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ユーザー評価：8点 |
プレイ数：1回 |
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| 投稿者：Tak | 2018/09/12 12:23 | コメント(0) | トラックバック(0) |
ワレス自らが拡張を作成した意欲作。
いまさらながらのプレイだが,株式投資ゲームはスチームとはまるで別ゲーム。
スチームと異なる点で大きいところは,
輸送面で他社の鉄道路線は使えない。
建設面では線路を引く資金をあまり考えなくてよい(株のマジョリティ問題と絡むが)。
投資ゲームとしての特徴が,
1 株式価格の変動は,そのラウンドの会社が収益を上げた額の順位でなされる。
2 株式は毎ターン売却可能。
3 しかし,次ターンの会社の手番順が株式売却フェイズの後に決まる。
4 株は毎ラウンド競りで価格を決定し,購入する(実質的には購入順番を競っている)。
といったところ。
他社路線が使えないことから大変陣取りが,重要であり,そのため,会社の行動順が重要となる場面が多い。
しかし,次回の順番は売却タイミングではわからない。
一見運任せではあるが,結局その運要素も株を売ってまた買う(あるいは買わない)という判断ができる以上,
例えば手番順が遅い会社の株を持ち続けて株が下落するというリスクは回避可能である。
もちろんその後,競り挙げられて購入するときの株価が高くなるリスク,他人に市場の株式を買われてしまって株が買えないリスクがある。
すべてひっくるめて較量するゲームで,リスクマネジメントの一環とみるべき。
むしろ,この運要素が実際の会社経営の先行き不透明さを絶妙に表現している。
堅実にプレイするもよし,多くを投資した会社と心中する博打を打つのもよし。
様々な投資判断が可能な傑作だと思います。
8点は暫定。 |
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