ゲームカフェぶんぶん 2019.02.07

アズール シントラのステンドグラス Azul: Stained Glass of Sintra
(説明 10分 プレイ時間 60分)
AzulStainedGlassOfSintra20190207.JPG「シントラのステンドグラス」は去年のエッセンの新作で、話題作「アズール」の続編にあたります。シントラはポルトガルのリスボン近郊の町でロカ岬があるところです。2015年に訪ねているのですが(旅行記はここ)、ステンドグラスについては全く覚えていません。

今回が初プレイ。ようやく遊ぶことができました。基本的な流れはアズールと同じです。各プレイヤーは縦長の5X1のステンドグラスボードを8枚並べてボードを作ります。それぞれのボードは1-2色の色の組み合わせになっています。そして自分のマーカーを一番左の縦長ボードの上側に置きます。アズールのようにタイルをとったら、それをどれか一つの縦長ボードを選んで、そのうえにすべて置かなければなりません。ただし選べる縦長ボードは、現在マーカーがいるボードか、それよりも右側のみです。そして選んだボードの上側にマーカーを移動させます。手番にタイルを取らずにパスをすると、マーカーが一番左に戻ります。

縦長ボードが埋まると得点を得ます。あらかじめ書かれている得点に加えて、より右側の完成した縦長ボードの分の得点、そしてボーナスと同色のタイル1枚につき1点です。つまり、右側の縦長ボードから完成させた方が得点が高いのですが、マーカーのルール上、左側から完成させるようにできているのが面白いです。またボーナスが非常に高得点なので、常にこれを意識して完成時期を決めて行った方が良いでしょう。完成すると縦長ボードを裏向きにして別のタイルの組み合わせで続けます。こうして6ラウンドが終わるとゲーム終了です。 マーカーのルールがジレンマを生み出していますが、マーカーを左に戻すというパスのアクションによりニムとしては先が読めない緩いものになっています。パスの可能性を考慮に入れてタイルを取っていけば良いのかもしれないし、この辺りは何度か遊ぶと慣れるかもしれません。

結果:自分 94、一味 74、シミーズ 55



ポルトベロー マーケット Portobello Market
(説明 20分 プレイ時間 40分)
PortobelloMarket20190207.JPGかなり昔のゲームです。シミーズさんによれば、出た当時はボードゲームギークですごく話題になり、その後一気に熱が冷めたように思われるというゲームです。ボードは道沿いにマーケットを置くスペースがあり、道が交わる交差点にはミープルを置いていきます。プレイヤーは交差点のどちらかからしかマーケットを置けず、マーケットが別の交差点に達して、交差点と交差点のあいだがマーケットで埋まると決算です。マーケットはボード上にあらかじめ書かれた点数とその道の両端に置かれたミープルの色の組み合わせで得点が決まります。ピンク色は市民で灰色はサクラだそうです。これがややこしい。

手番には共通の黒いコマがあるブロックの周りにマーケットを置きます。置く前に黒いコマを隣接するブロックへと動かせます。そのとき、ブロックの間にあるマーケットの自分の勢力によって、相手プレイヤーに勝利点を支払わなければならないこともあります。黒いコマは、望むならば何ブロックでも動かせますが、通常はかなりのコストがかかることになります。さらに、手番を使って、あるブロックの周りの自分のコマに対してボーナス点を得るとか、いくつかルールがあります。

ミープルを袋から引くくらいしかランダム要素がないのですが、展開が淡々としていて掴みどころがありません。なんだか中途半端な印象を受けます。

結果:シミーズ 163、一味 152、自分 142



バスルートをつくろう Let's Make a Bus Route
(プレイ時間 25分)
LetsMakeABusRoute20190207.JPG今回は、目的カードを達成することを第一に路線を引いてみました。この目的達成がかなり難しく、路線変更(直行か右左折の変更)や渋滞のペナルテイーを受けすぎてしまいました。さらに観光客をおろそかにしすぎて、一番低い高齢者ポイントばかり稼いでしまいます。そんなわけで最下位の16点でした。運の要素が高いですが、楽しいゲームだとまずまず好評でした。

結果:一味 46、シミーズ 41、自分 16

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