横浜戸塚 平日ボードゲーム会 2014.07.18

金曜の平日ゲーム会に参加しました。いつもの部屋よりも大きな部屋で余裕を持って遊べました。「ルドフィール」が遊べたのが一番の収穫です。



コルセア Korsar(ティルシット版)
Korsar20140718.JPGクニツィアの古いカードゲームである「海賊」のフランス版です。カードが大きめで絵柄も結構良い感じです。タイミングよく相手の船を攻撃したり自分の船を守ったりして宝箱を得ていきます。クニツィアにしては珍しく個人攻撃色があり、古さは否めませんが、それでも手番の最初に始めて得点になる所など、のちのタージマハルまで続く流れを彷彿とさせます。これも一種の競りゲームなのかも知れませんね。今回は泥試合に何度か巻き込まれてしまい、最下位でした。思いのほかデッキはすぐ無くなるし、そのときに手札が多くても余り意味がないというのがデザイン的に良いと思います。

結果:レン 29、飲茶 17、シダマ 15、おがわ 14、自分 14



五本のきゅうり Fünf Gurken
(プレイ時間 15分)
FunfGurken20140718.JPG他のテーブルが空くまでの間に5人できゅうりです。4ディールほど遊び、ひとりが脱落した所で終了としました。これの元になったというトランプのゲームが気になっています。今度遊んでみようと思います。

結果:シダマ 0、レン 0、おがわ 0、飲茶 3、自分 3、ナガイ 6



ルドスタイル Ludostyle
(説明 5分 プレイ時間 55分)
Ludostyle20140718.JPGボードゲームそのものを題材にしたゲーム集です。カードにはゲームの特徴が書かれています。「箱の形が正方形」「タイトルに英語が使ってある」「カードの裏面が異なるカードが入っている」「緑のコンポーネントが含まれてない」などさまざまです。そのなかから、今回は「ルドスタイル」と「ルディンゴ」を遊びました。以前自分も所有していたものの遊ぶ相手が見つからずに売ってしまったという経験があります。今回はナフタレンさんが持参した完全にカードを日本語化したものを使って遊びました。

「ルドスタイル」は「ライフスタイル」というゲームを元にしています。まず手番プレイヤーが山札からカードを4枚とって次のプレイヤーに1枚差し出します。次のプレイヤーはそれにあてはまるデザイナー、出版社、ゲーム名、ゲームの特徴、の4つのうちどれか1つを言わなければなりません。その次のプレイヤーは残りの3つのうち、更にその次のプレイヤーは2つのうち、というようにどんどん選択肢が減っていきます。難しいのはこれまでのすべてに当てはまるゲームが実在しなければならないことです。

ランドルフマニアのナフタレンさん、マイナーなゲームでもなんでも知っているキノさん、ノットフォーミーで有名なSdJマニアのシミーズさん、そしてウォーゲームマニアのおがわさんというすごいプレイヤーたちです。「カードの裏面に異なるものがある」という特徴が書かれたカードをキノさんに差し出されて、「アミーゴ」と言ってシミーズさんに渡します。心に思い描いていたものは「ヤヌス」だったのですが、カードゲームが多い「アミーゴ」と言っておくことでシミーズさんの答えを聞いてみたかったというのもあります。何を思ったのかシミーズさんは「クニツィア」と言います。クニツィアと言っておけば良いや、というのがありありとわかる感じです。カードの裏面が違ってアミーゴでクニツィア、そんなゲームあったっけ? と考えを巡らせるとありました! 「珍獣動物園」です。それを悟られないように再び自分の番になったときに特徴だけを言います・・・ といった展開が続くなんともすごいゲームでした。トリビアの一種ですが、ゲーマー同士のコミュニケーションゲームとしては非常に面白いです。

結果:キノ 10、シミーズ 9、自分 9、レン 8、おがわ 7



ルディンゴ Ludingo
(プレイ時間 30分)
Ludingo20140718.JPG「ルディンゴ」は「ビンゴ」を元にしています。7枚の手札をすべて無くすのが目的です。手番プレイヤーはゲーム名を言います。そのゲーム名の特徴を表すカードが手札にあれば、早い者勝ちで出すのです。最初に出したプレイヤーが次の手番プレイヤーとなります。一定時間で誰も出せなければ手番プレイヤーが出せます。つまりゲーム名は自分の手札を表しているということなわけです。

いつでもカードを1枚捨てて2枚補充することができますが、これをやり過ぎるとカードが減りません。ルドスタイルと同じ5人で遊んで、最後はシミーズさんが勝利を決めました。

結果:シミーズ 勝利

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