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  コメント   Bragiさんの評価
  評価   ユーザー評価:7点 プレイ数:5回
投稿者:Bragi | 2009/08/10 01:47 | コメント(0) | トラックバック(0)

まずパッケージのインパクトが非常に高い。
ものすごくおいしそうに見える。パン屋の一ダースやバナナスプリット
もおいしそうであるが、このゲームにはかなわない。

それで数学的にも非常に面白いゲームである。
素数というのをうまく使って、不公平感や歪みの演出に成功している。
ケーキのピースの数が11であったり、6や12のケーキがないことによって
タイブレークしやすかったり(12は約数が多い。つまり引き分けを
誘導させやすい)。

ケーキを公平に切り分けるのがテーマであるから、これらはなおさら引き立つ。

欠点はある。それはスタートプレーヤーの回数に関する問題だ。
5人なら問題はないが、それ以外の人数であると一部の人が
スターとプレイヤーを2回するハメになる。(5が素数であるが
ゆえに、あまりが出てしまう。)

そこでヴァリアントを考えてみた。

○10のケーキを取り除く。これによって、ケーキは四つになり
2人と4人に関しては、問題は解決される。

○スタートプレイヤーを二回する人は、余ったケーキのタイルを
初めから受け取る。食べてもいいし、残してもいい。

ケーキの数が5という素数であるのが裏目に出てしまった。
逆にいうと素数でなくすれば、これらの問題は解決しやすくなる。
たとえば13のタイルを加えることによって、ケーキを六個にしてしまう
手も有る。これを拡張で出してくれればいい感じになると思っている。なお5人の場合は、13のタイルを取り除く。







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