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  コメント   マクベスさんの評価
  評価   ユーザー評価:6点 プレイ数:6回
投稿者:マクベス大佐 | 2010/07/18 01:38 | コメント(0) | トラックバック(0)

アナログゲームで表現するのが難しいレースというテーマを扱い、高い再現性を出すのに成功し、かつ分かりやすいルールに程よい制約の量で楽しめる作品というだけで評価するに値すると思うタイトル。走行妨害が楽しいので、マリオカートが好きなればプレイして欲しいですね。

走行妨害を上手にする必要があり基本的には人の前を走りたい。でもずっと前を走るのはカード構成的にも厳しければ、制約的にも厳しい。足を溜めるタイミングを伺うだけでも面白い。
皇帝への挨拶は雰囲気と戦略性の両方を出すのに成功した面白い制約だと思います。雰囲気重視、システム重視のどちらのうるさ方も納得していただける面白い要素だと思います。

最高にこのゲームを引き締まったものにしている要素は6のカードの制限だろう、先頭を走るものは6を使えないため、カードの数値を全て合わせて、ぎりぎりの移動力になっているため4枚の6カードをどこかで切る必要があり、1位を独走することができなくなっており、面白いルールだと思います。
他にも先述のぎりぎりの移動力のため、進路妨害され遠回りばかりさせられると完走すら出来ないという難易度の設定が渋く非常に面白い。逆に言えばリスク承知で抜かすという選択肢も重要なので、つくづく悩ましいゲームになっているなと関心させられる。

でも引き運から最適解を取るしかないという印象は強い。3枚しかない手札なので選択肢はあってないようなものという風に思う。単にツイた人が勝つという印象も拭えない。まぁ短時間で収束するのでそれほど気にはならないが、もう少し運対スキルのバランスがよくても良かったのではないかと思う。

総合的な評価は悪くはないんだけど良くもないゲーム。まぁたまに出てくる分には問題ないんじゃないかな。短時間に繰り返し遊びたいゲームではない。

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