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  コメント   PHYさんの評価
  評価   ユーザー評価:9点 プレイ数:31回
投稿者:PHY | 2006/06/18 01:14 | コメント(0) | トラックバック(0)

もはや名作と言って差し支えないと思います。
米ソの冷戦を扱った、CDS(カードドリブンシステム)の作品です。

カテゴリとしてはウォーゲームに分類されてはいるものの、実際に
は『戦争』のイメージはあまりなく、むしろ各国への影響力を競う
陣取りゲーム、と捉えた方がしっくり来ます。
要は、イベントの込み入った2人用エルグランデ、と考えると判り
やすいかと思います。

ただ単に、そのイベント数が100以上、対象エリアが80以上、とい
うだけです。


数あるCDS作品の中でも特徴的なのは、『敵国のイベントは強制発
動する』という点です。
つまり、自分に都合の悪いイベントが自動的に発動してしまうた
め、否が応にもカードの取扱いに戦略が求められます。

これが、異常なほどの緊張感を生み出しています。


無論、これだけのボリュームの作品なのでそれなりにプレイ時間は
掛かります。
また、カードテキストは英語のため、その日本語化や読解力も必要
になります。
加えて、不条理なカードイベントやダイス解決の豪快さなど、中に
はウォーゲームならではの味付けに拒絶反応を起こす方もおられる
でしょう。

それでも、それらを差し引いて余りあるほどの魅力を持っており、
没頭するに充分な密度と中毒性を誇る作品であることは間違いあり
ません。
明らかにソ連側有利にできているバランスにも賛否両論ありそうで
すが、『不利なアメリカでいかに勝つか』が非常に熱いと感じるの
は、決して私だけではないはずです。

重めの戦略ゲームを好む方には、是非一度試してみて欲しい作品で
す。

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