ボードゲームデータベース

更新情報
検索
リスト別表示
データ登録
ユーザー情報
統計情報
ヘルプ
ログイン

RSS フィード

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
データベース・コメント
ダチョウサーカス>>コメント 評価コメントリスト

  コメント   マクベスさんの評価
  評価   ユーザー評価:6点 プレイ数:7回
投稿者:マクベス大佐 | 2011/06/16 01:45 | コメント(0) | トラックバック(0)

カワサキファクトリーのゲームマーケット2011春の新作カードゲーム。あの有名芸能人の芸の披露を巡る押し付け合いをテーマにしたカードゲームであり、よく雰囲気が出ていると思います。

6色あるカードを集め過ぎないように集めることが大事。カードの取得方法は、競りのような要領で取得していく。
場札をみて獲得(俺がやるよ)か辞退(どうぞ、どうぞ)のどちらかを表明する。上手い具合に押し付けることを狙うもよし、時に能動的に獲得しにいくも大事ですね。
「どうぞどうぞ」を早く表明すると、失点の対象となるチキンチップを受け取ることになり、どこでカードを獲得するのかが悩みどころですね。

3人プレイの感想ですが、どうしても場札が2~3枚で降りることは少ない。それゆえチキンチップのマネージメントはそれほどシヴィアではない。
チキンチップのシステムは活きているかといわれれば難しく、1枚で-2点のチキンチップを取るより、1枚-1点のカードを取ったほうが良いようであり、チキンチップが上手く機能しているかは少々疑わしいところがある。少なくとも3人ではチキンチップの存在は緩いです。何か間違っているのだろうか。
4人ならカードをとれることが少なくなるのでチキンチップの概念が面白く作用していると思います。でも3人でもカード取得が自由でないがゆえのもどかしさは十分に味わえる。

一言で言うとテーマが第一ですね。相手を二階に上げてハシゴを外すようなこのゲーム性は、毒のある笑いを誘うものがある。そこらへんはテーマを十二分に活かしているのではないかと思います。
時折、チキンチップを巡ってカードを取得するしかない場面があるのは残念なところだけど、なんだかんだでこのテーマのおかげで結構楽しめてしまいます。テーマでかなり得をしているゲームだと思いますね。

カードのイラストはわりと可愛くて同情を誘うようなところがあり、一般受けは良いのではないかと思います。
『アールエコ』に比べれば2番手感が否めない。『アールエコ』が気に入れば持っておいても損ではないだろうと思います。

  トラックバック   この投稿へのトラックバックURL ヘルプ
16627


 


ヘルプ メール サイトマップ サイトポリシー

Copyright (C) 2002 - 2024 Ro Sato.
All rights excluding games and database materials are reserved.