2人ゲーム会 2014.01.29

よくばりな魔法使い Greedy Wizards
(プレイ時間 10分)
GreedyWizards20140129.JPGキノさん持ち込みのキックスターターとのことです。手札は数値1−9が1枚ずつの9枚、それを3まいずつ3カ所にあるターゲットに置き、数値合計が高いほう(同点なら先手勝ち)がそのターゲットを獲得し、3つのうち2つ以上を取ると1勝で、先に3勝した方が勝ちです。ここまでは「バトルライン/ショッテントッテン」や「ローマ七丘」みたいな感じですが、2つほどこのゲームらしいところがあります。まずカードの出し方は先手から3枚ずつまとめてターゲットの1つに裏向きに置きます。つまり双方3手番ずつしかありません。裏向きなので第1ラウンドなどはまったくの勘です。もうひとつの点は、1勝すると自分の持っている中で最も高数値のカードを数値0のカードと交換しなければならないということです。そしてこのカードは裏からわかってしまうので、以降どこに自分が0を置いたかがばれてしまいます。

ギークなどを見ると、評価が高いのが不思議です。こういう軽いゲームならもっと良いものがたくさんあるし、カードのまとめ方も0と低数値をまとめて3枚にし、あとの6枚を2つにわけで相手を出し抜けるかというやりかたしかないからです。

結果:キノ* 3、自分 2



キャノン Cannon
(プレイ時間 各25分)
Cannon20140129.JPGネスターから購入した「キャノン」です。ゲーム自体は2003年のものらしく、ルールを見て面白そうだと思いました。チェス系統のゲームで目的は相手の町を獲得することです。10x10のボードで自分のコマをボードの左から奇数番目の列に縦に3つずつ(自分の側から2、3、4マス目)に置きます。合計15個ずつで交互に列が置かれることになります。自分の側のマスのどれかに町を置いてスタートです。

コマは動かすときには前方3マスのどれかですが、相手のコマを獲得するときには前方3マスに加えて真横の2マスでも移動して獲得できます。また真後ろや斜め後ろにちょうど2マスだけ下がることもできます。ちゃんとルールに書いていないのですが、おそらくこの場合は2マスとも空きマスでないと駄目なのでしょう。

これだけだと本当にありきたりなのですが、キャノンという特別な配置でのルールがあります。キャノンは3マスに直線状に並んだ自分のコマです。よってゲーム開始時はキャノンを5つずつ持っていることになります。キャノンがあると、その方向で、キャノンから2マス、または3マス先の相手のコマを自分のキャノンを動かすことなく獲得できます(居食いですね)。またキャノン自体をその方向に1歩進めるという動きもできます。

キャノンのルールは良いと思いますが、まだ慣れていないせいかキャノンを組むまでがもったりとした感じで、スピーディーさに欠けると思いました。まあ悪くはないです。

結果
1戦目 自分* 勝利、キノ 敗北
2戦目 自分 勝利、キノ* 敗北



ブルームーン Blue Moon
(プレイ時間 各30−40分)
BlueMoon20140129.JPGブルームーンは9デッキあり、総当たり戦を行うと36通り72戦、同じデッキ同士の戦いも含めると45通り81戦となります。81戦を行うのは気が遠くなる話ですが、色々と面白いデータも取れるかもしれません。まず第1回目の今日は、基本セットに含まれているヴァルカとホークスを行いました。コンソリデートデッキ(単種族デッキ)を使い、デッキが先に出た方を最初の先手としました。同じ時期に2つずつのデッキが出ていますが、ヴァルカ、ホークス、ミミックス、フリット、キンド、テラ、ピラー、アクア、ブカの順序が一般的とされています。先にクリスタルを5つ取った方の勝利です。

炎の数値が高いヴァルカはプレイしやすいのですが、ホークスの方がプレイし甲斐があります。キノさんがヴァルカのときに、キャラクターカードが予想外に固まっていたらしく、かなりプレイに苦労していました。自分に運が向いていたこともあり、4−0でヴァルカに負けていたのですが、最後に逆転勝利です。

結果
1戦目:自分*(ヴァルカ) 8、キノ(ホークス) 0
2戦目:自分(ホークス) 5、キノ*(ヴァルカ) 4



セブンスナイト 7th Night
7thNight20140129.JPGセブンスナイトは中央に並べた7枚のカードのうちより多くのカードを獲得するというゲームです。双方が同じ構成の山札を持ち、手札3枚から選んで自分の側にプレイしていきます。7枚のカードのどこかに白いコマがあり、まずこのコマを出したカードの数値だけ左右どちらかに動かして、そのコマがあるところカードを出すのです。カードの数値は0−5で複数枚ずつ入っています。すべてのカードをプレイしたときに数値合計の大きいプレイヤーが対応する中央のカードを獲得します(タイの場合はどちらのものにもならない)。獲得したカード枚数が同数ならば高い数値を持っていたプレイヤーの勝ちです。

移動する白いコマでカードを出せる場所を縛るというのはなかなか面白いと思ったのですが、実際には手なりでやっていく感じであまり戦略的とは思えませんでした。ルールブックによれば、これがルールAと呼ばれるルールで、他にルールA'とルールBがあり、ルールA'を試してみました。違いは白いコマのところにカードを出してから、白いコマを動かすというところですが、こちらの方が戦略的な感じがします。こちらのルールだけでも良かったのではという気がします。

結果
1戦目(ルールA):自分 3、キノ* 2
2戦目(ルールA'):キノ 2(タイブレーク勝利)、自分* 2

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