LOTR 決闘

  さと~さんの持参したロードオブザリングス 決闘をプレイしました。思えばLOTR対決もさと~さんが持ってきてくれたのを遊んだのが初めてなので、さと~さんがLOTR関連ゲームの師匠みたいな感じです。さて決闘ですが、これも対決と同じく二人プレイ専用のゲームです。箱を開けてみるとモリアの坑道の橋をかたどった厚紙製の階段がすでに組まれた状態で入っています。ゲームボードは大変美しく描かれていて、雰囲気が良く出ています。決闘ではこの橋を中心にガンダルフとバルログに両サイド分れて戦います。ガンダルフ側とバルログ側には双方に27枚のカードが渡されます。このカードには左側に防御マーク、右側に攻撃マークが描かれていて、いろんな組み合わせで強弱が付いています。ゲームは合計4ラウンドで行われ、1~3ラウンドは双方が9枚の手札をドローし、その中から好きなカードを相互に出していきます。カードには防御と攻撃が描かれているので相互に出していくことによりダメージが発生していきます。カードを6枚出し切るか、どちらかのダメージがマイナスになるまで戦いを行い、ダメージの差分によって橋の上の自分の駒を何段か上らせることができます。最終的には橋を高く登ったプレーヤーが勝利します。キモになる部分は1-3ラウンドは9枚の手札から6枚までしか使えません。のこりの3枚は横によけておき、最終ラウンド(4ラウンド目)にそれを合わせて手札として使います。プレイしていて判ったのは、双方とも3枚残すカードはカスみたいなのばかりで、4ラウンド目の手札は最弱の状態でノーガードの打合いになりがちだということです。 w さとーさんとの決闘もまさにこのパターンだったのですが、僕が最後にガンダルフの敵の呪文を打ち消すという特殊能力のお陰でなんとかタイに持ち込むことができました。ルール上タイの場合はスタートプレーヤーが負けということで、後味は余りよくないのですが、僕が勝つことができました。 =)

  対決と比べると、決闘はさらに大味にした感じがいなめません。ただし、交互に行われるカードによる戦いのメカニクスがガンダルフvsバルログの死闘をうまく表現していると感じました。僕が個人的に大味だなーと感じるのは特殊カードの部分なので、特殊カードが気にならなければ、それなりに楽しめるゲームではあると思います。

バルログとガンダルフとは思えない駒
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