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  コメント   UGさんの評価
  評価   ユーザー評価:7点 プレイ数:1回
投稿者:UG | 2008/05/01 11:01 | コメント(0) | トラックバック(0)

最近のゲームとしては、かなりオーソドックスにデザインされた拡大再生産系ゲームに感じました。
「どの時点まで生産力を上げ、どの時点から点数を取りに行くか」という生産ゲームとしての基本がとてもしっかりしています。
そういう意味で、同作者の『サンクトペテルブルグ』に通じるところがあるように思います。

基本的なルールの複雑さや、テキストで説明する必要があるような特殊効果がほとんどなく、似た系統の『大聖堂』などと比較してずいぶん遊びやすい印象でした。
各ラウンドでの行動は「スタートプレイヤーから順に好きな場所へユニット割り当て」→「全員が割り当てたら順に解決」という単純さ、また資源獲得も「割り当てたユニット数分ダイスを振り、出た目に応じて獲得」という分かり易さです。
このように特殊ルールが全くないのは、(若干物足りなさを感じつつも)スッキリしていて個人的には好みです。
実はボードゲーム入門に非常に向いているのではないでしょうか。

欠点としては、サンクトでもあった「序盤に生産力をアップする行動の鉄板度が異様に高い」というところでしょうか。
序盤、スタートプレイヤーで生産力(人/農業/技術)アップに人を回さないのはほぼあり得ないように思えるため、どうも行動が硬直化しがちに思えます。
しかも今作の場合は生産力をアップする行動が「最大人数-1」人しか選択できないため、初ラウンドでラストプレイヤーだとかなり厳しい気がします。
ただ、あくまで初プレイでの印象なので、やり込むと変わってくるかもしれません。

…とは言いつつ、初プレイでは「とにかく生産力を上げる」方針を採ったプレイヤーに対して、序盤から「技術開発→資源獲得→勝利点変換」を効率よく行ったプレイヤーが早々にゲームを終了させて勝利していましたが。

総じてルールが分かり易いため勘所もつかみやすく、プレイ時間は2時間と長いですがそれを感じさせないテンポの良さがありました。
もう何度かプレイしてみたいゲームです。

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