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ブラフ>>コメント 評価コメントリスト

  コメント   シミーズさんの評価
  評価   ユーザー評価:10点 プレイ数:99回
投稿者:シミーズ | 2010/07/01 17:26 | コメント(0) | トラックバック(0)

確率論を用いた競りゲーム。
ダイスゲームに分類されるが、あまりダイスゲームだという感じで
はない。

私や友人がゲームサークルに行くようになる以前、
仲間内でよくやっていたゲームのひとつだが、
「ブラフ」というタイトル通りブラフビッドが多発して、
これは心理戦のゲームだね、ということで落ち着いていた。
このとき「振りなおし」は邪道だ、という風潮があった。

そしてサークルに行くようになり、
毎週通った高田馬場にあるなんとかというサークルで
ライアーズダイス大会があった。
腕には自信があったので先の仲間たちと出場したところ、
これはもう世界が違った。正直ビックリした。

というのも参加プレイヤーのほぼ全員が
確率論からほとんどずれないビッドを続けており、
細かいブラフビッドはあるものの、大きなブラフはないのだ。
危なくなると「振りなおし」で回避。
長考(というほどでもないが)も結構ある。
私や仲間たちは面喰って、しかしいつもの通り
大きくブラフビッドを入れたりしたのだが、全然勝てなかった。

この状況はたぶん麻雀などにみられるものと一緒で、
参加者の大半が同じようなプレイ志向をもっていると、
そうでないプレイヤーは勝てない、というそれである。
どんなに麻雀がうまくても雀鬼会のメンツとやったら
勝てないのと一緒だ・・違うか。

とまれ、これで何が面白いんだ、と思った。
しかしこういった人たちと何度かやるうちに
この細かいビッドにエレガントさを感じるようになった。
そして大きなブラフビッドは雑だ、と感じるようになった。

こうして私はこのゲームの見方をあらためるようになる。
正確にいえば二面性があるということがわかった。
ひとつはパーティーゲームの側面としてのブラフ/ライアーズダイ
ス。
もうひとつは競技性の高いライアーズダイス/ブラフ、である。

心理戦の楽しさがあるパーティーゲームとしても面白いが、
胃がいたくなるほどの確率論との戦いもオススメである。
これはどれだけ下家にチャンレジされず、「仕方ないなあ」ビッド
をさせるか、確率論の正しさでもってアピールするゲームである。
ある種の競りゲームだといえる。

最近は高田馬場のなんとか村に行っていないので状況がわからない
が、おそらくまだ達人がウヨウヨいるのだと思う。
また、名古屋や新宿の人たちもうまいと聞いたことがあるが、こち
らについての真偽はわからない。
いずれにせよ、意外とこのゲームの達人は日本に多そうだ。

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