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ボード ニムト>>コメント 評価コメントリスト

  コメント   鷹村ナクトさんの評価
  評価   ユーザー評価:6点 プレイ数:7回
投稿者:鷹村ナクト | 2005/01/02 23:19 | コメント(0) | トラックバック(0)

ボードニムトはカードゲーム「6・ニムト」を発売10周年を記念してボードゲーム化したものです。プレイヤーは毎回、同時に数字タイルを公開し、それをボードに配置して行きます。この時に自分のタイルが牛糞やウシのマスに置かれてしまうと失点になります。他プレイヤーの公開したタイルによって自分の思惑がズレる事が悩ましく楽しいボードゲームです。ゲーム終了時に最も失点の少ないプレイヤーがゲームに勝利します。

■セットアップ
各プレイヤーはそれぞれ6枚のタイルを獲得します。またボードに4枚のタイルを配置してボード左上の4列の左側に、1枚ずつ配置します。残りのタイルは裏向きにして置きます。ゲーム中は常にボードの4列しか使用しません。1つの列が埋まると直ちに、その最後のタイルは次の列の最初に来ます。

■ゲームスタート☆
各プレイヤーは手元のタイルから1枚を選びそれを裏向きに前に出し、全員がタイルを出したら公開します。まず数字を見比べて、最も少ない数字のタイルから順番にルールに従って配置して行きます☆。

★牛糞のマス
自分がタイルを配置する時に、そのマスに牛糞が描かれていれば、その数字だけ失点を受けます!(ToT)
まさに気分は「ウンコふんじっゃた~!」という感じで、精神的ショックもバカに出来ません(マジで!)。

★ウシのマス
各列の最後にはウシが描かれています。ここに自分のタイルを配置する事になってしまったらもう大変!、大量の失点があなたを襲います。しかしウンコを踏むよりかは精神的ショックが少ないので悩ましいジレンマがあります(おいおい)

■おめでとう10周年!さすが記念のボード版
その他にも様々なギミックがあります☆

★2枚のマス
ボード右上にタイルが2枚描かれているマスがある列があります。この列が使用されタイルが2枚描かれているマスが見えている間は、全プレイヤーはタイルを2枚出して公開します。これは「6・ニムト」を少ない人数で遊ぶ時に「手札を16枚にして毎回2枚出し」など、ファン達が考え出したルールの採用です♪。

★笑うウシのマス
ボード右下には笑うウシの描かれているマスがあります。この列が使用され笑うウシが見えている間は、プレイヤーは獲得する失点が何とプラス点に変るのです!。「6・ニムト」ではよく皆さんの中にも「これってウシを集めるゲームだよね~」なんてセリフを言う人が居ませんでしたか?(笑)。

★ウシの目マス
外周の得点マスにもギミックが仕掛けられています!。それがウシの目マスです。最下位のプレイヤーの得点駒がこのマスを通過すると、次は最も失点の少ないプレイヤーから順にタイルを公開して出す事になります。これは「6・ニムト」の兄弟ゲーム「テイク・5」からの応用です。ただ持っているタイルによっては、どうしようも無い場合が多々あります(爆)

そう言えばこのボードの外周に得点マスをクルッと作るというのは、このゲームのデザイナーのクラマーが発明したそうで、このボード外周の得点マスを「クラマーなんちゃら」と呼ぶそうです(正式名称求む!)。

■ゲームエンド
数字タイルのストックが無くなるか、誰かが60失点以上になったらゲームは終了します。この時点で最も失点の少ないプレイヤーはゲームに勝利します。そして何と!最も失点の多いプレイヤーは敗者となります。わざわざ敗者まで書いてあるのがまた素敵ですね☆(爆)

■ボードニムトはカードゲームの傑作「6・ニムト」をボードを使用し、様々なルールを取り入れる事でより楽しさを増したボードゲームです。システムの切れ味は「6・ニムト」をそのままに、パーティーゲームのように楽しさ盛り沢山の感じで、ハロウィンやクリスマスなどに家族皆で楽しめるゲームに仕上がっています。

また上では書きませんでしたが、特に素晴らしいのが「テイク・5」の数字がループするシステムを採用した点と、数字タイル補充のルールです。数字のループは意外性を一気に高める要素で、予想外のアクシデントでゲームが非常に盛り上がります☆。もう1つのタイル補充では、「1失点で1枚(最大3)買う」「ウシのマスに配置してしまったら1~2枚貰える」「タイルが全て無くなったら6枚補充出来る」というルールが非常にシビレますね(^o^)。

欠点は補充ルールの「1失点で1枚(最大3)買う」で先に宣言した順というルールがある所でしょう。同時の場合は失点順と書かれていますが、どこまでが同時か?という事もありゲームが繁雑になってしまう場合が多々あります。特にゲーム開始時にいきなり3枚購入するという戦法もあるので、こうなると失点順もありません。

カードゲーム「6・ニムト」はボードゲームになって大成功をしたと言って良いでしょう(^o^)/ブラボ~☆☆☆☆☆。

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