」かを決めて言います。これが正しければ得点(カードをもらう)そうでなければ無得点です。スポットオンで正解すると手番がもう1回できます。手番プレイヤー以外が正しい答えに近づけば近づくほど難易度が上がるというのが良い仕組みだと思います。




夜は、usalapbitさんと雑談しながら「ペアネコ」と「ハイパーロボット」を遊びました。
(翌日に続く)

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