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ロンドン>>コメント 評価コメントリスト

  コメント   ビートさんの評価
  評価   ユーザー評価:6点 プレイ数:1回
投稿者:ビート | 2010/12/30 23:46 | コメント(0) | トラックバック(0)

マーティン・ウォーレスのゲームとしてはそうとうシンプルにデザインされている。
特殊ルールはいくつかのカードにあるくらいで、ほとんどのカードはアイコンだけで識別・把握ができる。

テーマはロンドンの大火後の復興で街を発展させるというもの。
いろいろな建物を自分のエリアに建てていく。その建物を消費して(原則として裏向きにして使用済となり、もとには戻らない)、資金や勝利点に変えていくのだが、どうもこの部分は私の感覚にはなじみづらかった。
ドイツゲームでは割とよくある(気がする)、「自分の街に建物を建て、その効果を発動して徐々にやれることが増えて広がっていく」感覚とは違うゲーム感だった。自分が建てた建物はめまぐるしく消費され、同じ場所に別の建物が建ち…とゲームは展開する。どうにも自分がロンドンの街を復興させている感覚になりづらかった。

貧民のカードの扱いや、住民の不満のたまり方、借金をある程度前提としたゲーム展開は工夫されていて、ウォーレスのゲームらしさがある。そして、建物効果を発動する際はコンボ的な作戦を取れるあたりはウォーレスの今までのゲームではあまり見なかった基軸だと思う。
しかし、ゲームを全体としてみると、駆け引きのポイントがシンプルな、たとえばサンクトペテルブルクのようなゲーム以上の魅力があるとは感じなかった。

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