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  コメント   マクベスさんの評価
  評価   ユーザー評価:7点 プレイ数:18回
投稿者:マクベス | 2009/05/08 21:08 | コメント(0) | トラックバック(0)

2人用カードゲームの隠れた傑作。クニツィアのトレーディングカード風カードゲーム。基本セットと拡張種族7種に拡張セットが2つあり、拡張種族に関しては手に入れておいたほうが楽しめるが、基本セットだけでも十分面白い。

基本は数値比べで相手の出した数値以上の数値が出せないか出したくなければ撤退し、ドラゴンを綱引きのような要領で取り合うゲームです。カードが場に6枚以上出されると、出されたがわだけ撤退時の失点が倍になるルールは秀逸。このため、戦略的に撤退することが大事になっている。
逆に6枚以上の戦いを制そうと思うと、相手に手が入っていてかつそれを上回る手段を用意している必要がある。他にもうまく相手を戦いの場に燻り出す方法が求められ、2ドラゴン戦を制した時の快感はなかなかのもの。

基本デッキは片方はシンプルなパワープレイのヴァルカと、テクニカルなホアックスと楽しませてくれる構成になっている。
ただホアックス側は初心者には扱いにくいことから、最初はバランスを悪く思うかもしれないが、慣れればかなりいい勝負をする。ホアックスは各デッキでもなかなか上位の強さだと思います。
私見だがホアックス対ヴァルカが一番バランスがとれていて面白いと思う。

拡張デッキのバランスについては結構強弱があるように思う。
対となるカードとセットで出せる能力「ペア」が特徴の「ミミックス」や、同じファミリー所属のカードをどんどん追加していける「ギャング」が特徴の「キンド」。
手札破壊能力の芋虫カードがトリッキーな「ピラー」。プレイ制限カードや最強カード「地震誘発」を擁する「テラ」。回収アイコンで何度も同じキャラを使いまわせる嫌らしい「フリット」。除去されないカード能力「保護」が特徴のクセのある「アクア」などがある。
また特殊能力「ブラフ」やキャラクターを貯めて一気に出せる「船」を持つかなり扱いにくい「ブカ」などもあり。全部で9種類のデッキが存在する。
それゆえこれらのデッキの総当り戦的に遊ぶだけでもかなり長く楽しめる。無くても良いがあれば確実に充実したブルームーンを楽しめるので基本セットが気に入れば揃えておくことをお勧めします。

欠点は数多いカードの中でも強いものをある程度把握しておかないと戦略的に戦えないことですね。少なくとも自デッキにとって致命的なものぐらいは覚えて遊ばないと戦略的に楽しめない。何プレイかしないとそこらへんの記憶は難しいので複数回遊ぶことが推奨されます。拡張種族に強弱があると思うので、そこら辺を気にする人もいると思います。
あと5クリスタル争奪戦を遊ばないと単なる引き運のゲームといった印象を覚えるのでほぼこの形式で遊ぶこと前提での評価です。クリスタル争奪戦ならば、負けを軽減することも大切になりより戦略的に遊べます。長引くと1回一時間ぐらいかかるのは残念だけど、この方式で遊ぶことをおすすめします。

他にもテキストが主体のゲームなので例外処理に悩みやすいです。いちおうMTG(マジック・ザ・ギャザリング)みたいにルールはきちんと整備されている部類だけど、MTGほどではないが結構ややこしいです。
あとはカードを引く時にかなりまとめて引けるしデッキも30枚だから狙いのものは引きやすいだけに、結構嫌なカードを引かれていることも多い印象がある。厄介なカードがまだ切られてない場合、どう戦って良いのかわかりにくい。カードの引きはかなり狙いのカードが引けすぎるが故に、最適解の問題もそこそこあろうかと思います。

今となってはそれほど良いゲームだとも思わないけど、一時の思い入れから6点をつけています。

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