ボードゲームサークル まんまる 2012.07.29

1年振りの参加となる「まんまる」です。通算では5回目の参加となります。なお写真は露出を間違えたために全体的に暗くなってしまいました。どうもすみません。



トレンディー Trendy
(プレイ時間 35分)
Trendy20120729.JPGまずは手始めに手軽なトレンディーです。5人で5ディール勝負としました。今回はリメイクの「ホースフェアカードゲーム」にあるように、得点を発生させると追加で1点としました。このルールがあるとプレイ感覚が多少変わります。途中では5種類が全部場に出ることなどもあり、なかなか波乱に富んだゲームを楽しめました。写真は6か7のどちらを出そうか迷っているところです。

結果:うり 139、客商売 135、自分 120、さくや 111、Miz 109



マスターズ ギャラリー Masters Gallery (グリフォンアジア小箱版)
(プレイ時間 30分)
MastersGallery20120729.JPGうりさんのリクエストで持参しました。「モダンアートカードゲーム」の別バージョンです。トレンディーとモダンアートの中間のようなゲームで、モダンアートでのカードの出し方などを学ぶにも良いゲームだと思います。紫のピークを3ラウンド目に持ってきて大量得点をしたつもりが、4ラウンド目にうりさんが1人だけ紫を大量に出しての大炸裂という素晴らしいプレイでした。

結果:うり 96、自分 95、Miz 86、さくや 79、客商売 77



クイック Quick
(プレイ時間 25分)
Quick20120729.JPG配られたカードを決められた順にスタックするゲームです。カードには、数字、アルファベット、色、炎の大きさ、と4種類の要素があり、最初のラウンドは数字の順に積めば良いのですが、次はアルファベットと数字、その次は色とアルファベットと数字、というようにどんどん難しくなっていきます。

カードは裏向きで配られ、ヨーイドンで一斉にカードを見てスタックにしていきます。このとき片手しか使うことはできず、また一度に1枚しか見ることはできません。ただし一度に2枚以上を移動させることはできます。先着でプレイヤー数マイナス1人までしか得点になりませんが、間違っているプレイヤーがいると最後でも得点をもらえるチャンスがあります。得点すると次から配られるカードが1枚増えることでバランスを取っています。

カードの運もありますが、特に最後の「炎の大きさ」というのが難しかったです。大きさは6段階あるものの、非常に見分けずらくて何度もカードを見てしまいました。また同じ大きさの場合は次の優先要素の「色」になりますが、これも覚えずらくて大変です。

本来は6点先取ですが、今回は5点で終了としました。もっと配るカードを多くして、どの要素でも順になっていればよいという方が面白かったかもしれません。頭はこんがらがるかもしれませんが。

結果:自分 5、うり 4、客商売 4、Miz 3、さくや 3



ミスター ダイアモンド Mister Diamond
MrDiamond20120729.JPG息抜きでミスターダイアモンドを遊びました。カードは使わずに単純に1度取るだけです。これでも十分楽しめます。16個は偽物でボードに固定されている状態です。本物がすべて取られたら終了です。写真には17個のダイアモンドがありますが、どれが本物でしょうか?




ピット Pit
Pit20120729.JPG騒がしい交渉ゲームとして古く1903年からあるゲームです。今までプレイ機会がなく、今回が初めて。主催のHTPさんの呼びかけで8人ほどが参加しました。カードは8種9枚ずつの72枚で、全員に9枚の手札を配ります。スタートの合図と同時に他のプレイヤーとリアルタイムで交換しますが、同種で同枚数同士しか交換ができません。提示する時は種類は言えず「2枚、2枚・・・」「3枚、3枚・・・」などと枚数しか言えないのです。同じ枚数同士で交換しても何が来るかはわかりません。誰かが手札の9枚をすべて同じにしたら終了で、そのプレイヤーだけが得点します。得点は集めたものにより異なります。

3回ほど遊びました。騒がしいのでなかなか遊べないと思いますが、楽しいゲームです。




シルエット探偵 Kofferdetektive
(プレイ時間 30分)
スーツケース型の箱から見える影絵だけで無いものを当てるというハバの子供ゲームです。この影絵がなかなか難しく、大人がやっても面白いと思います。4人で2回ずつ親をやりました。

結果:うり 7、自分 7、さくや 6、Miz 5



さるやま Saruyama
(プレイ時間 20分)
Saruyama20120729.JPG「ペンギンパーティー」の日本版でオインクゲームズから出版されました。ルールは同じでカードが細長い六角形になっています。なお緑のペンギンではなく、黄色の猿が8枚ある色です。箱に斜めにカードが入るのは格好が良いと思いますが、カードが薄いのでプレイ中にカードがお互いに重なってしまい、この形にする楽しさよりも煩雑さが目立ってしまうのが残念です。もう少し厚くしてきっちりと並ぶようにすれば、多少シャッフルしずらくても良いと思うのですが、どうにかならなかったのでしょうか。ただしプレイする場所をあまり取らないのは長所だと思います。

さるやまは2回目。たきざわさんに誘われて4人で4ディール遊びました。

結果:自分 2、たきざわ 3、うり 7、ゆい 8



頭脳絶好調 ダイスゲーム Einfach Genial: Das Würfelspiel
(プレイ時間 25分)
EinfachGenialWurfel20120729.JPGここからは客商売さんとくえぃさんとの3人で幾つか遊びました。まずは他のテーブルの終了に合わせられるようにとダイスゲーム版の頭脳絶好調ですが、終わるタイミングが他と合わずにこの日はこの3人で残りの3ゲームを遊びました。

頭脳絶好調のアイディアをそのまま活かしたダイスゲームで、個人的には「ケルトダイスゲーム」よりもこちらの方が好きです。どこで妥協するか、ワイルドを使うべきかというあたりが悩ましく、また他のプレイヤーの状況も考えなければならず、インターアクションがあるのが良いと思います。コンポーネントはダイス9個とスコアパッドだけなのですが、スコアパッドが無くなる前に代用品を考えたいと思います。

結果:くぇい 7、自分 6、客商売 5



ナインティー ナイン Ninety-Nine
(プレイ時間 6ディール35分)
「トリックテイクはどうですか?」と誘って、草場さんにトランプを借りてナインティーナインを遊びました。好きなトリックテイクの1つで、どんな手でもそれなりに戦えるのが良いところです。本来は9ディール勝負ですが、今回はお試しということで6ディールで終了としました。くぇいさんはブリッジプレイヤーだとのことで、手強かったです。

結果:くぇい 209、自分 178、客商売 57



ホテル サモア Hotel Samoa
(説明 15分 プレイ時間 25分)
HotelSamoa20120729.JPGこの日の最後は客商売さん持参の「ホテルサモア」の日本語版です。12週間(12ラウンド)であらかじめどの週にどの国の客が来るかがわかっています。4カ国(ドイツ、ノルウエイ、イギリス、日本)からの飛行機が到着し、次に同じ国から来るまでホテルに居続けます。6部屋しか無いホテルをうまくマネージメントしていくのです。

毎週カードによって1-2組の客が来ます。これらの客と特殊タイルをビッドするのですが、ビッドタイルには2つの数値が書かれています。ひとつは客1人を泊める値段で、もうひとつは特殊タイルに支払う値段です。客は最も安いビッドをしたホテルに泊まるし、特殊タイルは最も高いビッドをしたプレイヤーに取得権利があります。1つの数値が高ければもう1つも高いので両方狙うのは大変です。ビッドは同時アクションで行い、タイブレークは時計回りと反時計回りというように調節されています。ビッドで使ったカードはもうゲーム中は使えませんので、12ラウンドを通したマネージメントが問われるのです。

特殊タイルは部屋の増設、プールの増設などを始め、特殊能力がいろいろとあり、初プレイでは少々わかりずらいです。また客にも金持ち客、有名人、カップルなど色々なタイプがいます。

全体的には、ちょっと欲張りすぎてルールが多すぎるという印象を持ちました。2種類をビッドするカードも一見面白そうなのですが、両者はほぼ比例している関係なので、このカード構成ならば、うまく調節すれば数字は1つでも良かったのではと思えます。その辺りがどうも洗練されていないように思えるのです。決して悪いゲームではないのですが、少々ありきたりという気もします。

結果:客商売 211、自分 169、くぇい 150



このあとは、いつものデニーズで食べながら、ぢ~ぷさんとバトルライン(特殊カードを抜いたのでショッテントッテンですが)対決をして惨敗。

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