秋葉原水曜日の会 2011.06.22

タナカマさん主催の水曜日の会も今回で300回。平日に気軽に遊べる貴重な場所として、これからも末永く続いていって欲しいです。



バケツ消防士 Bucket Brigade
(プレイ時間 35分)
まるむしさん持ち込みのバケツ消防士。5人での5ディール勝負。このゲームでは最近はカード構成を意識しながら遊んでいます。1は6枚なので最大で3ペア。よって自分が1を3枚持ってしまうとだれも協力してくれないということになりますが、2枚ならばほかに協力者がいるかもしれません。今回は最終の5ラウンド開始時には、ナカタさんが58点で首位。自分は57点と1点差で2位です。5ラウンド目に2人ともプッシュしている色が全く同じ。自分は緑の1のペアと2を1枚持っていたので、ワイルドで緑をゴール直前に持っていき、ナカタさんにゴールさせましたが、なんとナカタさんが持っていたのも全く同じカード。結局ゴールボーナス6点でよけい最後には引き離されてしまいました。

結果:ナカタ 85、自分 78、まるむし 63、りゅーいーそー 56、 河原 53



ストリームス Streams
(プレイ時間 10分)
Streams20110622.JPGまるむしさん持参。6人で軽くストリームスです。なんだかうまく揃わずに惨敗だったのですが、このとき練習したおかげで夜のパーティーでのストリームスはうまくいきました。

結果:ささおやじ 65、ナカタ 35、まるむし 35、おの 35、河原 34、自分 30



花火 Hanabi
(プレイ時間 35分)
Hanabi20110622.JPGアントワーヌ・ボザの「花火と生け花」がカクテルゲームズから再販されて「花火」というタイトルになりました。残念ながら、もう一つのゲーム「生け花」は遊べないのですが、これはコンポーネントが箱にぎりぎり一杯で「生け花」の為のコンポーネントが入る余地がない為だそうです。「花火」は非常に変わった協力ゲームで、今回は自分以外はすべて初めてということもあり、このゲームの不思議さを味わっていただけたらなあと思って出してみました。

始めは情報の伝達が難しく、みんなうんうん唸っていたのですが、自分の手札が出せるカードが多かったらしく、手番にはほとんど花火を打ち上げていくだけ。もうすこしヒントを出す側にも回ってみたかったです。初めてで18点は結構いい方ではないでしょうか?

結果 18点 (自分、ナカタ、ささおやじ、まるむし、河原)



モダンアートカードゲーム Modern Art: The Card Game
(プレイ時間 25分)
ささおやじさんの持ち込み。このゲームは、以前は4ラウンド目がすべてだと思っていた節がありますが、3ラウンド目で大量得点して勝ちきる方法や、2ラウンド目から決算時に追加でカードを足す方法などもあり、なかなか奥が深いです。今回は2枚出せるというカードがあまり来なかったので、流れを読んで保守的に出していき、最後のラウンドで追加して大量得点するという王道でまるむしさんとトップタイ。まだまだ何回も遊びたいゲームですね。

結果:まるむし 74、自分 74、ナカタ 70、河原 66、ささおやじ 50



スタンプス Stamps
(プレイ時間 65分)
Stamps20110622.JPGまるむしさん持ち込みの「スタンプス」です。「モダンアートカードゲーム」のあとにモダンアート日本版とは、結構すごい組み合わせかもしれません。将来は「スタンプス」にも競り無しのバージョンが出るかもしれませんね。

今回は相場が全体的に低かったこともあって、積極的に競り落としていきました。同時に手札に多かった人々の切手をあとで高く売る為に値段を上げるように仕向けていきました。最初の3ラウンドですべて3位以内に入ったところで、ダブルオークションを使って2枚の握り競りとしたのですが、最低でも10000は付くだろうと予想したのに最高ビッドは何とたったの2500。自分は競り落とすつもりがなかったので2000しか握らず。このときに7000くらい握っていれば良かった。競り落としたまるむしさんは最終的にはその2枚を16000で売っていました。これは計算が大幅に狂いました。今度こそ勝てると思ったのに2位どまり。モダンアートはこのスタンプス版ではまだ一度も勝てていません。

結果:ナカタ 497、自分 388、まるむし 385、河原 298、ささおやじ 198



呪われたゼロ Die Verflixte 0
(説明 10分 プレイ時間 10分)
VerflixteZero20110622.JPG2-4人で遊ぶ多人数のシンプルなゲーム。プレイヤーはそれぞれ0-5と書かれた6つのコマを持ち、手番にはそのうち1つを6x6の空いたマスの1つに置くだけです。置くときは数字が見えないように上下逆さまに置くのがポイント。全員が6つのコマを置いたらすべてのコマを表にして勝敗を決めます。

縦横斜めの列で、コマの数値合計が最大のプレイヤーだけがその数値合計分を得点できます。タイフレンドリーなので、合計が同じときは複数のプレイヤーが得点します。ただし列に0のコマが含まれていたら、その列は呪われたことになり無得点です。縦横が6列ずつ、それに斜めは各方向11列ずつで全部で34列もあります。特に斜めは列によって1から6マスと幅があるのが面白い。

草場さんの持ち込み。以前からタイトルだけ聞いていて、遊ぶ機会がなかったゲームです。かなり古いゲームで、ギークによれば1989年製とのこと。もう20年以上前のゲームですね。見た目はアブストラクトなのですが、完全情報ではなく、ブラフの要素や相手の0のコマを推理する要素などがあります。ギークにはこのゲームの作戦に付いて書かれた記事があるので興味がある方は読んでみるといいでしょう。悪くはないのですが、「ストーンヘンジ」やそのリメイクでコマを裏返しにおいていく「メガリス」の方がスマートかなあと思いました。今度は2人で遊んでみたいです。

結果:ひろさん 36、自分 33、ちゃー 26、草場 23



手を挙げろ! Stick'em Up
(プレイ時間 25分)
StickemUp20110622.JPG「手を挙げろ!」は簡単なパーティーゲームで、4種類のカード(ガンマン、保安官、普通の一般人、手を挙げた一般人)で遊びます。全員に1枚ずつ配って残りは山札としてゲームスタート。目的は最後まで生き残ることです。手番には自分の手札を捨てて山札から新たに1枚補充するだけなのですが、手札がガンマンか保安官の場合には、その前にアクションがおこります。

ガンマンは誰かを撃とうとします。相手が手を下げた人(保安官か普通の一般人)なら狙撃成功でそのプレイヤーは脱落となります。手を挙げた一般人なら撃てずにセーフです。ガンマンなら撃ち返したことになり、手番プレイヤーが脱落します。

保安官は誰かを逮捕しようとします。相手がプレイヤーがガンマンなら逮捕成功でそのプレイヤーは脱落となります。一般人なら逮捕できずにセーフです。保安官なら誤認逮捕ということになり、手番プレイヤーが脱落します。

たったこれだけなのですが、パーティーゲームとしてはなかなか楽しいと思います。

今回は大盛況でテーブル1つに8人という状態になってしまったので出してみました。正月に草場さんに教わったゲームです。10回戦遊びましたが、10回目で漸く1勝。長さから考えると誰かが2勝したら勝ちという方が良いかもしれません。

結果:ひろさん 2、たけ 2、ちゃー 1、Ash 1、枇杷 1、草場 1、自分 1、道化師 0



チャオチャオ Ciao Ciao
(プレイ時間 25分)
CiaoCiao20110622.JPG最後はナカタさん持ち込みの「チャオチャオ」です。昔よく遊んだという記憶があり、ただのブラフゲームに見えて、結構「チャオチャオ」を言う(ブラフ宣言をする)タイミングが難しいゲームです。コマが全部死んでしまっては話にならないので、序盤はあまり「チャオチャオ」を言わずに静観。中盤から、ここぞというときに言うようにしていたのですが、つい「チャオチャオ」を言うのが楽しくて結構なコマが死んでしまいました。なぜか必ず「4」という河原さんや「1」というナカタさん。どちらも怪しいのですが、「チャオチャオ」を宣言するときに限って当たっているものです。なんとか3つのコマをゴールに到達させることができて勝利。

結果:自分 3、河原 2、ささおやじ 1、ナカタ 0 (ゴールさせた個数)



このあとは「スパイ51」を教えたり、雑談したりして過ごし、終了後は近くの居酒屋で300回記念パーティーです。ここで「ストリームス」2回の合計得点を争うというイベントが行われ、1回目は33点だったものの、2回目は67点。総計100点で3位となり景品として「カンパニーレ」を主催者のタナカマさんから頂きました。どうもありがとうございました。

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