横浜ボードゲーム会 2012.08.25

IisenIkimashow20120825.JPG2ヶ月振りとなる「はまげー」です。全体ゲームはカワサキファクトリーの「いい線いきまSHOW」の3問勝負でした。写真は3問目「2011年に世界中で出版されたボード/カードゲームの種類数」です。自分は大目に見て600くらいかなあと思って634(ムサシ)にしたら、何故か他にも634の方がいてびっくり。中間値(このゲームでの「正解」)は888でした。実際はどのくらいなんでしょうかね。

ChineseChessSweets.JPG全体ゲームの商品は有志の方の台湾土産の中国将棋のコマを模したお菓子でした。勝者はいけださんでしたが、彼の好意で全員1つずつお菓子にありつけたようです。一応ボードも付いているので、一度くらいは遊ぶのも一興ですね。そのとき取られたコマから食べていくとしてはどうでしょうか。




ブルームーン Blue Moon
(説明 10分 プレイ時間 各35分)
BlueMoon20120825.JPG今回はブルームーンを何度か遊びました。まずはよしさんと、そしてこのゲーム会の最後にじゅんさんとです。この2回は5点勝負ではなく1ディールのみです。さらにゲーム会終了後にじゅんさんと5点勝負を2回遊びました。合計4回も遊べて満足です。

この日はすべて基本デッキのホアックス対ヴァルカです。

結果
1戦目:よし(ヴァルカ)4、自分(ホアックス)2
2戦目:自分(ホアックス)4、じゅん(ヴァルカ)3



モダンアート Modern Art (中国版)
(プレイ時間 75分)
ModernArt20120825-1.JPG初めてとなるモダンアートの中国語版です。コインやカードが漢字表記で漢字の知識がないと判別も難しく、アメリカでは遊ぶことが出来ませんでした。

このエディションで特筆すべきことは、コンポーネントのケースです。プラスチックでカードとコインのそれぞれの場所にふたが付いてきっちりはまるようになっており、ビニール袋などの必要はありません。これは素晴らしいと思いました。

カードはすべて水墨画風で雰囲気はありますが、どの画家も似たような印象です。一応、動物が多いなどの傾向はあるようです。カードの左上に色がついており、これが画家の種類に対応したインデックスです。ここに漢字で競りの種類のシンボルが書かれており、これも慣れるまでは少々戸惑います。でもスクリーンの裏に、それぞれのシンボルの説明があり、それほど難しくはないです。

問題なのはコインで、1、5、20、50,100の5種類なのですが、1と100、5と50の見分けがつきずらいです。一応色が違うのでこれも慣れてしまえば思ったよりは問題にはならないものの、毎回お金のやり取りには神経を尖らせてしまいました。

ModernArt20120825-2.JPG全員遊んだことがあるというので、ルールを軽くおさらいし、感じのシンボルの確認をして開始です。1ラウンド目から4種類が出るという展開で、同様のことは3、4ラウンド目にも起こりました。つまり1種類は紙くずとなってしまうわけです。紙くずをつかまされないようにうまく立ち回っていたのですが、最終ラウンドでこいちさんが360の収入です。これはまずい! と思いましたが、なんとか勝っていたようです。

結果:自分 526、こいち 484、だいおう 480、ことの 153



ハイパーロボット Rasende Roboter
(プレイ時間 15分)
RasendeRoboter20120825.JPG他のテーブルが終わるまでの繋ぎにハイパーロボットです。主催のこいちさんもこのゲームは好きだそうです。ことのさんが苦手意識があるようでしたが、いくつかチップを取っていました。写真はこのときは14手が最短でしたが、あとからみると8手があります(もっと少ないのもあるかも)。

結果:自分 6、ことの 2



ストラスブール Strasbourg: Die Zeit der Zünfte
(説明 30分 プレイ時間 60分)
Strasbourg20120825.JPGフェルトの競りゲームですが、少々変わっています。ビッドの値と回数をあらかじめ自分のカードの組み合わせで調節しておくのです。

ゲームは5ラウンドを通して行われます。各ラウンドでは競りが7回行われるのですが、その競りに参加する準備をまず行います。各プレイヤーは数値1-6が各4枚計24枚の個人デッキを持っており、ここから1枚ずつ見ながら好きな枚数を手札に持ちます。そしてそれを好きなように好きな数の山にわけて自分の前に伏せておくのです。各競りではパスをするかこの山のどれかを使います。例えば1、2、3、3、6という5枚を手札とし、3と6、1と2と3という2山にすると競りには2回参加できてそれぞれのビッド値は9と6なわけです。カードは使い切りなのでうまくメリハリをつけて配分していかなければなりません。

競りでは既に配分して自分の前に伏せたカードの山をどれか1つビッドするか、パスするかのどちらかです。競りの対象により、上位1-3人までに恩恵があります。恩恵を受けられない場合のみカードを山札の底に戻してあとでもう一度使えます。

競りでできることはボード上にコマを配置すること、そしてチップを得ることです。コマの配置にはお金がかかりますが、お金はチップを売却することによって得られます。ただし、売却も競りで、競りに勝たないと売却できません。

ゲーム終了時に自分のボード上に置いたコマは基本的にはすべて1点です。ただしボーナスとして建物タイルや塔のまわりは高得点になり、これらの建物タイルや塔の場所の選択もやはり競りに勝った人に権利があるのです。

悪くないと思いますが、ボード上のコマの配置は結構地味です。あとゲームの最初に配られるボーナスカードはそれぞれ異なってかなり面倒に思いました。これらは5枚中好きな枚数をキープできます。他のプレイヤーには極秘裏にしておき、達成すると書かれた勝利点が得られ、失敗するとマイナス点となります。「乗車券」の目的カードと同様、いまひとつ好きになれないシステムです。

結果:自分 48、田中 42、ゆうすけ 32、けんすけ 31



この日は主催のこいちさんと一緒に幾つかゲームを遊べたのが良かったです。終了後は、上大岡でじゅんさんとブルームーンを2回ほど遊びました。いやーブルームーンは面白い!!

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