プエルトリコカードゲーム

   先日Rio Grande社のニュースレターで発表されたプエルトリコのカードゲームですが、どうやらプエルトリコの首都の名前をとって”サン・ファン”になるようです。ソースはspielfrieks@yahoogroups.comのメーリングリストでアレア社Stefan Brueckさんがコメントを寄せています。そして開発の裏話ですが、まず今年の初めにアラン・ムーンのボードゲーマー仲間のコンベンション”Gathering of Friends"にてプエルトリコカードゲームのプロトタイプがなんと二つも持ち込まれました。両方とも元々の作者アンドレアス・ザイファルトではなく別々のデザイナーが作ったものです。一つはリチャード・ボーグとマイク・フィッツジェラルドの共作、もう一つはトム・リーマンとダグラス・フーバーの共作のカードゲームです。その時の写真がBrett & Boardに掲載されています。

写真1 リチャード・ボーグとマイク・フィッツジェラルドのプロトタイプ
写真2 リチャード・ボーグとマイク・フィッツジェラルドのプロトタイプ

写真3 トム・リーマンとダグラス・フーバーのプロトタイプ
写真4 トム・リーマンとダグラス・フーバーのプロトタイプ

   アレア社のStefan Brueckさんはこれらを持ち帰り、アンドレアス・ザイファルトと検討することにしました。この後、二つのプロトタイプにアンドレアス・ザイファルトとStefan Brueckさんが改良を加え、最終的には両案の良いアイディアを生かしつつ全く新しい物になったそうです。

   ちなみにリチャード・ボーグとマイク・フィッツジェラルドは共にアレア社から発売されている”ワイアットアープ”というカードゲームの作者です。そしてトム・リーマンは”マジェラン”の作者です。

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